オンラインで内定者懇親会を行う方法!目的や進め方からおすすめコンテンツまで徹底解説
リモートワークが普及し、採用活動をオンラインで行う企業も増えました。
そのため、企業と内定者、内定者同士のコミュニケーションが不足しがちになり、不安を感じる内定者もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、年間600件以上のオンラインイベント実施・運営を行う株式会社IKUSA社員の視点で、オンライン内定者懇親会のやり方や注意点、おすすめのゲームなどについて解説します。
事例も併せて紹介していますので、是非開催のご参考としてお読みください。
年間1000件以上の企業イベントや自治体・施設イベントなどを行う株式会社IKUSAは、90種類以上のユニークなレクリエーション企画を中心にした、参加者様のコミュニケーション活性化や貴社らしい演出でのエンゲージメント向上を叶える社内パーティーの企画・運営を得意としています。
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目次
内定者懇親会の目的
内定者懇親会を開催する目的として、入社前に会社の雰囲気を知ってもらうことや内定者同士の親睦を深めてもらうことが挙げられます。
その中でも特に重要なのが、内定辞退の防止です。2022年卒業の大学生の内定取得企業数は、2021年12月1日時点で1人あたり平均2.35社となっており、内定取得者のうち2社以上企業内定を取得している学生は半数を超えています。
約6割の学生が2社以上内定を獲得し、内定辞退企業数は1人あたり1.35社となります。
多くの学生にとって、複数の企業に内定をもらい、その中から1つを決めるという流れが主流になっています。内定辞退を防ぐためには、内定者とコミュニケーションを取り、不安を払拭し入社への期待を高める必要があります。そのため、内定者懇親会の実施が求められます。
出典:就職プロセス調査 (2022年卒)「2021年12月1日時点 内定状況」|就職みらい研究所(PDF)
内定者懇親会をオンラインで開催するメリット
内定者との交流のためにオンライン懇親会を開催する企業が増えています。オンラインで開催するメリットには、どのようなことがあるのでしょうか。
1.三密にならないコミュニケーションが実現。
三密とは、新型コロナウイルス感染拡大対策案の1つとして政府から勧告された、避けるべき3つの密(密閉・密集・密接)のことです。
この三密回避の施策により、社内で対面コミュニケーションを取ることが困難になりました。しかしオンラインツールを導入すれば直接集まらなくとも懇親会が開催できるので、感染のリスクを負わずに顔合わせが可能です。
2.遠方に住む内定者も気軽に参加ができる。
オンライン採用活動を行う企業が増加している中、遠方に住む学生の採用も盛んに行われています。
会社から離れたエリアに住む学生や、事情があり入社までは実家で暮らしている内定者にとって、長い移動をせずに自宅から参加できることは金銭的にも精神的にも負担を減らすことに繋がります。
3.低コストでの開催が可能である。
オフラインで開催する場合、幹事さんにはいくつかやらなければならないことがあります。
会社で行う場合は会議室を押さえる、社外での場合は会場の予約を行うなどを業務の合間に行わなければなりません。場合によっては食事の用意や、遠方から参加する内定者に対しての交通費などのコストもかかってきます。
内定者もPCやタブレット、スマートフォンの端末さえあれば、オンラインツールを使用することで簡単に参加可能です。会場予約の手間を省くことができますし、会場費や参加者への交通費の支給を削減することができます。
オンライン内定者懇親会の進め方
オンラインで内定者懇親会は、開催規模や時間にもよりますが当日は下記のようなプログラムで進めるのが効率的です。
- 参加者入室管理
- 開会の挨拶
- 自己紹介(内定者・社員)
- ゲーム・企画の実施
- グループ交流会、社員への質疑応答
- 閉会の挨拶
1.参加者入室管理
まず開始の5分~15分前から参加者の入室を許可しましょう。
時間通りに開会するためには全員が余裕をもって行動し、ツールなどでトラブルがあった際にもスムーズに対応できるようにしておくことが重要です。参加者には事前に5分~15分前入室していただくように呼びかけをしておきましょう。
2.開会の挨拶
全員の参加が確認できたら幹事さんから開会の挨拶をします。挨拶が長いと懇親会の時間が限られてしまうため、1~2分ほどで収められるといいでしょう。
内容としては、懇親会の趣旨と大まかな内容、開始と終了時間の共有になります。食事がある場合は、乾杯の音頭を取る必要もあります。参加者に代表や部長がいる場合は、その方に挨拶を頼んでもいいでしょう。
3.自己紹介(内定者・社員)
挨拶の後は、初めて顔を合わせる内定者と社員のために自己紹介の時間を設ける必要があります。
この後のゲームや企画とも通ずるところがありますが、「内定辞退防止」を目的として内定者懇親会を行う場合、内定者が緊張したまま懇親会が進行するのは好ましくありません。自己紹介を通して内定者と社員が相互理解することで、良い雰囲気のまま会を進めることができます。
4.ゲーム・企画の実施
自己紹介で内定者や社員同士がお互いのことをある程度理解できたら、ゲームや企画を実施します。
ゲームの内容は様々ありますが、チーム制やグループで行うゲームがおすすめです。全員が交流しながら盛り上がることができ、仲間として行動することにより会社への帰属意識を感じることができます。
5.グループ交流会、社員への質疑応答
自己紹介やゲームでアイスブレイクを行い内定者の緊張をほぐしたら、社員と内定者でグループを作り気軽に話す機会を設けましょう。
特に質疑応答では内定者が会社説明会や面接時に聞けなかった疑問や、就職前に抱える不安をヒアリングできるため、社員が内定者を直接フォローすることができます。
6.閉会の挨拶
最後に、閉会の挨拶で参加者への感謝や内定者へのメッセージなどを伝えて入社へのモチベーションを上げるようにしましょう。
内定者のアイスブレイクになる自己紹介5選
懇親会に参加する内定者は、社員とはもちろん、同期として共に仕事をしていく他の内定者とも初対面なことがあります。
ただ自己紹介を済ませるのではなくゲーム性を持たせることによって、緊張が和らぎコミュニケーションが円滑になるなど、効果的なアイスブレイクが期待できます。
なお、内定者が準備してから参加できるように、事前に企画内容を伝えておくと、企業への信頼感も増します。ここでは、アイスブレイクとして役立つ自己紹介系レクリエーションを5つ紹介します。
漢字自己紹介
漢字自己紹介は、出題者が自身を漢字一文字で表現し、それを見せられた他の参加者が理由を考えて回答するという自己紹介です。
オンラインで行う場合は、ビデオチャットツールにあるチャット機能を活用するとスムーズに進めることができます。相手の情報が漢字1文字しかない中で、相手の特徴や長所を探そう意識するため初対面同士でも緊張をほぐすことが可能です。
「実は〇〇」自己紹介
自己紹介の際に「私、実は〇〇です」という自己PRを含んだエピソードにするのが、「実は〇〇」自己紹介です。
例えば「実は部活でキャプテンを務めていました」「実は芸人を目指していました」などを自己紹介に組み込むことで、第一印象では分からなかった参加者の意外な一面を知ることができ、相手に対する理解が深まります。
出身地あてゲーム
出身地あてゲームは、出題者が出すヒントから出題者の出身地を当てる自己紹介系レクリエーションです。
- まず出題者は、自分の出身都道府県に関する情報の中でヒントとして出すものを決めます。
- 幹事さんが回答時間を決め、時間内に出題者は1つずつヒントを回答者に対して伝えていきます。
- 出されたヒントをもとに、回答者は出題者の出身都道府県を当てるというものです。
ヒントの例としては、生産量や消費量日本一や方言、施設や一風変わった行事などがあります。参加者への理解が深まるとともに、知識を身に着けることも可能なアイスブレイクゲームになります。
名前リレー
名前リレーは、自己紹介をする前に自分より前に自己紹介をした参加者の名前を言っていくレクリエーションです。「田中さんと鈴木さんの次に自己紹介をする、山田です」という形式で、自分より前にいる参加者の名前を積み重ねていきます。
人数が増えるごとに難易度が跳ね上がっていくゲームとなり、特に最後に自己紹介をする人はしっかりと他の参加者の名前を覚えておかなければならないので集中力と記憶力が求められます。
ウソホントゲーム
ウソホントゲームは、自己紹介の際にウソを1つだけ盛り込み、最後に他の参加者がそれを当てるというアイスブレイクです。
家族構成、出身地、部活、特技など、全員であらかじめ話す項目を固定にしておくと難易度を調整できるのでおすすめです。ウソのように思える本当のことを入れることで相手の意外な一面を知ることができるので、効果的なアイスブレイクとなります。
全国配送可能なフード宅配サービスで懇親会の満足度アップ
オフラインでの懇親会であれば、ランチ時間に参加者全員で同じ食事を楽しみながらの交流も可能でしたが、オンラインでの実施となると難しくなります。
そんな時は「オンラインフードデリバリー」がおすすめです。
オンラインフードデリバリーは、株式会社IKUSAが手掛ける企業専用オンライン飲み会向けフードデリバリーサービスです。
専任のスタッフがサポートするため、幹事さんが参加者の住所を管理する必要がありません。幹事さんが専門フォームから料理を注文することで、参加者全員のご自宅に同じ料理を届けることができます。
帝国ホテルや都内の有名レストランで修業を重ねたプロのシェフが監修しているので、本格的な料理を楽しめます。全ての食事にドリンクがついており、料理はレンジで温めるだけで美味しく食べられるのもポイントです。
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オンラインで実施できる内定者懇親会におすすめのゲーム15選!
内定者を迎えるオンライン懇親会では、社員や内定者がただ一方的に喋るよりもゲームや企画を行う方が盛り上がります。ゲームを通じて参加者が自然に交流できるため、懇親会だけではなく研修時のアイスブレイクにも利用できます。
ここではオンラインで実施可能な、内定者懇親会で盛り上がるゲームや企画15選を紹介します。
グルメチキンレース ゴチバトルONLINE
ゴチバトルは、「食」と「エンターテイメント」が融合した、食べながら楽しむ高級料理金額当てゲームです。
高級出身のシェフが考えたアラカルト料理を参加者のご自宅にお届け。
各品を「レストランで出すといくらになるか」の金額を予想してもらいます。目指せピタリ賞!
ゲームは動画を共有して進行ができるので、MCを手配する必要もなくオンライン上で実施できます。
個人戦でもチーム戦でも楽しめるので、「ピタリ賞を当てたらレストランのチケットをプレゼント!」というようなルールにしても楽しいでしょう。
また、ゴチバトル用の料理セットと一緒にお食事と選べる飲み物セットも付いてくるので、これひとつでオンライン懇親会の準備ができてしまいます。
レクリエーションありきで懇親会を検討されているなら、こういったサービスを利用してみるのもおすすめです。
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オンラインクイズ バラエティ 格付けバトル ONLINE
格付けバトルは、オンラインフードデリバリーとセットで全員が楽しめるイベント・余興型のフードエンターテインメントサービス第二弾です。
参加者の皆様には、俳句、紅茶、絵画、牛肉の4つのジャンルで「一流の品」を見極めていただきます。
格付けバトルでも動画を使って進行するので気軽に幹事様の手を煩わせることなく、オンラインで実施が可能です。
特にこのゲームの特徴はチームで相談しあいながら回答を導ける点です。内定者どおし初対面でコミュニケーションを一気に活性化させたい、そんな幹事様のニーズに応えるべくできたこのゲーム。参加者のスキルに依存しない五感をフルに使うので、公平に参加者全員が主役になれるバランスのとれたオンラインゲームが誕生しています。
リモ謎
株式会社IKUSAが提供する「リモ謎」は、オンラインでチームビルディングが可能な大人数参加型の謎解き脱出ゲームです。
ビデオチャットツールを使用しながら、5~6人1組のチームで協力して謎を解き明かし、制限時間60分以内に仮想空間からの脱出を目指します。企業の研修や労働組合の懇親会、芸能人やインフルエンサーのファン交流イベントなどでも利用されています。
パッケージプランごとにストーリーが異なり、その中の1つである「閉ざされた電脳都市からの脱出」では、現実世界と電脳世界の行き来ができる未来が舞台となっています。
電脳都市に遊びに来た参加者たちは、突如暴走したAIにより電脳都市に閉じ込められてしまい、制限時間内に脱出しなければならない非常事態に遭遇します。参加者はチームメイトとともに暗号化された脱出用マニュアルを読み解き、緊急脱出装置を起動する必要があります。果たして、無事に謎を解き明かし脱出することができるのでしょうか……?というストーリーです。
そのほかにも「燃え盛る本能寺からの脱出」「終わらないリモート会議からの脱出」などバリエーション豊かなプランがあります。どのプランでも、専任のMCが進行するため、作りこまれた世界への没入感を楽しむことができます。
表情やジェスチャーなどが通じにくいリモート環境下で、協力しながらすべての謎を解く必要があるので、内定者同士の結束を強めるきっかけとしてもおすすめです。
リモ探
株式会社IKUSAが提供する「リモ探」は、与えられた情報を整理・共有し、真実に辿り着くことを目的としたオンラインチームビルディングになります。
大グループと小グループに割り振られた参加者はそれぞれのグループを行き来しながら、制限時間内に与えられた「ミッション」について推理していきます。
リモ探には、「消えた資料と不明な持ち主 何階が難解な難事件」と「関ヶ原大軍議 –消えた石田三成の行方を探せ–」の異なる世界観を持つ2つのプログラムがあります。どちらも論理的思考や情報分析、グループ内でのリーダーシップを発揮しながら進める必要があり、オンライン懇親会はもちろん社内研修にも最適です。1グループ最大20人までプレイ可能なため、大人数での参加ができます。
他の内定者と共に難題を乗り越えることで親交が深まり、入社意思を強めることにつながるゲームです。
リモBako
「リモBako」は、オンライン対応の大人数参加可能な謎解き探索型パーティーゲームとなります。
株式会社IKUSAの「リモ謎」とオンラインイベント開催プラットフォーム「reBako」がセットとなったことで、会場内の謎を解くというオフラインイベントのような臨場感を体験できます。
謎を解くにはチーム内での協力が必要不可欠となり、内定者同士のコミュニケーション促進に役立てることができます。
コンセンサスゲーム
「コンセンサスゲーム」とは参加者同士の合意形成のプロセスを重要視するゲームとなり、有名なものだと「NASAゲーム」が挙げられます。
グループ内で積極的に意見を出し合うだけではなく、他者の発言を受け入れながら答えを出す内容であることから、組織づくりに活用する企業もあります。そのため、チームビルディングの一環として経験したことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
株式会社IKUSAが提供するコンセンサスゲームには「ジャングルサバイバル」と「帰宅困難サバイバル」の2プランがあります。
「ジャングルサバイバル」はジャングルから近くの村へ避難する際に、船に積んである物資の中から必要なものの優先順位を決めるというストーリー。非現実感のあるシチュエーションでありながら、メンバー同士で生き残るために話し合い合意形成を図る訓練ができます。
「帰宅困難サバイバル」は災害をテーマにしており、都市災害があった際のリスクマネジメントやサバイバル能力を培うことができます。また、内定者同士の相互理解を深めながら、防災研修としての効果も期待できます。
オンラインクイズ大会
株式会社IKUSAが提供する「オンラインクイズ大会」は、名前の通りビデオチャットツールなどのオンライン環境で楽しめるクイズ大会です。
最大2,000名と大規模なイベントにも対応ができ、動画や画像を織り交ぜることでテレビ番組のような演出が可能。企業オリジナルクイズの作成や出題もできるので、内定者懇親会や社内イベントにおすすめです。
リモリンピック
「リモリンピック」は、オンラインでできる運動会系レクリエーションです。
株式会社IKUSAのオリジナルシステムを利用することで、同じ場所にいなくても体を動かして汗をかきながら、チームでの結束力を高めるという新しい運動会になります。
リモリンピックの種目は数種類あります。例えば「鍛えろ!マッスル&チームワーク!ムキムキバトル」は、チームで協力しながら与えられた筋トレミッションをこなすというもので、己の体力はもちろん仲間の負担を減らそうとする思いやりも重要なカギとなる種目になります。
そのほかにも「目指せ!!洞窟の向こう側!謎解きダンジョン」や「MAPから特定せよ!サイバー警察」など、体力だけでなく思考力が重要になるものもあります。リモートでの業務や企画が増えている中、体を動かす機会も設けながらチームビルディングを行いたい方におすすめです。
内定者には、運動ができるスペースや、動きやすい服装の準備をしておくよう、事前に伝えておきましょう。
オンラインビジネス運動会 ビジトレ
「ビジトレ」は、新人研修向けの全く新しいオンライン運動会になります。
座学研修のように学ぶだけではなく、ゲームのように楽しむだけではないビジトレは、ビジネスマナーやスキルアップを求める社会人だからこそのコンテンツです。
競技種目はどれもビジネスの知識が身につくものばかり。例えば「検索力が試される!ナニコレ!?サーチバトル」では、提示されるいくつもの条件に合わせた店を見つけ出して予約し、上司を満足させるゲームです。
他にも曲者揃いの会議で正しい情報を記録して問題に答える「聞き逃すな!ギジロクパニック」や、再生されるビジネスマナー動画から間違いを探す「まちがいを探せ!ビジネスミステイク」などがあります。
参加者は決められた制限時間以内に考え、動き、話し合うことで、非言語コミュニケーションが機能しないオンラインならではのチーム競争が楽しめるのがビジトレです。
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条件プレゼン
「条件プレゼン」とは、出題者(幹事さん)があらかじめ出す条件に対して、回答者が適したプレゼンをするというレクリエーションです。
出題する条件は、好きなスポーツや趣味などの一般的なものから「戦・会社・SNS」など一見共通性のないワードでストーリー構成を考えるものなどさまざまです。最後に審査員や参加者から面白かったプレゼンに投票してもらい、最多票を集めた人が優勝となります。
表現力、条件がうまく組み込まれているか、興味深い伝え方ができるかが重要で、参加者のコミュニケーション活性化も期待できます。
絵しりとり
名前の通り、イラストを描いてしりとりをするゲームです。
オンラインで行う場合は、イラストソフトやビデオチャットツールにあるホワイトボード機能を使用します。持ち時間1分を目安に、前の人の描いたイラストを見ながら、何を描いたのか推察して自分もイラストを描きます。
全員が書き終わったら答え合わせをして、ちゃんとお題が伝わっているかを確認します。食い違いが発生した際は盛り上がりますし、統一したテーマを決めたり、パソコンで上手に絵が描けるペンタブレットの使用を禁止したりすることでゲーム性を高められます。
うちにあるものしりとり
「うちにあるものしりとり」とは、しりとりを自宅やオフィスにあるものを使用して行うゲームになります。
- スタートの言葉が「り」であれば、最初の人が「りんご」や「リュックサック」、「リングノート」など該当するものを実際に持ってきて、カメラを通して他の参加者に見せます。
- 次の人は、前の人が持ってきたものの最後の文字に対応するものを持ってきて見せます。
以上の流れを繰り返し行います。制限時間を30秒~1分と定めておくといいでしょう。時間内に持ってこられなければ失格となり、最後まで残っていた人が優勝となります。
回答者が探している間は、それまで回答に上がったものについて雑談すればコミュニケーションの促進にもなります。
かぶっちゃやーよ
「かぶっちゃやーよ」は、幹事さんが出すお題に対する回答を発表し、その答えが他人と被らないようにするゲームです。
オンラインで行う場合は家の中にあるものを持ってきて発表し合う方法がおすすめです。例えばお題が「黄色」だった場合は、以下のように進めます。
- レモンやバナナ、黄色いペンなどをそれぞれの参加者が持ってきます。
- 「かぶっちゃやーよ」と言いながら全員が持ってきたものを見せ合います。
- 他の人と持ってきたものがかぶっていた場合は得点なし、誰とも重複していない場合は得点が入ります。
- 最終的に得点が一番多い人が優勝となります。
いかに他の参加者が何を持ってくるかを推測しながら家の中のものを選ぶかが勝利のカギとなります。
ミュート伝言ゲーム
「ミュート伝言ゲーム」は、オンライン上で実施可能な伝言ゲームです。
出題者はマイクをミュートにしながらお題を伝え、他の参加者はカメラに写った出題者の口の動きや表情を見て、早押しでお題を当てます。通常の伝言ゲームのように複数人が順番に行う場合は、待っている人は目を閉じて伝言が見えないようにする必要があります。
お題を予測するのが難しく口の動きに頼るしかないため実際のお題とはまったく違う答えになりやすく、大盛り上がりすることもあるでしょう。
ジェスチャーゲーム
「ジェスチャーゲーム」は、出題者の体の動きだけで出されたお題を当てるというゲームになります。
- 制限時間と代表者を決めます。
- 代表者はwebカメラをオンにして、幹事さんから出されたお題に対し、言葉を使わずジェスチャーで表現します。
- 他の参加者はそのジェスチャーを見て分かった人から回答していきます。
正解が出たら役割を交代していくため、あらかじめジェスチャーを担当する順番は決めておくとスムーズにゲームが進みます。人数が多い場合は5~6人のグループに分け、正解数によるチーム戦にすると盛り上がります。
ジェスチャーゲームをやってみた動画はこちらです。
ワードウルフ
「ワードウルフ」は、あるお題に関してグループで雑談し、異なるお題を与えられた少数派の人を制限時間以内に見つけ出す、人狼ゲームのようなレクリエーションになります。
- 幹事さんが出題者となり、参加者それぞれにお題を出します。
- お題は「ラーメン」と「パスタ」など似たような単語にし、5人で行う場合は4人が「ラーメン」、1人が「パスタ」になるように、参加者を多数派と少数派に分けます。
- 参加者全員でお題に沿って話し合いをはじめ、制限時間以内にどのメンバーが少数派なのか探りあっていきます。
- 最初は自分が多数派か少数派かは分かりませんが、質問や回答内容で絞り込んでいくうちに自分の回答がどちらなのかの検討がついてきます。
- 時間になったら誰が少数派かを投票で決め、多数派が少数派のメンバーを当てたら多数派の勝ち、少数派が最後まで見つからなければ少数派の勝ちとなります。
多数派、少数派どちらもしっかりと相手の話を聞くことが重要となります。多数派の人は全体をよく確認し発言にずれのある少数派を見つけ出す必要があり、少数派の人は自分のお題が多数派の発言とかみ合わないことにいち早く気が付き、自分の発言にも注意を払わなければなりません。
ワードウルフをやってみた動画はこちらです。
内定者懇親会や新卒歓迎会をオンラインで行った事例
新型コロナウイルスの感染拡大が要因となり、2020年から内定者説明会や採用活動をオンラインで行う企業は急増しました。
内定者の中には、社員や他の内定者と直接顔を合わせてコミュニケーションを取ることができず不安な方も少なくないでしょう。オンライン懇親会を開催し、会話やゲームを通じて交流することはとても効果的です。
ここでは、実際にオンラインで内定者研修を開催し「リモ謎」を通してコミュニケーションを深めた事例について紹介いたします。
某大手企業様では毎年内定者研修を実施していましたが、コロナの影響からリモートで実施できるチームビルディングとして株式会社IKUSAの「リモ謎」が行われました。
この企業様は社内公用語が英語となり、普段の会話や資料はすべて英語が用いられています。内定者研修では、幹事様の「入社する会社の雰囲気を体感してもらいたい」という思いから、リモ謎は英語版での実施が決定しました。
当日参加した内定者の方々は、初めは緊張した様子でしたが、協力しなければ解けない謎の数々に自然と会話が弾んでいき制限時間60分の中でもコミュニケーションが盛んに行われていました。
詳しい実施の流れや当日の様子は、是非事例記事からご確認ください。
関連記事:Teamsでも実施可能!英語でのMC対応もできるオンライン謎解き「リモ謎」を内定式で実施しました! | IKUSA.JP
まとめ
オンラインでの採用活動が一般化し始めており対面で会う機会が減っているかもしれませんが、そんな中でもツールやゲームを使って内定者懇親会や歓迎会を開催することは可能です。
春から新しい環境で過ごすことに不安を抱えている内定者と、「ゲーム」や「遊び」を通じて交流を深めることで内定辞退の防止に繋がります。
株式会社IKUSAでは、オンライン・オフラインにかかわらずさまざまなイベントやサービスを提供しています。開催するイベントがまだ決まっていない場合でも状況に合わせてご提案が可能となりますので、お気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人
Naka.
IKUSAのマーケター兼ディレクターです。マダミスが好きです。