決起会とは?目的や流れ、おすすめの企画10選をご紹介
決起会は、新たなプロジェクトがスタートするときに開催されるものです。通常の飲み会とは異なり、メンバー同士の交流促進や士気の向上などを目的としています。決起会の幹事を任されたなら、ただ飲み会を企画するのではなく、チームメンバー全員が楽しみつつも、仕事への士気を高められるような工夫をしましょう。
今回は、決起会の目的や飲み会・懇親会との違い、決起会の流れ、成功させるポイント、おすすめの企画についてそれぞれ紹介します。
年間1000件以上の企業イベントや自治体・施設イベントなどを行う株式会社IKUSAは、90種類以上のユニークなレクリエーション企画を中心にした、参加者様のコミュニケーション活性化や貴社らしい演出でのエンゲージメント向上を叶える社内パーティーの企画・運営を得意としています。
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決起会とは
決起会とは、新しい仕事やプロジェクトに取り掛かることが決まったときに開催される会合の総称です。決起会は、同じ目標に向かって協力し合うメンバーたちと一緒に気持ちを高め合ったり、全員が同じ方向に向いているかを確かめ合ったりしながら、決意表明をすることを目的としています。
そのため、単に食事や歓談をするだけではなく、メンバー同士の交流や相互理解を深めて、チームワークの向上やコミュニケーションの促進を図りながら、目標達成に向けた気持ちを合わせることが求められます。決起会は他にも、「キックオフミーティング」「決起集会」などと呼ばれることもありますが、会の内容や目的に大きな違いはありません。
飲み会との違い
職場で企画される飲み会は、一般的にはリラックスした状態で開催されることがほとんどで、社内コミュニケーションの促進や気持ちのリフレッシュなどを目的に行われます。
一方で決起会は、社内コミュニケーションの促進はもちろんのこと、メンバー一人ひとりの士気やモチベーションを高めること、同じゴールを共有して強固な団結力を築き上げることも目的としています。
懇親会との違い
決起会や飲み会と間違えやすい会として「懇親会」があります。懇親会は、同じ集団に属している、あるいはこれから同じ目標を共にする人たちの集まりを指す会であり、主として「今は親しくない人たちが、これから交流を深めるための会」として扱われることが多いでしょう。
これらのことから、決起会と懇親会はまったくの別物です。会の目的によっては、決起会の後に懇親会(食事会)を開催するという場合もあります。
決起会の主な目的
決起会の主な目的について解説します。
チームの親睦を深める
社内の新しいプロジェクトに取り掛かる時点では、初対面の同士メンバーが集まってチームを組むことも多いでしょう。新チームの発足時は、どうしてもメンバー間に緊張感や距離感が生まれてしまいます。
そのような状況で決起会を開催することで、チームワーク力の向上や相互理解の促進に効果が期待できます。より強固なチームワークを築き上げることが、プロジェクト成功への近道です。
プロジェクトへの士気を高める
メンバー全員で同じプロジェクト、同じ目標に向かって決意表明をすることで、チーム全体の士気が高まります。メンバー一人ひとりが高い目標や意識を持ってプロジェクトに取り組むことは、チームの目標達成に効果的です。
また、チームでの一体感を醸成して切磋琢磨できる環境を作ることにより、メンバー一人ひとりの主体的な行動を促すことができます。
働きやすい雰囲気を作る
メンバー同士の交流を深め、同じ目標に向かって意識を固めることは、メンバー一人ひとりが働きやすい雰囲気・環境を作ることにつながります。また、チーム内の風通しを良くすることで、生産性の向上やミスの防止などにも効果が期待できるでしょう。
決起会の流れ
決起会の一般的な流れを解説します。
1.当日までの準備
決起会の当日までには、下記の準備に取り掛かりましょう。
決起会の目的を決める
決起会を開催する目的を決めます。たとえば、「チームの交流を深めるため」「チームの雰囲気を作るため」などの目的が一般的です。目的を明確にすることで、効果的な決起会につながります。
日時を決める
決起会を開催する日時を決めます。新しいプロジェクトや新チームが発足してから、なるべく早い日程で調整しましょう。メンバーの士気を落とさず決起会を開催できます。
会場を確保する
日時が決まったら、決起会の会場を確保します。決起会は仕事や業務関係の人が参加する場であるため、多くの人が出入りするような大衆居酒屋などは避けて、ホテルのホールや貸し会議室などを使うようにしましょう。
参加者へ案内メールを送る
決起会の日時や会場が決まったら、参加者へ案内メールを送ります。基本的には全員参加が望ましいですが、メンバー各々にも予定やプライベートはあります。あくまでも参加の意向は、最終的にはメンバー自身に委ねることが大切です。
資料・タイムスケジュールを作成する
決起会で使用する資料などがある場合、それらを当日までに仕上げておきましょう。また、当日のタイムスケジュールを作成しておくと、何かと活用できるので便利です。
運営チームの役割分担を決める
決起会を、幹事ひとりではなく複数人で運営する場合、運営チーム内での役割分担を決めましょう。当日の司会進行役、物品担当、受付担当など、必要な役割を割り振ります。
当日に向けてリハーサルを行う
当日に向けてのリハーサルを行います。もし、事前に会場を借りられる場合には、実際の会場を使ったリハーサルを行うとより安心です。また前日には、足りない物や資料などがないか念入りに確認しておきましょう。
2.開会の挨拶
それでは当日の流れに移ります。参加者全員が受付を済ませて定刻になったら、まずは開会の挨拶を行います。開会の挨拶は、プロジェクトリーダーが担うのが一般的です。リーダーからプロジェクトへの意気込みをメンバーへ伝えることで、その場の雰囲気を引き締めることにつながります。
3.自社の現状報告
新規プロジェクトを発足するまでに至った経緯について、自社の事業の現状や報告を交えてメンバーへ伝えます。
4.新規プロジェクトの説明
新規プロジェクトの概要をメンバーへ説明します。プロジェクトの流れや今後の見通しなどを、資料を用いて説明することで、より理解しやすくなるでしょう。
5.自己紹介
メンバー一人ひとりに自己紹介をしてもらいます。氏名、所属、担当する業務内容、簡単な挨拶などで簡潔に締めることをおすすめします。
6.質疑応答・情報共有
新規プロジェクトに対しての質疑応答の時間を設けます。また、先ほどの説明で足りない部分があれば補足して伝えます。
7.食事・歓談
決起会の後に懇親会を行う場合には、懇親会の開始時間までに会場へ移動してもらいましょう。
8.余興・レクリエーション
余興やレクリエーションを企画する場合は、懇親会の開始から30分ほど経過したタイミングでの実施がおすすめです。
9.閉会の挨拶
会場の閉会15分前には閉会の挨拶を行います。閉会の挨拶は、参加者のなかで2番目に地位の高い人に任せるのが一般的です。
決起会を成功させるためのポイント
決起会を成功させるためのポイントを解説します。
目的を明確にする
決起会を成功させるためには、会を開催する目的を明確にしましょう。目的を明確にすることで、決起会に最適な企画やレクリエーションなどを検討できるようになります。
相応しい会場を選ぶ
決起会は、仕事やプロジェクトに関連する集まりであり、部外者に聞かれてはいけないような情報や会話もあります。そのため、関係者以外の人が自由に出入りするような会場は避けるのが望ましいです。
たとえば、大衆居酒屋などの開放的な会場ではなく、ホテルのホールや貸し会議室など、密室で関係者のみ出入りできるような会場がおすすめです。予算に余裕があれば、内装や設備などにもこだわった会場を選ぶと、参加者の気分もさらに高まります。
参加者が楽しめる企画を取り入れる
決起会の参加者全員が楽しめるような企画やレクリエーションを取り入れることで、参加者同士の交流促進につながります。普段の社内イベントとは違ったユニークな企画などを実施できれば、より満足度の高い決起会が開催できるでしょう。
イベント企画会社に外注する方法もある
日々の仕事が忙しくて決起会の企画や準備にまで時間が割けない場合には、イベント企画会社に外注する方法もあります。
イベント開催のプロに任せることで、自社のみで開催するよりも高いクオリティのイベントを企画、開催できます。さらに、イベント企画会社が提供するさまざまなオプションを活用することも可能です。
自社開催よりも費用やコストはかかりますが、その分、社内の人員リソースを割くことなく、クオリティの高いイベントを実現できるでしょう。
決起会を盛り上げるおすすめの企画10選
決起会を盛り上げるおすすめの企画10選を紹介します。
1.ゴチバトル
ゴチバトルは、高級アラカルト料理4品を食べて、その値段と合計金額を参加者に当ててもらうクイズゲームです。回答の集計はリアルタイムで行うので、参加者同士で同じ料理を食べながら値段を予想したり、味の感想を伝えあったりと、自然と会話が広がります。
プロのMCが司会を行うので会場も盛り上がり、参加者はまるでテレビ番組に出演しているような気分を味わえるでしょう。美味しい料理を一緒に楽しめるユニークな企画としておすすめです。
2.格付けバトル
格付けバトルは、出題される4つのジャンルのなかから、それぞれ最も高級だと思う品を当ててもらうクイズゲームです。4つのジャンルはそれぞれ俳句、紅茶、絵画、牛肉であり、紅茶と牛肉は参加者に実食してもらいます。回答はリアルタイムで集計し、最も正答数の多かった人を「一流の人」として表彰。
テレビ番組に出演しているようなワクワク感や臨場感を楽しみながら、参加者同士での交流も促進できる企画です。
3.共通点探しゲーム
共通点探しゲームは、その名の通り、参加者同士で共通点を探してもらうゲームです。
2人1組でペアを組んでもらい、制限時間内にどれだけお互いの共通点を見つけられるかをペア間で競い合います。最も多くの共通点を見つけたペアが優勝です。
短時間でペアを交換しながら回していくことで、自然とメンバー内での相互理解の促進につながります。
4.サイン集めゲーム
サイン集めゲームは、参加者からサインをもらって集めるゲームです。
会場内にいる参加者全員を対象に、制限時間内でどれだけ多くの人からサインをもらえたかを競います。サインをもらうためには、必ず挨拶や自己紹介をしなければならないので、自然と交流が促進されるのが特徴的なゲームです。
参加人数が多い場合には「1番早く、◯人のサインをもらった人の勝ち」などのように、ルールを工夫してみましょう。
5.私は誰でしょう
「私は誰でしょう」は、あらかじめ用意した自己紹介を発表し、参加者の誰の自己紹介かを当ててもらうゲームです。参加者には事前に簡単な自己紹介を作成してもらい、司会者がそれを集めてから参加者の前でひとつずつ読み上げ、1番多くの自己紹介を当てた人が優勝となります。
メンバーの意外な一面を知れたり、共通点が見つかったりと、メンバー同士の相互理解に効果的なゲームです。
6.チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、スポンジ製の刀と、「命」と呼ばれるボールを使った合戦アクティビティです。刀を使って、相手の肩についたボールを落とし合い、最後まで生き残ったチームが勝利となります。
非常にシンプルなルールであり、老若男女を問わずに楽しめながらも、意外にも深い戦略性が求められるのが特徴的。参加者全員が一丸となって楽しめる企画をお探しの場合には、ぜひチャンバラ合戦-戦IKUSA-をご活用ください。
7.謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、謎を解いて閉鎖された空間からの脱出を目指す謎解きゲームです。参加者を複数のチームに分けて、チームで協力しながら謎を解き、最も早くゲームクリアをしたチームが勝利となります。
出題する謎の難易度や内容はカスタマイズできるため、決起会の趣旨やニーズに合わせたオリジナルな謎を楽しむこともできます。年齢や世代、運動神経などに左右されずに、全員が楽しめるのが謎解き脱出ゲームの魅力であり、決起会を盛り上げる企画としてもおすすめです。
8.オリジナルクイズ大会
クイズ大会は、誰でも気軽に参加できる企画として人気があります。参加者に関係するクイズや、仕事に関連するクイズなどを出題すれば、自然と相互理解の促進にもつながります。
チーム対抗戦として開催すれば、チームワーク醸成にも効果が期待できるでしょう。上位入賞チームには景品を用意しておくと、参加者もさらに主体的に楽しんでもらえるはずです。
クイズ・ビンゴ大会
株式会社IKUSAの提供する「クイズ・ビンゴ大会」は誰でも気軽にスマホで参加できるシステムを導入しています。
自身のスマートフォンからクイズシステムや会場のスクリーンで表示されるクイズにスマートフォンで回答します。
ビンゴ大会の場合はQRコードやURLにアクセスするだけで簡単にビンゴカードを配布されビンゴマシーンが出した数字を自動でビンゴカードに反映することができます!
個人戦・チーム戦どちらでも開催可能です。
9.ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは、ジェスチャーを見てお題を当ててもらうゲームです。
複数人のチームに分かれて、1人をジェスチャー役、その他のメンバーは回答役になります。ジェスチャー役はお題に沿ってジェスチャーをしますが、声を出したり、手でヒントを与えたりしてはいけません。回答役はジェスチャーだけを見てお題を当てて、1番正答数の多かったチームが優勝となります。
お題があればどこでも気軽に実施できて、盛り上がるのが特徴的なゲームです。
10.以心伝心ゲーム
以心伝心ゲームは、チームメンバーの回答を一致させるクイズゲームです。出題されたお題の回答を制限時間内にメンバー一人ひとりが予想しますが、お互いが予想する回答は伏せながら、チーム内で回答を一致させるようにヒントを出し合います。「せーの」で回答を見せ合い、全員の回答が一致したら得点を獲得。最も多く正答したチームが勝利です。
ゲームを通して、相手の考え方や物の見方などを知ることができ、相互理解の促進に効果的なゲームとなっています。
IKUSAなら一体感を高める決起会の企画をご提案
ここまで、決起会の流れや盛り上がる企画などを紹介してきましたが、いざ自分たちだけで決起会を企画しようとしても、思うように企画立案や準備などが進まないこともあるでしょう。そのようなときには、イベント企画会社であるIKUSAに決起会の企画から運営までをすべて任せてみてはいかがでしょうか。
IKUSAでは、企業イベントの企画から運営までを一貫して支援する「懇親会・社内パーティープロデュース」を提供しています。年間1,000件以上のイベントを開催するIKUSAが、90種類以上のレクリエーション企画のなかから、最適な企画を提案します。
先ほど紹介した「ゴチバトル」「チャンバラ合戦」をはじめとしたユニークな企画を活用し、30名規模から、100名、200名を超える規模の決起会まで、ニーズに応じた企画を取り入れることが可能。参加者同士のコミュニケ―ションを促進しつつ、会場の一体感を高める決起会を実現できるのがIKUSAの強みです。
決起会の企画や運営でお困りの方は、ぜひ一度、IKUSAまでお問い合わせください。
まとめ
たとえば、参加者全員が楽しめる企画は参加者の交流を促し、チーム力の結束を強められる企画は満足度の高い決起会の実施につながります。もし、イベントの企画に不慣れな場合には、イベント企画会社のIKUSAに外注するのもおすすめです。
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この記事を書いた人
ビジメシ編集部
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