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【忘年会の司会進行マニュアル】役割や当日の流れ、盛り上がる企画を紹介

会社で開催する忘年会の司会進行を任されたとき、何から準備をすればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、忘年会で司会進行を任された方に向けて、忘年会の司会進行の役割や当日の流れ、司会進行マニュアルのほか、上手に進めるコツをそれぞれ紹介します

 

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忘年会での司会進行の役割とは?

まずは、忘年会の司会進行の役割について解説します。

忘年会を滞りなく進行させる

第一の役割が、忘年会を滞りなく進行させることです。

忘年会などのイベントにはタイムスケジュールが必ず組まれています。参加者の予定や、会場の予約時間のことを考えると、タイムスケジュール通りにイベントを進めないと多くの方が困ってしまうでしょう。

スケジュールを管理することは、司会進行の最も重要な役割といえます。

会場を盛り上げる

忘年会の会場を盛り上げることも、司会進行の大事な役割です。

司会進行は参加者の前に立ち、各挨拶や来賓者紹介などのタイミングで、必要に応じて適宜アナウンスする必要があります。その際には、状況に合わせてさらに声を張ってみたり、ユニークな言い回しをしたりと、会場を盛り上げましょう。

司会進行が会場の雰囲気を活気づけることで参加者のテンションも上がり、忘年会もさらに盛り上がります。

参加者・会場の様子に目を配る

司会進行は、常に会場全体を見渡せる位置で仕事をします。忘年会をスムーズに進行させつつも、ときには参加者や会場の様子に目を配りましょう。

忘年会の開始直後には会場に緊張感が漂うこともありますが、明るいトークで参加者の気持ちを和らげることで、忘年会に楽しく参加してもらいやすくなります。他にも、登壇者がステージで困っていたらトークや質問を投げかけてヘルプに入ることで、登壇者や会場に安心感が生まれます。

司会進行が、参加者や会場の様子に目を配りながら忘年会を進めることで、トラブルの回避につながるでしょう。

忘年会の流れ

ここでは、一般的な忘年会の流れを紹介します。

開会の言葉

忘年会の開始時刻になったら、会場にいる参加者へ開会宣言をします。いきなり挨拶を始めてしまうと参加者の準備もできないので、「みなさま、大変長らくお待たせいたしました」などと呼びかけて、会場の雰囲気を落ち着かせましょう。会場が落ち着いたら、司会進行から開会の言葉として挨拶をします。

役職者からの挨拶

役職者からの挨拶は、その場にいる役職が1番高い方にお願いしましょう。対象者へは、事前に挨拶をお願いすることと、当日の持ち時間を伝えておくとスムーズです。

なお、「役職者からの挨拶」を兼ねて「開会の言葉」が行われることもありますが、その場合でも挨拶は役職の1番高い方にお願いします。

乾杯の挨拶

乾杯の挨拶は、参加者の中で役職が上から3番目の方にお願いしましょう。もし、「役職者からの挨拶」を兼ねて「乾杯の挨拶」が行われる場合には、役職の1番高い方にお願いします。

食事・歓談

乾杯の挨拶が終わったら、忘年会のメインである食事・歓談に移ります。参加者は、美味しい料理を目の前にして待機しているので、ここまでの挨拶はなるべく時間をかけずに行いましょう。

余興・ゲーム

食事・歓談が始まってから30分ほど経ったタイミングで、余興やゲームの時間に移ります。

いきなり始めてしまうと参加者も驚いてしまうので、「お食事をお楽しみのところ失礼しますが……」などとアナウンスをして、参加者の注目を集めましょう。

忘年会全体の時間にもよりますが、余興・ゲームの時間は30分〜1時間程度が目安です。余興・ゲームが終了したら、再び食事・歓談の時間を過ごしてもらいます。

中締めの挨拶

中締めの挨拶は、忘年会の終了15分前ごろに行いましょう。中締めの挨拶をすることで、帰宅を急ぐ参加者が帰りやすい雰囲気を作ります。中締めの挨拶は、参加者の中で役職が上から2番目の方にお願いしましょう。

閉会の挨拶

最後に、司会進行から閉会の挨拶を行い、忘年会はお開きになります。参加者へお礼を述べたり、忘れ物がないようにアナウンスしたりしましょう。

参加者へ贈る手土産などがある場合には、どこで配布するかをあわせてアナウンスします。

二次会の案内

二次会を予定している場合には、二次会の会場、時間、集合場所などをアナウンスします。

忘年会の司会進行マニュアル

忘年会の司会進行が覚えるべき台詞をまとめて、マニュアルを作成しました。司会進行を任された方は、ぜひここに記載してある例文を参考にしてみてください。

開会の言葉・司会進行の紹介(自己紹介)

  • みなさま、本日はお忙しい中、〇〇忘年会にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。本日、司会進行をいたします、〇〇と申します。最後まで精一杯務めさせていただきますので、どうそよろしくお願い申し上げます。

役職者からの挨拶

  • はじめに、〇〇社長から開会のご挨拶をいただきたいと思います。〇〇社長、よろしくお願いいたします。
  • (挨拶が終わったら)〇〇社長、ありがとうございました。

乾杯の挨拶

  • 続きまして、〇〇部長より乾杯の音頭をお願いしたいと思います。みなさま、お手元にグラスのご準備をお願いします。それでは〇〇部長、よろしくお願いします。
  • (挨拶が終わったら)〇〇部長、ありがとうございました。

食事・歓談前のひと言

  • それではみなさま、ごゆっくりとお食事・ご歓談をお楽しみください。
  • 後ほど、みなさまでご参加いただけますゲームをご用意しておりますので、ぜひお楽しみにしていてください。

余興・ゲームの開始時

  • みなさま、お話も盛り上がっているところではありますが、これより、本日のゲーム企画に移りたいと思います(企画の説明)。
  • (企画が終わったら)みなさま、ご参加いただきありがとうございました。それでは忘年会終了のお時間まで、引き続きお食事とご歓談をお楽しみください。

中締めの挨拶

  • 宴もたけなわではございますが、そろそろ楽しいお時間も終わりに近づいてまいりました。ここで一旦、中締めとさせていただきます。中締めの挨拶は、〇〇課長に行っていただきます。それでは〇〇課長、よろしくお願いいたします。
  • (挨拶が終わったら)〇〇課長、ありがとうございました。

閉会の挨拶

  • それではみなさま、本日の忘年会はこの辺でお開きとさせていただければと思います。本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。お帰りの際にはお忘れ物のないように、お気をつけてお帰りください。

二次会のアナウンス

  • この後、〇〇にて二次会を予約しておりますので、お時間の許す方は、ぜひご参加いただければと思います。二次会にご参加される方は、21:00までに二次会の会場にお集まりくださいますようお願いいたします。

司会進行を上手に進めるコツ

ここでは、司会進行を上手に進めるコツを紹介します。特に、初めて司会進行を任された方は、忘年会の当日までに、司会進行を上手に進めるコツをしっかりと把握しておきましょう。

相槌やリアクションは大きく

登壇者や挨拶する人などの話の内容に応じて、適宜相槌やリアクションを入れましょう。司会進行は、参加者全員からよく見える位置にいるので自然と目立ちます。司会進行のリアクションが薄いと、会場の雰囲気もなかなか盛り上がらなくなってしまいます。そのため、司会進行としてリアクションを入れるときは、少し大袈裟なくらいが丁度いいでしょう。

ハキハキと話す

話すときは、大きな声でハキハキと話しましょう。人の前に立つのに慣れていないと緊張してしまうかもしれませんが、司会進行のアナウンスがしっかりと参加者に伝わらないと、忘年会の進行にも支障が出てしまいます。

大きな声でハキハキと、また、適宜抑揚をつけることで聞き手側である参加者も耳障りを感じなくなるので、意識して話してみてください。

タイムスケジュールを把握する

タイムスケジュールは当日までに必ず把握しておきましょう。忘年会のようなイベントでは、予期せぬトラブルなどが起こり、タイムスケジュール通りに進まないことも考えられます。

トラブル対応で予定よりも時間が押した場合でも、タイムスケジュールをしっかりと把握しておけば、各プログラムの時間を適宜調整するなど適切な対応ができるようになります。常に時計とタイムスケジュールを手元に置くことを忘れないようにしましょう。

「挨拶する人」の名前を事前に確認する

忘年会に限ったことではありませんが、登壇者や挨拶をする人の名前を間違えるのはご法度です。対象者の名前・所属部署・役職などは、事前に必ず確認しましょう。

念入りにシミュレーションを行う

司会進行を上手に進めるには、やはり当日までの念入りな準備が欠かせません。タイムスケジュールや台本を手元に、当日の流れを念入りにシミュレーションしましょう。頭の中でシミュレーションするだけではなく、声に出して発声練習をすることで台詞を覚えやすくなります。

時間に余裕があれば、忘年会の当日は参加者よりも30分ほど早めに会場へ向かい、ステージや座席の配置、音響設備の確認をしておくことで、より万全な状態で本番に挑めます。

忘年会におすすめ!盛り上がる企画

それでは最後に、忘年会におすすめの企画を王道クイズから一風変わったものまで紹介します。

クイズ大会・ビンゴ大会

クイズ大会やビンゴ大会は誰でも気軽に参加できるので、忘年会の企画としても人気があります。クイズ大会であれば、チーム対抗戦で開催したり、自社に関するクイズを出題したりすることで、オリジナリティのあるイベントとしても楽しめます。

どちらも勝利チーム、あるいはビンゴになった人などに豪華景品を用意しておくと、参加者の満足度もさらに高められるでしょう。

なお、IKUSAでは、オンラインでクイズやビンゴを楽しめる「オンラインクイズ&ビンゴ&抽選会」を提供していますので、オンライン開催を予定している方は、ぜひこちらもご検討ください。

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格付けバトル

格付けバトルは、5感で楽しめる新感覚のクイズゲームです。参加者には、俳句・紅茶・絵画・牛肉の4つのジャンルから、それぞれのジャンルにおける「一流の品」を回答してもらいます。紅茶と牛肉は実食し、俳句と絵画は専用の動画から確認できるので、食べて・見て・嗅いで・聞いて、5感で楽しめるゲームです。回答は専用のシステムで行い、回答結果から参加者の中で「一流の人」を決定します。

ゲームの進行は専任のMCに任せられるので、参加者も忘年会の司会進行も気軽に参加できます。参加者同士で同じものを食べたり、見たりして一流の品を予想することで、自然とコミュニケーションも広がるでしょう。

「毎年の忘年会の企画がマンネリ化している」「ユニークな企画を実施したい」といった場合には、格付けバトルがおすすめです。

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ゴチバトル

ゴチバトルは、参加者に各料理の値段を予想してもらい、料理の合計金額を当ててもらうゲームです。参加者には高級アラカルト料理4品をそれぞれ実食してもらい、それぞれの料理の値段と、その合計金額を専用のシステムに回答してもらいます。回答結果から、ピタリ賞やニアピン賞などを発表・表彰します。

まるでテレビ番組に参加したような気分を味わえるゲームで、忘年会の企画としても盛り上がるでしょう。参加者同士で同じ料理を食べながら金額を予想し合うので、自然と会話も広がります。ゲームの進行は専任のMCが担当するため、参加者はもちろんのこと、忘年会の司会進行者も気軽にゲームに参加できます。

「ちょっと変わったゲームを探している」「全員参加で楽しみたい」といった方は、ぜひゴチバトルをご活用ください。

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謎解き脱出ゲーム

謎解き脱出ゲームは、参加者が物語の主人公となって、制限時間内に危機的状況からの脱出を目指す謎解きゲームです。参加者を複数のチームに分けて、チームで謎を解きながらゲームクリアを目指してもらいます。謎を解くにはメンバー同士での協力が不可欠であり、自然と会話やコミュニケーションが広がるでしょう。

出題する謎は、イベントの目的やニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。自社オリジナルな企画としても開催できます。運動神経や体力は必要なく、誰でも楽しめる点が特徴であり、忘年会の企画としてもおすすめです。

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BBQ忘年会

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まとめ

司会進行は、「忘年会を時間通りに滞りなく進めること」「会場を盛り上げること」が求められる、重要な役割です。当日の進行をスムーズに行うためには、事前の念入りな準備が欠かせません。今回紹介した内容を参考に、当日に向けて準備をしてみてはいかがでしょうか。

また、株式会社IKUSAでは、忘年会を盛り上げるさまざまな企画を提供しています。リアル・オンラインのどちらにも対応できますので、忘年会の企画に悩んでいる場合には、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

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ビジメシ編集部

この記事を書いた人

ビジメシ編集部

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