グループワークにおすすめのゲーム20選!室内・屋外・オンラインそれぞれ紹介
グループワークは、求職者や社員の能力を評価、向上するのに有効な手法です。新卒採用やインターン、社内研修などのシーンでよく用いられています。「グループワークをもっと楽しく盛り上げたい」「参加者のモチベーションを高めたい」。そんな人事・教育担当者の方におすすめなのが、ゲーム形式のグループワークです。この記事では、グループワークにおすすめのゲーム20選と、実施する際に注意すべきポイントを併せて紹介します。効果的にゲームを取り入れて、グループワークをより実りあるものにしましょう。
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目次
グループワークでゲームを実施するメリット
グループワークを実施することで、以下のようなメリットがあります。
1.自然にコミュニケーションを取れる
多くのゲームは、複数人で協力して、共通のゴールを目指す設計になっています。ゲームをクリアするためには、チームメンバーとゴール達成に向けて戦略を立て、それぞれの適正に合わせた役割分担をしながら進めていくことが不可欠です。
メンバーが一丸となり、一つの目標に向かって協力することで、自然とコミュニケーションが生まれます。カジュアルなやりとりを通して、お互いのことをより深く理解できるでしょう。
2.チームビルディングに役立つ
チームビルディングとは、メンバー各自のスキルや経験を最大限に活かして、チーム全体で目標を達成するための取り組みです。チームとして成果を挙げるには、メンバー同士の良好な協働関係を築く必要があります。
この協働関係の構築に役立つのがゲームです。ゲームは、仲間意識やコミュニケーション、リーダーシップスキルを育む絶好の機会となります。また、ゲームを通じて職場で実際に起こりうる状況を疑似体験できます。ゲームを通じて経験した、チーム内の役割分担や目標の共有はビジネスでも活かせるでしょう。
3.ワークエンゲージメントを高められる
ゲームを取り入れたグループワークは、ワークエンゲージメントの向上にも役立ちます。ワークエンゲージメントとは、従業員の仕事に対するポジティブで充実した心理状態を指す言葉です。一人ひとりのワークエンゲージメントを高めることによって、社内全体が活性化し、生産性の向上につながります。
ゲームは楽しみながら意欲的に取り組めるため、参加者同士の会話が自然と弾み、良好な人間関係を築きやすくなります。組織の一体感が生まれ、ワークエンゲージメントの向上が期待できます。
室内でのグループワーク向けゲーム9選
室内で実践できるグループワーク向けのゲームを紹介します。
1.謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、参加者自身が物語の主人公となって、制限時間内で与えられた謎を解き、物語のクリアを目指すゲームです。決められた空間の中、チームで協力して謎を解いていく過程で、自然な形でコミュニケーションが活性化し、チームビルディング力の強化につながります。
- 所要時間:5時間~2時間
- 参加人数:10名〜
- 費用:基本料金30名30万円~
2.マーダーミステリー研修
マーダーミステリーとは、殺人事件などを題材にした体験型の推理ゲームです。参加者は物語の登場人物になりきり、事件の犯人や真相を推理します。限られた時間のなかで、他のメンバーと協力して犯人を探したり、あるいは犯人であることがばれないように駆け引きしたりするため、主体的な行動力、深い思考力、チームとの連携、交渉力などが養われます。
- 所要時間:2時間〜4時間
- 参加人数:20名〜
- 費用:基本料金20名36万円~
3. 働き方改革ゲーム
働き方改革ゲームは、これからの働き方をシミュレーションするゲームです。参加者は6人〜12人のチームに分かれて会社経営に取り組み、自分たちが思い描く「良い会社づくり」を進めていきます。ゲームを通して、働き方改革の本質を知り、自身のビジョンと会社のビジョンをすり合わせるための対話の重要性を学ぶことが可能です。社員のエンゲージメント向上にもつながります。
- 所要時間:3時間〜
- 参加人数:6名〜72名
- 費用:20万円〜
参照:ビジネスゲーム「働き方改革ゲーム」|株式会社プロジェクトデザイン
4.ワークスタイルトランプ
働き方に関するキーワードが書かれたトランプを通じて、自分が理想とする働き方を可視化するゲームです。参加者は52枚のカードから、最も重要だと思う10枚を選びます。選んだカードによって、本人が普段意識していない潜在的な願望を引き出し、会社の価値観とのマッチングを行うことが可能です。メンバー同士がお互いの価値観を知る機会にもなり、他者から気づきを得られます。
- 所要時間:30分〜1時間
- 参加人数:1名〜
- 用意するもの:ワークスタイルトランプ(1セット40,000円)
参照:「働き方」を考えるキャリア支援トランプ「ワークスタイルトランプ」|株式会社ハートクリエイト
5. ペーパータワー
A4用紙を使って制限時間内にできるだけ高いタワーをつくり、競い合うゲームです。できるだけ高いタワーを完成させたチームの勝利です。至って簡単なルールですが、ゲームに勝つためには工夫を凝らしたアイデアや他人の意見に耳を傾ける柔軟性が必要です。チームで話し合うことで、コミュニケーション能力やチームワークを養うことができます。
- 所要時間:20分
- 参加人数:4〜5名
- 用意するもの:A4用紙、メジャー(測定用)
6.バースデーライン
バースデーラインとは、制限時間内に誕生日の早い人から順番に1列に並ぶゲームです。ただし、会話や筆談はできません。ジェスチャーのみで意思疎通をします。ゲームを通じて、ノンバーバル(非言語)コミュニケーションの重要性を認識し、普段の意思疎通をスムーズにします。
- 所要時間:10分程度
- 参加人数:1チーム5〜30名
- 用意するもの:特になし
7.レゴ®シリアスプレイ®
知育玩具として世界中で愛されている、レゴ®ブロックを用いたゲームです。提示された「お題」をもとに、レゴ®ブロックで作品をつくっていきます。作り手の抽象的な思考が可視化され、お互いの価値観やアイデアを知ることができます。新しいものの見方や気づきを与えてくれるでしょう。
- 所要時間:1チーム4~6名
- 参加人数:30分〜2時間
- 用意するもの:レゴ®ブロック
8.共通点探しゲーム
共通点探しゲームは、2人で1組になり、対話を通して、相手との共通点を見つけ出すゲームです。より多くの共通点を見つけ出せたチームの勝利。共通点が見つかることで自ずと親近感がわき、メンバー間の相互理解が深まります。チームビルディングに有効なゲームです。
- 所要時間:30分
- 参加人数:1チーム2名
- 用意するもの:特になし
9.SDGsビジネスゲーム ワールドリーダーズ
企業経営の疑似体験を通じて、SDGsをリアルに体験できるビジネスゲームです。各チームは企業として戦略立案や交渉を行い、労働力や資本を使って利益を競い合います。ただし、自社の利益を追求するだけでは、次第に企業価値を向上させることが難しくなります。長期的な利益を生み出すには、環境や社会などさまざまな要素を考慮しなければなりません。SDGsにおける企業の役割をはじめ、戦略思考や情報共有、駆け引き、チームビルディングなどを学べます。
- 所要時間:5〜3時間
- 参加人数:10〜100名
- 費用:基本料金30名45万円~
参照:SDGsビジネスゲーム ワールドリーダーズ|IKUSA.JP
屋外でのグループワーク向けゲーム4選
屋外で実施できるグループワーク向けゲームを紹介します。
10.チャンバラ合戦–戦IKUSA-
株式会社IKUSAが提供するチャンバラ合戦–戦IKUSAは「合戦」をテーマにしたゲームです。利き腕に柔らかいスポンジ製の「刀」を持ち、もう一方の腕に「命」となるボールを装着して、大人数で戦います。ボールが落ちたら負けという簡単なルールなので、運動能力や性別、年齢を問わず、誰でも楽しめます。勝負を決めるのは戦略とチームワークです。仕事とは異なる環境下で、同僚や上司との絆を深める絶好の機会となるでしょう。屋外だけでなく、体育館でも開催できます。
- 所要時間:1〜2時間
- 参加人数:30人~1,000人以上まで
- 費用:基本料金35万円~
11.サバ研
サバ研とは、サバイバルゲームを通して、勝利を収めるための意思決定プロセスを理論化した「OODA LOOP」というフレームワークを体感できる研修プログラムです。実践さながらにエアガンを使い、敵と味方に分かれてチーム戦を繰り広げます。本格的なエアガンだけでなく、当たっても痛くないレーザー銃を選ぶことも可能です。戦闘で勝つために、常に素早い判断と意思決定が求められるので、迅速かつ柔軟な意思決定スキル、リーダーシップを高められるでしょう。
- 所要時間:3時間〜7時間
- 参加人数:12名〜
- 費用:基本料金12名30万円~
参照:サバ研|IKUSA.JP
12.目的地移動ゲーム
目的地移動ゲームは、決められた制約のなかで、目的地を目指して移動するゲームです。3人1組でチームを組み、「目隠しをする役」「声を出さずに目隠しをしている人をサポートする役」「2人に手を貸せないが、声を出して指示を出してサポートする役」に分かれます。目隠しをした人は仲間を信頼する力、サポート役の2人は的確な指示を出す力やリーダーシップが養われます。
- 所要時間:1時間程度
- 参加人数:1チーム3名
- 用意するもの:目隠し
13.戦国宝探しゲーム
宝の地図を手がかりに、隠された宝物を探す体験型地域回遊ゲームです。5~6人のチームに分かれて、宝を見つけるまでの時間を競い合います。宝を見つけ出すために、チームで作戦を立てて実行し、知恵を絞らなければなりません。仲間と協力して取り組むことで、チームの団結力やコミュニケーション力の向上が期待できます。
- 所要時間:1時間〜
- 参加人数:1チーム5〜6名
- 費用:基本料金200万円~
オンラインでのグループワーク向けゲーム7選
オンラインでできるグループワーク向けゲームを紹介します。
14.リモ謎
オンラインで開催できる謎解き脱出ゲームです。ビデオチャット機能を使い、チームで協力をしながらストーリーに沿った謎を解き、閉ざされた空間からの脱出を目指します。メンバー同士の協力が必要不可欠となる場面が多く、チームビルディングを実感できるでしょう。リモートワークによって社員間の交流が減ってしまった企業の社内交流を含む研修などにおすすめです。
- 所要時間:1時間〜5時間
- 参加人数:30名〜
- 費用:基本料金30名30万円~
参照:リモ謎|IKUSA.JP
15.リモBako
リモ謎とオンライン会場に関するプラットフォーム「reBako」がコラボした、謎解き探索型のパーティーゲームです。バーチャル空間の会場内を探索して、集めてきた情報をもとに謎を解いていきます。オンライン会場をアバターが自由に歩き回ることができ、リアルな体験が可能です。チーム一丸となって協力し合わないと解けない謎が多いので、チームワークが生まれ、コミュニケーションの活性化も期待できます。
- 所要時間:5時間~2時間
- 参加人数:10〜200名
- 費用:基本料金30名40万円~
16.合意形成研修コンセンサスゲームONLINE
物語を通して、複数人で合意形成をする過程と要点を実践的に学べるゲームです。自分と他人の価値観の違いを知ることで、相互理解が深まり、信頼関係が構築されていきます。楽しく学びながら、結論を導くための論理的な思考が身につき、情報の整理力を高めることができます。オンラインだけではなく、会場に集まっての実施も可能です。
- 所要時間:1時間~5時間
- 参加人数:10〜200名
- 費用:基本料金30万円~
参照: 合意形成研修コンセンサスゲームONLINE|IKUSA.JP
17.リモ探
与えられた情報を整理・共有して、全員の力で真実に辿り着くことを目的としたオンラインチームビルディングゲームです。参加者は与えられた情報をもとに推理したり、探索したりしながらミッションクリアを目指します。アメリカの社会心理学者が提唱した「ジグソー法」をもとに開発されたもので、主体性やコミュニケーション力、問題発見力などを培うことができます。
- 所要時間:1時間~5時間
- 参加人数:30~200名
- 費用:基本料金30万円~
参照:リモ探|IKUSA.JP
18.ある惑星からのSOS
SDGsと謎解きを掛け合わせたゲームです。参加者は「ある惑星」を救うために、環境や社会に関するさまざまな問題を解決しなくてはなりません。その惑星の現状を知るために、ストーリーに沿ってチームで謎解きにチャレンジする必要があります。謎を解きながら今世界で起こっている問題を知り、チームで解決策を考えることで、自然とSDGsについて学ぶことができます。
- 所要時間:2時間〜5時間
- 参加人数:10~500名
- 費用:基本料金30名40万円~
19.野球のポジション当てゲーム オンライン
断片的な情報をコミュニケーションでつなぎ合わせて正解を目指すゲームです。各人に配布された野球のポジションに関する情報カードをもとに、チーム内で誰がどのポジションなのかを回答し、正解を目指します。正解を目指す過程で、的確な伝達能力やコミュニケーション能力を養うことができます。
- 所要時間:1時間〜5時間
- 参加人数:20〜100名(1チーム4〜6名)
- 費用:キットレンタル5万円~
参照:野球のポジション当てゲーム実施の流れ|コミュニケーション研修|株式会社HEART QUAKE
20.おうち防災運動会
オンラインで防災を学べる新しい防災体験型アクティビティです。運動会ならではのチームでの競争を楽しみながら、普段なかなか話し合えない防災について「おうち」にいる時だからこそ考え、体験することができます。社員の防災意識を高めたい、チームビルディングになる運動会を開催したい担当者の方におすすめです。
- 所要時間:3時間
- 参加人数:30名〜
- 費用:基本料金30名35万円~
グループワークでゲームを行う際の注意点
ゲームを取り入れたグループワークは、メリットが多い反面、進め方には注意が必要です。社員の学びを最大化するために、次のポイントを意識しましょう。
今後の仕事に活かせるゲームを選ぶ
グループワークで活用できるゲームには数多くの種類がありますが、選び方にはコツがあります。グループワークに取り入れる目的を明確にし、日々の仕事や業務に活かせる学び・スキルを得られるようなゲームを選択することが大切です。
たとえば、チーム内のコミュニケーション不足が課題であれば「チームで協力しないとクリアできないゲーム」を選ぶといいでしょう。社員の対話力や傾聴力、発信力などを高めたい場合は「他者との対話を中心としたゲーム」がおすすめです。参加者が前向きに取り組めるよう、事前にゲームの目的を明確にし、全員で共有するようにしましょう。
ゲーム終了後に振り返りを行う
ゲームが終わったら、必ず振り返りを実施します。参加者がゲームを楽しむことは良いことですが「ただ楽しかった」で終わらせてしまうのはもったいないことです。
ゲームの効果を最大限に高めるために、最後にメンバー同士で感想や意見を伝え合ったり、ゲームの勝敗の要因をフィードバックし合ったりする時間を設けましょう。一つひとつの行動を振り返ることで、新たな学びや気づきを得られ、学習効果の向上につながります。
ファシリテーターの役割が重要
ファシリテーターとは、会議や研修などの集団行動をスムーズに進行し、良い結果が得られるよう、かじ取りを行う人のことです。特にグループワークのような共同作業の場においては、議論を盛り上げて、参加者同士のコミュニケーションを促す、ファシリテーターの役割が重要になります。
ただし、ファシリテーターの適任者を探すのは意外と難しいものです。社内にファシリテーターを任せられる人がいない場合、選択肢の一つとして、社外から手配する方法もあります。
コミュニケーション効果倍増!お食事の紹介
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まとめ
グループワークにゲームを取り入れることで、コミュニケーションが活性化する、チームビルディングにつながる、ワークエンゲージメントを高められるなどのメリットが得られます。義務感ではなく、楽しみながら取り組めるので、参加者にとって満足度の高い学びの場となるでしょう。
グループワークを成功させるためには、ゲームを行う前にその目的を明確に示し、終了後は必ず振り返りの時間を設けることが重要です。ゲーム系のグループワークを検討されている方は、本記事で紹介したゲームのなかから選んで実施してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
ビジメシ編集部
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