Zoom新年会のメリット、成功させるポイント、盛り上げたいときにおすすめのサービス
各自の家からビデオ会議ツール「Zoom(ズーム)」を使用して、オンラインで新年会を催すことが定番となってきました。オンラインで行うZoom新年会は便利ですが、オンラインならではの難しさもあります。
今回は、Zoom新年会を開催するメリットや、成功させるためのポイントに加えて、Zoom新年会を盛り上げるためのサービスについて解説していきます。
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Zoom新年会とは
Zoom新年会とは、ビデオ会議ツールである「Zoom」を使って行う新年会のことです。対面の飲み会が難しくなった2020年から、非対面で行える「Zoom飲み会」が一気に注目を集めました。それに伴い、新年会もZoomで行うケースが増えています。
そもそも「Zoom」とは
Zoomは、もともとビジネス用途で使われることの多かったツールですが、コロナ禍になって「飲み会」といったプライベートの用途でも使われることが多くなりました。
参加者のアカウント登録が不要で、URL共有だけで始められるという点が特徴で、数あるビデオ会議ツールの中でも「Zoom」を使用した飲み会が人気を集めるのは、この「手軽さ」が理由の一つでしょう。また、ビジネスツールのため音質が良いという利点もあります。
Zoom
Zoomには手軽な用途で使える無料版と、ビジネス用途で役立つ本格的な有料版があり、以下のようなプランが用意されています。
- 基本(無料)
- プロ(月額2,125円)
- ビジネス(月額2,700円)
- 企業(月額2,700円)
ここではかんたんに、それぞれのプランにおける機能の違いを解説します。
1.【基本(無料)】
- 100人の参加者までホスト可能
- 最大40分のグループミーティング
- 1 対 1 ミーティング無制限(1 回のミーティングにつき 30 時間の時間制限あり)
- Private & Group Chat
2.【プロ(月額2,125円)】
- 参加者最大100名をホスト
- 大規模ミーティング アドオンで最大 1,000人の参加が可能
- グループミーティング無制限
- SNSストリーミング
- 1GB分のクラウド録画(ライセンスごと)
3.【ビジネス(月額2,700円)】
- 参加者最大300名をホスト
- 大規模ミーティング アドオンで最大 1,000人の参加が可能
- シングルサインオン(SSO)
- クラウド録画トランスクリプト
- 管理対象ドメイン
- 会社のブランディング
4.【企業(月額2,700円)】
- 参加者最大500名をホスト
- クラウドストレージ無制限
- トランスクリプション
Zoom新年会という目的であれば、ホストが「プロ」に加入していれば十分でしょう。ホストだけ当該プランに加入していれば、他の参加者はZoomのアカウントを持っているかどうかに関係なく参加できます。
なお、無料版を使用する場合、3人以上で会話をする場合は40分という時間制限がありますが、これはメリットともいえます。時間がきちんと区切られることで、飲み会がだらだらと続いてしまう心配がないためです。
※無料版でも2人(端末が2つ)の場合には制限時間がありません。
新年会の目的や参加人数によって適したプランを選んでみましょう。
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Zoom新年会3つのメリット
Zoomで新年会を開催するメリットについて解説していきます。
1. 参加のハードルが下がる
新年会がオンラインになることで、飲食店まで足を運ぶ必要がないため交通費がかからず、参加者の出費を減らせます。幹事にとっては、お店を押さえる手間を省くことができます。
また、オンラインなら終電の時間も関係ないため、行き帰りの時間を気にすることなく、遠方に住んでいる方でも参加しやすくなるでしょう。このように自宅から参加できるZoom新年会は、参加のハードルが下がる点が大きなメリットといえます。
2. 気軽に途中退席できる
新年会を含む飲み会は、途中退席しにくいというデメリットがあります。特に皆が盛り上がっている時には、「帰りたいけれど帰りづらい……」と感じる方も多いのではないでしょうか。
一方Zoom新年会なら、一言断って通信を切れば良いため、比較的気軽に途中退席できます。また他の参加者の印象としても、画面から一人いなくなるだけなので途中退席したという印象は少ないでしょう。
3. 感染症対策になる
コロナやインフルエンザなどのウイルスが拡散する可能性もあります。念のため、ということを考えてオンライン新年会にするというのもいいでしょう。
Zoom新年会を成功させるポイント
次に、Zoom新年会を成功させるポイントについて解説します。
終わりの時間を決めておく
上でもご説明した通り、Zoomの無料版は3人以上で利用した場合、40分の時間制限があります。
もちろん、「有料版に登録して開催する」ことで、時間制限なく楽しむことができますが、無料版で「一度40分で区切る」方法も、新年会にはおすすめです。
一度40分で区切り、そのまま新年会を続けたい方は、再度Zoomで通話すれば問題ありません。これもまた40分で区切られるので、参加者にとっては退席するタイミングがつかみやすいのです。
「帰りたいのに帰れない……」といった状況がなくなれば、参加するハードルも下がるのではないでしょうか。
1グループの人数を増やしすぎない
Zoomでは少人数の方が発言しやすく、コミュニケーションが取りやすいです。大人数でも参加できるのがZoomの良い点ですが、新年会などのように、比較的皆が自由に発言できる場では、大人数だとかえって発言のタイミングがつかみづらくなり、コミュニケーションが減ってしまう可能性があります。
大人数の場合、思い切って少人数のグループに分けることによって、各グループ内で自由に発言しやすくなるでしょう。Zoomにはホストのみが使える「ブレイクアウトルーム」というグループ分けの機能が用意されており、最大で50のルームを作成でき、1グループ200人まで参加可能です。
また、Zoom無料版の40分で終了する機能を利用して、「40分ごとにグループを変更する」といった仕組みにするのもおすすめです。
アイスブレイクやゲームを通じてコミュニケーションを活性化させる
Zoomでは、対面と比べて、それぞれが発言するタイミングをつかみづらくなったり、表情を読み取りづらくなったりするため、「話のきっかけが見つからない」「あまり盛り上がらない」、といったことが起こるかもしれません。そこでおすすめなのは、アイスブレイクやゲームを通じてコミュニケーションを活性化させる方法です。
本格的に時間をかけて行う「オンライン謎解き」のようなゲームを活用するのも良いですし、「GOOD&NEW」のように個人的な新しいニュースを話すような、簡易的なアイスブレイクを取り入れてみても良いでしょう。
機器のチェックをしておく
オンラインの新年会の場合、通信や機器のトラブルが発生する可能性があります。トラブルを発生させずに新年会の時間をしっかり確保するためにも、事前に機器や通信環境をチェックしておきましょう。
しばらくZoomを使っていないような時は、パソコンのOSのアップデートによって不具合が発生している可能性もあります。また、パソコンの再起動をしばらくしていないとZoomの映像が映らない、音声が聞こえない、音声が入らない、といったトラブルも起こり得ます。
事前にカメラ、マイクのテストを含め、Zoomで実際に会話してみることをおすすめします。
1人の場合は、自分のパソコンとスマホでZoomをやってみるのも良いかもしれません。
事前にシミュレーションを
機器、通信環境の事前チェックとは別に、一連の流れをシミュレーションとして練習しておくことも大切です。Zoom新年会を開始するところから、進行の流れをイメージし、余力があれば実際に声に出して進行してみることをおすすめします。
ただし、シミュレーションをしていても当日に不測の事態が発生したり、そうでなくても誰かの発言によって進行の流れが変わってしまうような場合があることも考慮しておきましょう。
シミュレーションをしておけば、予期せぬ事態が起こった場合も、臨機応変に対応しやすくなります。
Zoom新年会をもっと盛り上げるためのサービス
Zoom新年会を盛り上げるためには、オンラインイベント向けのサービスを活用するのもおすすめです。幹事がすべてのイベントを企画しても良いですが、サービス会社に委託することで、幹事の手間を省きつつ、参加者が楽しめる新年会にできます。
ここでは、Zoom新年会におすすめのサービスをご紹介します。
1. オンラインフードデリバリー
オンラインフードデリバリーは、IKUSAが提供するフードデリバリーサービスです。Zoom新年会では参加者それぞれが食事や飲み物を用意する必要がありますが、オンラインフードデリバリーを活用すれば、参加者それぞれの自宅に同じ料理を届けることができ、個別に手配する手間が省けます。
参加者同士が離れていても、同じ食事を楽しむことで自然とコミュニケーションのきっかけが生まれ、会話が弾むでしょう。
さらに、IKUSAのオンラインフードデリバリーは、下記で紹介するイベントをオプションとしてセットにすることもでき、新年会の余興や企画にお悩みの場合にもおすすめです。
2.おみやげ謎
おみやげ謎はIKUSAのサービスの一つで、本格的な謎解きゲームを楽しむことができるキットを参加者の自宅に届けるサービスです。上でご紹介した「オンラインフードデリバリー」と一緒に注文することで、参加者が食事をしながら謎解きを進めていくことができ、会話のきっかけが自然と生まれます。楽しめることはもちろん、「謎解きキット」が新年会の思い出として残せる点も魅力です。
おみやげ謎の資料をダウンロードする3.オンラインクイズ・ビンゴ大会
IKUSAが提供するオンラインクイズ・ビンゴ大会は、定番のクイズ大会やビンゴ大会をオンラインで手軽に実施できるサービスです。
幹事や参加者の事前準備が必要ないことに加えて、クイズもビンゴも結果を自動集計できるため、実施後すぐに結果発表に移ることが可能。テンポ良く進めることができます。「誰もが知っているゲームで新年会を盛り上げたい」という時にぴったりの企画です。
オンラインビンゴ大会の資料を見る4.グルメチキンレース ゴチバトルONLINE
「グルメチキンレース ゴチバトル ONLINE」は、高級アラカルト料理を4品食べて、各料理の金額と合計金額を当てる体験型ゲームです。料理はアワビやフォアグラを使った本格的なものが勢揃い。美味しい料理を食べながら、まるでバラエティ番組のようなワクワク感を全員で楽しめます。
「グルメチキンレース ゴチバトル ONLINE」は、動画でゲームの進行を行います。MCを必要としないため、初めてオンライン忘年会を開催する場合でも気軽に取り入れやすいでしょう。
ゴチバトルの資料を見る5.格付けバトルONLINE
「格付けバトルONLINE」はテレビ番組の気分で楽しめる体験型クイズゲームです。俳句、紅茶、絵画、牛肉の4つのジャンルで「一流の品」を見極めて競い合います。
ゲームはMCがオンライン又は専用動画で盛り上げてくれるので、幹事にとっては手間がなく、参加者はテレビ番組のゲストになった気分になれて大いに盛り上がります。チーム戦にすればチームビルディングにも役立てられます。
格付けバトルの資料を見るまとめ
新年会もオンライン開催が定番となり、Zoom新年会を検討している企業も多いでしょう。
ただし、これまでの対面の新年会とは異なる点も多いため、事前準備をしっかりと行い、可能であればシミュレーションまでしておくとより安心です。
また、「対面よりもコミュニケーションが取りづらい」と感じる参加者がいる可能性もありますので、参加者同士のコミュニケーションを活性化させるようなコンテンツや企画を用意しておきましょう。
「何を企画すればよいのか分からない……」とお悩みの場合は、オンラインイベントの開催をサポートしてくれる企業に相談してみることをおすすめします。
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この記事を書いた人
緒方裕理