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内定者懇親会のメリットや開催時期は?当日の流れや成功させるポイント、おすすめの企画も紹介

内定から入社までの期間が空いてしまう場合は、学生の内定辞退をいかにして防ぐかが人事担当の課題のひとつ。そこで注目されているのが、内定者懇親会の開催です。内定者のモチベーションを上げたり、不安を解消したりすることで、内定辞退の防止につながります。

今回は、内定者懇親会を行うメリット、開催時期、会の流れ、成功させるポイント、おすすめの企画10選をそれぞれ紹介します。

内定者懇親会を行うメリット

内定者懇親会は、内定辞退を防ぐこと以外にもいくつかのメリットがあります。まずは、企業が内定者懇親会を行うメリットを解説します。

企業理解を促せる

内定者懇親会では、内定者へ、自社の理解をさらに促す機会として活用できます。これまでの採用活動や会社説明会などだけでは伝えられなかった情報や、より詳細な自社の取り組みを内定者懇親会では伝えられます。

内定者に、自分が働く会社ではどのような取り組みをしているのかを理解してもらうことで、内定者の働くモチベーションの向上や、さらなる企業理解の促進につながるでしょう。

内定者同士の交流を促進できる

内定者懇親会は、ほぼ全員の内定者が集合する最初の機会です。入社前から内定者同士の交流を促進させることで、入社後の横のつながりを構築できます。

特に、全国各地に支店や部署を設置しているような場合では、入社後に同僚とコミュニケーションが取れる機会も減ってしまいます。入社前から内定者同士の交流を促進させることで、入社後の仕事やプライベートの相談までできるような関係を維持でき、結果として仕事のモチベーション向上や離職防止への効果が期待できます。

内定者の不安解消につながる

内定者懇親会を開催し、企業理解や内定者同士の交流を促進することで、内定者が入社前に抱える不安を少しでも解消できるでしょう。

懇親会で先輩社員などから実務の話を聞ければ、内定者も自分が仕事をするイメージを膨らませられます。入社前の不安を解消することは、内定辞退の防止につながる要素のひとつです。

内定者の「人となり」がわかる

内定者懇親会は、企業側としても、採用活動だけでは知り得なかった内定者の「人となり」を知れる機会として活用できます。

内定者同士、あるいは内定者と先輩社員との関わりを観察する中で、内定者が持つ、これまで知り得なかったリーダーシップやコミュニケーション能力を発見できることもあるでしょう。内定者の人となりは、今後の自社の人事にも活かせます。

内定者懇親会を行う時期

内定者懇親会を行う明確な時期は定められていません。しかし、多くの企業の傾向から見ると、その年度で採用する予定数にある程度達した段階で、懇親会が開催されています。

なお、経団連(日本経済団体連合会)が定める、正式な内定を出せる10月1日までには、一度懇親会が開催される場合がほとんどです。10月1日を、懇親会の開催に向けたひとつの目安としましょう。

内々定を出した後

先述したように、経団連の決まりにより、正式に内定を出せるのは卒業・修了年度の10月1日以降です。内定の前段階である“内々定”を出す5月〜9月までに、一度は懇親会が開催されるケースが多くあります。

内定式当日

10月1日以降に開催される内定式と同日に開催されるケースもあります。内定式と同時に懇親会を開催するので、内定者の移動やスケジュール調整の負担を軽減できることが利点です。上述した内々定を出した後の懇親会とあわせて、年に数回開催するケースもあります。

内定式後〜入社まで

内定式後から入社までの期間で開催されるケースです。卒業間近で時間が空いている内定者や、内定式後に集まりが開催されなかったなどの理由で、入社に向けた不安解消やコミュニケーションの促進として開催されることもあります。この時期の内定者懇談会は、入社直前における内定辞退防止の役割も担っています。

内定者懇親会の流れ

それでは、一般的な内定者懇親会の流れを紹介します。どのような流れで懇親会を開催しようか悩んでいる方は、まずは以下の流れに沿って企画してみましょう。

  • 会社・事業内容の説明

自社の事業内容や取り組みを改めて説明し、企業理解の促進につなげます。採用活動や会社説明会、自社のホームページなどの情報だけでは伝えられないような、より詳細な情報を説明すると、内定者の企業理解もさらに深まるでしょう。

  • 内定者の自己紹介

内定者一人ひとりに自己紹介をしてもらいます。

当日までに自己紹介を考えてもらうように、内定者へは事前に連絡をしておくと親切です。一人あたりの持ち時間もあわせて連絡しておきましょう。

  • グループワーク

内定者を複数に分けて、グループワークを行います。グループワークを実施することは、内定者同士のコミュニケーションや相互理解の促進に効果的です。

また企業側も、これまで知り得なかった内定者の強みや特徴などを発見することにつながります。

  • 先輩社員との交流

内定者懇親会に、内定者と年齢の近い若手社員を招待し、座談会や質疑応答などで交流を図ります。年齢の近い若手社員の話を直接聞けることで、内定者は入社後に自分が働く姿をイメージしやすくなります。

仕事で嬉しかったこと、入社して困ったこと、入社までに取り組んでおいた方が良いことなどを先輩社員へ質問することで、入社前の不安解消にもなるでしょう。

食事会

入社前に内定者や先輩社員、人事担当などが一同に集まれる機会はそう多くはありません。内定者懇親会の参加者全員で食事を囲むことで、カジュアルな雰囲気でコミュニケーションの促進が期待できます。

また、入社前から同僚、先輩社員などとの交流を深めておくことで、入社後の働きやすさにもつながります。

内定者懇親会を成功させるポイント

ここでは、内定者懇親会を成功させるポイントを解説します。

目的を明確にする

内定者懇親会を成功させる1番のポイントは、懇親会を開催する目的を明確にすることです。

たとえば、「内定者同士の交流促進」「先輩社員との交流」などといった目的が挙げられるでしょう。目的を明確にすることで、目的に沿ったプログラムや企画を考えられるようになります。懇親会を開催する時期に応じて目的を設定すると、より効果的な懇親会を開催できるのでおすすめです。

先輩社員にも協力をお願いする

内定者懇親会を企画する際には、自社の先輩社員にも協力をお願いしましょう。先述した、内定者の不安解消や仕事のモチベーション向上などを達成するためには、先輩社員の協力が必要不可欠です。

協力をお願いする際には、若手社員の中でも仕事の成果を上げている社員や次期マネジャー候補など、優秀な社員を選ぶと効果的です。ただし、先輩社員も日々の仕事で忙しいので、協力をお願いする際には早めに相談しましょう。

定期的に開催する

時間やコストに余裕がある場合は、内定者懇親会を定期的に開催することをおすすめします。1年を通して採用活動を行うと、どうしても入社までに期間が空くこともあるでしょう。なるべく定期的に懇親会を開催することで、内定者のモチベーションや入社意欲の維持につながり、内定辞退の防止にも効果が期待できます。

ユニークな企画と取り入れる

内定者懇親会では、内定者の自己紹介や食事会だけではなく、参加者全員が楽しめるような企画を取り入れるのもおすすめです。カジュアルな雰囲気を作り上げることは内定者の気持ちをほぐし、コミュニケーションの促進につながります。チームで協力するような企画を取り入れ、頭を使ったり、体を動かしたりすることで、自然と会話も弾みます。

オンラインでの開催も検討

会場から遠方に住んでいる内定者は、学業との兼ね合いもあったり、スケジュール調整をしたりするために、移動だけで大変な労力がかかります。

内定者懇親会で全国各地から内定者を招く場合は、近いエリアごとに内定者懇親会を開催したり、場合によってはオンラインで開催したりする方法も検討しましょう。内定者が参加しやすいように工夫をすることが、少しでも多くの参加を増やすことにつながります。

内定者懇親会におすすめの企画10選

せっかく内定者懇親会を開催するのであれば、さらなる交流促進に向けて、参加者全員が楽しめるユニークな企画を取り入れてみてはいかがでしょうか。ここでは、内定者懇親会におすすめの企画を紹介します。

格付けバトル

格付けバトルは、俳句・紅茶・絵画・牛肉の4つのジャンルからクイズを出題し、参加者に各ジャンルにおける“一流の品”を見極めてもらうクイズゲームです。紅茶と牛肉のジャンルは実際に食べられるので、見たり、食べたり、嗅いだりしながら、5感をフルに使って楽しめます。

ゲームの進行は専任のMCに任せられるため、参加者は気軽にゲームを楽しめる点も魅力。会場内で同じものを食べたり見たりしながら、リアルタイムで回答を集計することで、参加者同士のコミュニケーションも活発になるでしょう。ちょっと変わり種な企画を探している方は、ぜひ格付けバトルをご活用ください。

ゴチバトル

ゴチバトルは、高級アラカルト料理4品を実食してもらい、それぞれの金額と、その合計金額を参加者に当ててもらうクイズゲームです。回答はリアルタイムで集計し、ニアピン賞・ピタリ賞をそれぞれ発表します。参加者は、テレビ番組の参加したような気分を味わいながらゲームを楽しめます。

格付けバトルと同様に、ゲームは専任のMCが担当。参加者は美味しい料理を食べつつ、参加者同士で会話や交流をしながら気軽に楽しめます。懇親会と食事会を一緒に企画する場合には、ゴチバトルがおすすめです。

なお、格付けバトル、ゴチバトルともにオンラインでの開催も可能です。オンラインでの懇親会を企画している場合でも、ぜひ一度、お気軽にIKUSAまでご相談ください。

チームビルディングBBQ

チームビルディングBBQは、企業イベント向けに開発されたBBQサービスです。BBQイベントは、美味しいお肉を囲みながらワイワイと楽しめることが魅力ですが、器材や食材の準備・片付けなどが煩わしく、なかなか開催まで踏み切れないこともあるでしょう。

チームビルディングBBQであれば、イベントの準備から会場設営、片付けまでを一貫して専任スタッフに任せられます。そのため、参加者や幹事さまは手ぶらで会場に向かうだけで気軽にBBQを楽しめます。

また、チームビルディングBBQでは、参加者同士の交流促進に効果的なアクティビティもセットで実施可能。食事会・交流会を通して懇親会の開催を検討している場合は、ぜひチームビルディングBBQをご検討ください。

謎解き脱出ゲーム

謎解き脱出ゲームは、チームに分かれて謎を解き、制限時間内に危機的状況からの脱出を目指す謎解きゲームです。屋内で、会議室程度の広さが確保できれば開催でき、謎解きなので運動神経や体力も必要なく、どんな方でも存分に楽しめます。

謎解きはひとりでは解けないように工夫されており、チームで協力して謎を解く中で自然と会話やコミュニケーションも広がるでしょう。チームで力を合わせてゲームクリアを目指す中で、チームワークの大切さを学べます。

出題する謎は、懇親会の目的や企業のニーズに合わせてカスタマイズできます。自社に関連する謎を出題すれば、企業理解の促進にも効果が期待できるでしょう。参加者全員が気軽に楽しめる企画としておすすめです。

チャンバラ合戦-戦IKUSA-

チャンバラ合戦-戦IKUSA-は、スポンジ製の刀と、肩につけた「命」と呼ばれるボールを使った合戦アクティビティです。参加者を複数のチームに分けて、一人ひとつの刀とボールを装備してもらいます。刀を使って、相手のボールを落とし合い、最後まで残ったチームの勝利です。

非常にシンプルなルールで、運動が苦手な人でも楽しめるアクティビティですが、意外と奥深い戦略性が求められます。軍議と呼ばれる作戦会議の時間を活用し、チームワークを深めたり、作戦を確かめ合ったりすることが勝利へ近道。大人数でも楽しめるアクティビティをお探しの場合は、ぜひチャンバラ合戦-戦IKUSA-をご活用ください。

コンセンサスゲーム

コンセンサスゲームは、メンバー同士の合意形成を得ながら物語を進めていくゲームです。

合意形成を得るためには、自分の意見を伝えるばかりではなく、メンバーの意見を聴いたり、場の情報を整理したりして、最適解を全員で考える必要があります。ゲームを通して、他者との考えや意見、価値観の違いを理解し、相互理解を得る大切さを学べるでしょう。

合意形成を得るための能力は、仕事を進めるうえでも欠かせません。内定者懇親会の段階で、より実践的な能力の醸成ができます。

リモ謎

リモ謎は、オンラインで実施できる謎解きゲームです。参加者を複数のチームに分けて、チームで協力して制限時間内にゲームクリアを目指してもらいます。次々と出題される謎を解くことでゴールへと近づけますが、謎を解くにはチームで力を合わせなければなりません。

謎を解いていくうちに、チーム内でも自然とコミュニケーションが広がり、チームワークの向上や交流の促進につながります。オンラインでの交流を目的としている場合には、リモ謎がおすすめです。

ハイブリッドイベント

ハイブリッドイベントは、リアル・オンラインのどちらからでも参加できるアクティビティです。参加者は、どちらの方法で参加するのか事前に選択できます。リアルの会場とオンライン上で密なコミュニケーションを図りながら、チームで協力してゲームクリアを目指します。

なお、ハイブリッドイベントは、リアルとオンラインの人数比に関わらず開催が可能です。内定者の人数が多かったり、全国各地に内定者がいたりする場合は、リアルとオンラインのどちらからでも参加できるハイブリッドイベントを活用してみてはいかがでしょうか。

クイズ大会

大人数でも気軽に参加できる企画として、クイズ大会もおすすめです。自社に関連したクイズを出題すれば、企業理解を深めながら企画を楽しんでもらえます。正解数の多い方には自社製品を景品として渡すことで、さらに自社のことを知ってもらうきっかけにもなるでしょう。

なお、IKUSAでは、オンライン上でクイズやビンゴを楽しめる「オンラインクイズ&ビンゴ&抽選会」を提供しています。オンラインでクイズ大会を検討している場合には、ぜひこちらもご検討ください。

販促体験

設定に沿って、とある店舗の売上促進に向けた施策を考えるグループワークです。売る商品や店内での配置、販促キャンペーン、スタッフ育成など、売上アップに向けた施策をグループで考え、最後に発表してもらいます。

自社製品を取り扱ったり、自社の実店舗を仮定してワークを進めてもらったりすることで、入社後の知識や経験としても役立つでしょう。

まとめ

内定者懇親会を開催することで、内定者同士の交流促進や入社前の不安解消などの効果が期待できます。一般的な懇親会で企画されることの多い、自己紹介や食事会以外にも、参加者全員が楽しめるユニークな企画を取り入れ、さらなる交流促進を目指しましょう。

株式会社IKUSAでは、内定者懇親会で盛り上がる企画を提供しています。企画に悩んでいたり、毎年の企画にマンネリを感じていたりする場合には、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

 

こちらの記事では、懇親会に使えるグループワークについてご紹介しています。

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ビジメシ編集部

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