内定者懇親会の参加率を上げるアイデア10選
内定辞退を防ぎ、入社後のコミュニケーションを円滑にする内定者懇親会。参加率がふるわず悩まれている人事担当者の方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、学生が内定者懇親会に参加しない理由と参加率を上げるポイント、内定者懇親会の参加率を上げるアイデアを紹介します。
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学生が内定者懇親会に参加しない理由
内定者懇親会のアイデアを考える前に、まずは学生が内定者懇親会に参加しない理由について紹介します。
理由①:参加するのが面倒
内定者は、就職活動をようやく終えて、これから残りの学校生活やプライベートに時間を使おうと思っている時期。そのようなタイミングで内定者懇親会の案内が届いても、懇親会に参加すること自体を面倒と感じてしまうかもしれません。
また、懇親会の会場までの距離が遠くて行きづらいという理由もあります。すでに先約が入っていたりする場合は、わざわざ他のスケジュールを調整してまで懇親会に参加するのは気が引ける、と考える可能性があるでしょう。
理由②:コミュニケーションに自信がない
内定者懇親会には、同期のメンバーはもちろんのこと、先輩社員や上司にあたる社員が参加することもあります。
コミュニケーションに自信がないと内定者が感じている場合、「話すのが苦手」「人が多く集まる場所に行きたくない」などの理由で、初対面の人たちとの積極的な交流を避けることが考えられます。
理由③:興味がない
入社する理由は、一人ひとりが異なる理由を持っています。中には、自社が第一志望ではない内定者もいらっしゃるでしょう。
そのような場合、そもそも内定者懇親会に興味を持ってもらえないこともあり、懇親会への参加も消極的に捉えられてしまうことが考えられます。
理由④:参加の必要性を感じていない
企業が内定者懇親会を開催する理由としては、「自社のことをさらに知ってもらいたい」「参加者同士の交流を促進させたい」などが挙げられます。
しかし参加者側は、「なぜ参加をしなければならないのか」「自社のことは就職活動で知り得た情報だけで十分」と考え、懇親会に参加する必要性を感じていないかもしれません。結果として参加に消極的となり、参加率が下がってしまう原因に繋がります。
理由⑤:楽しくなさそう
内定者懇親会のプログラムを見て、率直に「楽しくなさそう」と感じてしまったら、懇親会への参加はさらに消極的になってしまうでしょう。まずは、参加者に「参加したい」「面白そう」と思ってもらえるような懇親会のプログラムを考えることが、参加率を高めるためには大切なポイントです。
内定者懇親会の参加率を上げるポイント
内定者懇親会に参加しない理由を踏まえた上で、次は、内定者懇親会の参加率を上げるポイントを紹介します。
ポイント①:イベント性の高い企画を取り入れる
参加率を上げる1番のポイントは、参加者から「楽しそう」「面白そう」「参加したい」と思ってもらえるような企画を内定者懇親会に取り入れることです。
「役員の挨拶」「企業紹介」「質疑応答」などの一般的な内定者懇親会のプログラムに、ゲームや交流会などのイベント性を取り入れることで、参加者に興味を持ってもられるかもしれません。
ポイント②:懇親会の目的を明確に伝える
内定者懇親会への参加の必要性を感じてもらえるように、懇親会の開催目的は明確に伝えましょう。「同期メンバーの交流を促進する」「さらに自社のことを知ってもらう」「先輩社員からキャリアビジョンを聞ける」などのように、懇親会の目的を明確にすることで、参加することのメリットを感じてもらいましょう。
ポイント③:既存の社員も一緒に参加する
参加者の中には、「これから仕事を上手くやっていけるか」と不安を感じている人も多くいるでしょう。同期メンバーとの交流は大切ですが、先輩社員から実際の仕事の話を聞くことも、大切なポイントです。
現場で活躍している社員のスケジュールを調整するのは大変ですが、内定者の参加率を少しでも高めるためには、人事担当だけではなく、自社の社員一同が協力して懇親会を開催することが大切です。
ポイント④:オンラインでの開催も検討
「参加したかったがスケジュールが合わなかった」「会場までの距離が遠い」などの理由で、やむを得ずに参加を断念する方は少なくありません。そのような場合には、オンラインで内定者懇親会を開催する方法が効果的です。
移動の必要がなく、拘束時間も少なく抑えられるオンライン開催であれば、遠方に住む方はもちろんのこと、学業やアルバイトなどのスケジュールを調整してもらうことで、オフラインよりも少ない時間で参加しやすくなります。
参照:https://neodining-catering.com/column/naiteishakonsinkai_sannkaritsu/
https://enterprise.matcher.jp/recruiting-knowledge/naitei-konshinkai
内定者懇親会の参加率を上げるアイデア10選
それでは、内定者懇親会の参加率を上げるアイデア10選を紹介します。
1.本格的な食事やドリンクを用意する
内定者懇親会に、ケータリングやオードブルなどの食事と飲み物を用意することで、参加者同士の会話が弾んだり、緊張感を緩和したりといったことに繋がります。会場内が賑やかな雰囲気になることで、先輩社員や同期とのコミュニケーションも密なものになり、さらなる交流促進に効果が期待できるでしょう。
用意する食事やドリンクの内容は、本格的なオードブル料理から、ピンチョス、フィンガーフードなどの軽食までさまざまなものがあります。小さくておしゃれなピンチョスやフィンガーフードは写真映えもするので、会場にさらなる彩りを取り入れる際にもおすすめです。
2.チーム対抗のゲームを行う
参加者同士の交流を活性化させるには、ゲームやアクティビティの企画がおすすめです。複数のチームに分かれて参加してもらうことで、コミュニケーションやチームワークの促進に効果があります。参加者全員に楽しんでもらえるような企画を選ぶことが、参加率・参加満足度を高める大切なポイントです。
以下では、おすすめの企画を4つ紹介します。
チャンバラ合戦–戦IKUSA-
チャンバラ合戦-戦IKUSA-は、スポンジ製の刀と、「命」と呼ばれるボールを使った合戦型アクティビティです。複数のチームに分かれ、刀を使って相手の肩についたボールを全て落としたチームが勝利となります。
シンプルなルールで、運動が苦手な人でも楽しめるようなアクティビティですが、勝利するには意外にも高い戦略性が求められます。チームで作戦を考えたり、役割分担を決めたりして相手チームに挑む中で、チームワークやコミュニケーションの促進に繋がるでしょう。
謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、チームで協力して謎を解くことで、閉ざされた空間からの脱出を目指す謎解きアクティビティです。椅子とテーブルが設置できる空間さえあれば簡単に実施でき、出題する謎は企業のオリジナルにアレンジすることもできます。
謎を解いていく中で、自然とメンバー同士の交流も深まります。参加者みんなが楽しめて、コミュニケーションも促進できるアクティビティとして、内定者懇親会にもおすすめです。
謎解き脱出ゲームの資料を見るグルメチキンレース ゴチバトル
グルメチキンレース ゴチバトルは、全4品の料理それぞれの値段と合計金額を当てる体感型のゲームです。まるでテレビの番組に参加しているかのような気分を味わえるのが特徴で、ゲームも専任のMCが盛り上げてくれます。
実食する料理は全て高級店出身のシェフが考案したメニューであり、参加者同士で同じ料理を楽しむことで、自然と会話も広がるでしょう。ゲームと食事を一緒に取り入れたい場合にもおすすめの企画です。
ゴチバトルの資料を見るペーパータワー
ペーパータワーは、その名の通り、紙を使って塔を建てていくゲームです。使用できるのはA4用紙のみで、紙を重ねてもよし、折り曲げてもよし、制限時間内に1番高い塔を作れたチームが勝利となります。
基本的にはオフィス内にあるものだけで実施できるので、準備や片付けの手間もかかりません。チームで協力してゲームを進める中で、チームワークやコミュニケーションが促進されます。
3.グループワークを取り入れる
ゲームやアクティビティ以外に参加者同士で交流を深める企画として、グループワークがあります。ゲームやアクティビティよりもエンターテイメント性は劣りますが、会話や交流が苦手な人でも自然とコミュニケーションが図れるのが特徴です。
また、グループワークで参加者に話してもらうテーマは自由に設定できるので、内定者懇親会の目的に合ったテーマを選ぶのがおすすめ。懇親会のプログラム内にグループワークとゲームの2つを取り入れてみるのも良いでしょう。
4.室内ではなく屋外でユニークな懇親会をする
一般的な内定者懇親会は、会議室やホールなどの室内会場で開催することがほとんどです。そこであえて、屋外の会場で懇親会を開催してみるという取り組みはいかがでしょうか。
屋外であれば、室内よりもアクティブな企画を実施できます。開放的な空間の中で食事を囲んだり、体を動かしたりすれば、さらなる交流促進に繋がるでしょう。
BBQ
屋外で楽しめる交流企画としておすすめなのがBBQイベントです。開放的な空間の中で、美味しいお肉やドリンクを囲みながら楽しめるBBQは、コミュニケーションの活性化にも効果が期待できます。
肉を切ったり、焼いたりと、役割分担をする中で自然と会話も生まれます。チームに分かれた料理対決や、スイーツを取り入れた変わり種BBQなど、さまざまな楽しみ方ができるのも特徴です。
5.自社の取り組みを詳しく紹介する
採用選考時には伝えられなかった、さらに詳細な自社の事業内容、取り組みなどを紹介する時間を設けることで、さらなる企業理解が深まります。
たとえば、自社のこれまでの歩みや自社オフィス、自社工場などの紹介をまとめた映像作品を上映すれば、学生が入社前に感じている自社への疑問や不安の解消に繋がるでしょう。
6.先輩社員の仕事を紹介する
自社の紹介と合わせて、先輩社員の仕事を紹介する時間を設けるのもおすすめです。入社前は特に、仕事や職場に対する不安を強く感じているため、実際に現場で活躍している先輩社員の姿を知ることは、不安解消に繋がります。
たとえば、「入社○年目の先輩社員の1日」を1つの映像作品としてまとめて上映することで、実際にどのような仕事をしているのかのイメージをつきやすくなります。
7.先輩社員との交流の時間を設ける
映像作品だけではなく、実際に先輩社員との交流の時間を設けるのも、内定者の不安を解消するには効果的です。日々の仕事内容・仕事で嬉しかったこと・評価されたこと、などを先輩社員から伝えてもらうことで、会社で働くイメージを持つことに繋がります。
また先輩社員から、自社でのキャリアパスなどの話をしてもらえば、さらなる職場理解の促進に効果が期待できるでしょう。
8.オフィスツアーを企画する
自社オフィスを紹介するツアーを企画することで、職場理解の促進に繋がります。
自分たちが普段仕事をするオフィスから、自社工場、自社施設、普段は立ち入れない場所など、自社に関連する場所を移動できる範囲で案内します。自社オフィス以外は遠方にある場合には、施設の紹介をまとめて動画にして流すと良いでしょう。
9.レジャー型の企画を取り入れる
開催のハードルはやや上がりますが、興味を惹くユニークな取り組みとしてレジャー型の企画が挙げられます。たとえば、宿泊施設やレジャー施設などで、宿泊込みで内定者懇親会を開催するというものです。
自社が運営する施設で実施すれば、自社の取り組みをさらに理解する機会にもなります。プログラム内には、これまで紹介した食事やゲーム、グループワークなどを取り入れることができるので、参加者同士の交流はより密なものになるでしょう。
10.オンライン懇親会を企画する
日程や移動の都合上、オンラインであれば参加できるという方も少なくはないでしょう。そのようなときには、オンライン内定者懇親会として企画するのもおすすめです。
専用の機材を準備する必要はありますが、参加者は自宅からでも気軽に参加できるため、参加率を高められます。オンラインならではのゲームやグループワークを取り入れることで、オフラインで開催した場合と遜色のない懇親会も企画できます。
参照:https://neodining-catering.com/column/naiteishakonsinkai_sannkaritsu/
リモ謎
リモ謎は、オンラインで楽しめる謎解きゲームです。参加者は物語の主人公となり、出題される謎をチームで解きながらゲームクリアを目指します。出題される謎はメンバー同士で協力しないと解けないように工夫されており、オンライン上でも自然と会話やコミュニケーションが促進されるのが特徴です。
企業オリジナルの謎を出題することもできるので、よりユニークで特別感のある企画として参加者にも楽しんでもらえるでしょう。
リモ謎の資料を見るコンセンサスゲーム
コンセンサスゲームは、物語に沿ってチーム内で合意形成をしながら進めていくゲームです。チーム間での勝敗を決めるのではなく、自分自身とチームメンバーとの価値観の違いを知ることや、論理的な思考力、情報整理力などの醸成を目的としています。
合意形成を得るにはメンバー同士の会話が必須であり、自然とコミュニケーションが図れるように工夫されています。初対面の人同士でも、会話や交流が広がるゲームとしておすすめです。
合意形成研修コンセンサスゲームONLINEの資料を見るハイブリッドイベント
ハイブリッドイベントは、オフライン会場の参加者と、オンライン上での参加者が一緒に楽しめるイベントです。双方の会場に集まった参加者全員が1つのチームとなり、全員が一丸となってゲームクリアを目指します。
どちらか一方の会場に多く集まったとしても、イベント自体は人数比率に左右されずに開催可能です。チームメンバー同士が離れていても、同じ場所で一緒に作業しているような臨場感を味わえるイベントとなっています。
IKUSAでは内定者懇親会の企画・運営を実施しています
株式会社IKUSAでは、内定者懇親会をはじめ、イベントの企画・運営をすべてサポートしています。先ほど紹介したユニークなゲーム・アクティビティのほかに、ケータリングやオードブル、BBQイベントなどの飲食の手配や、食事と一緒に楽しめるチームビルディングも実施可能です。
年間1000件以上のイベント開催実績を持つIKUSAにお任せいただければ、楽しさを徹底的に追及したユニークな企画で、学生の印象に残る内定者懇親会を開催できます。ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
学生が内定者懇親会に参加しない理由はさまざまですが、その理由を理解し解決していくことが、内定者懇親会への参加率を高める大切なポイントです。ぜひ今回紹介したアイデアを参考に、魅力的な内定者懇親会を企画してみてはいかがでしょうか。
もし、なかなか企画が定まらなかったり、イベントの運営でお困りのことがあったりする場合には、ぜひ一度、お気軽にIKUSAまでお問い合わせください。
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この記事を書いた人
ビジメシ編集部
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