オンライン飲み会は何人で行うべき?少人数・大人数別に実施時の注意点を解説
「オンライン飲み会は何人くらいの規模で行うのが理想?」
「オンライン飲み会特有の注意点ってある?」
「オンライン飲み会をスムーズに進行するためのポイントは?」
会社で慣れていないオンライン飲み会の幹事を任せられると、右往左往してしまいますよね。プライベートでも経験がない、もしくは少ないのであればなおさらです。
今回はオンライン飲み会に適した人数や大人数・少人数ごとの注意点、会を円滑に進行するコツについて紹介します。初めてオンライン飲み会の幹事を任せられた人でも、問題なく宴会を回せるようになるのでぜひご覧ください。
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オンライン飲み会は4~6人程度の人数がおすすめ
オンライン飲み会の開催に適した人数は、ズバリ4~6人です。開催人数が多くなるほど円滑な進行を妨げる要因が発生しやすくなります。
オンライン飲み会では対面のときのように、隣に座った人と会話を楽しむことができません。小規模での雑談が発生しにくくなってしまうので、会話にあぶれる方が出てくるリスクが高まります。
またシンプルに参加人数が増えると、画面が見にくくなってしまいます。画面に表示される1人当たりのスペースが減るので、表情や仕草、背景などが映りにくくなるでしょう。
ただでさえ、画面越しで意思疎通を図るオンライン飲み会はコミュニケーションの取りづらさがデメリットです。大人数の参加を認めてしまうとこの短所を助長してしまうので、参加人数には上限を設けた方が良いでしょう。
絶対にそうすべきとはいえませんが、4~6人の範囲で開催すると良いあんばいになります。
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オンライン飲み会を大人数で行う際の注意点
オンライン飲み会は大人数での開催に適していないとお伝えしました。しかし部署内の人数が多いときや、参加希望者が多いケースなど、どうしても大人数で実施しなければいけない場合もあります。
大人数のオンライン飲み会でも、注意点を守れば盛り上げる会に仕上げることは可能です。オンライン飲み会を大人数で行う際の注意点を紹介します。
少人数ごとにグループ分けをする
有効なのがグループ分けによって、少人数のグループをいくつか作る方法です。一つひとつのグループを見れば少人数での飲み会と相違ないので、大人数の宴会で生じるデメリットを解消できます。
大人数だと話すことにプレッシャーを感じる人もいるため、話しやすさの視点からもグループ分けはおすすめです。最初からグループ分けにした状態にしておくと大人数の意味がないので、乾杯や締めの挨拶では全員集合して行います。
Web会議ツールでは少人数・大人数の切り替えもできるので、シチュエーションによって使い分けると良いでしょう。
人数の変更だけでなく、グループをシャッフルしてもOKです。グループをシャッフルすればまた一から会話を始められるので、前のテーブルで盛り上がらず気まずい思いをした方でも、気を取り直しで臨めます。
終了時間を決めておく
終電やお店の閉店時間を気にしなくても良いオンライン飲み会は、ダラダラと際限なく続きがちです。事前に終了時刻を定めておくことで、周囲の目を気にして帰りづらい人でも退散する口実ができます。
「オンライン飲み会は帰りづらいから嫌だな…」と印象付けてしまうと、次回の参加を断られる可能性が高いです。何度もオンライン飲み会を実施するつもりなら、終了時間を決めておき、参加者の帰りやすさに配慮していると暗に示すのが良いでしょう。
一度締めのタイミングを設けておけば、帰りたい人はいなくなり、飲み続けたい人は再度グループを組み直して延長戦を楽しめます。
また終了時刻だけでなく、開始時刻も決めておきましょう。いつでも入ってきて良い仕組みを採用してしまうと、無秩序状態になり、円滑な進行を妨げられる可能性があるためです。宴会の時間に制限を設けておくのが、オンライン飲み会を成功させる秘訣です。
「途中退出可」ルールを設定する
「途中退出可」ルールを設けておけば、従業員の参加へのハードルも低くなるでしょう。オンライン飲み会は楽しいと感じる人もいる反面、参加するのが嫌だと主張する人が多いのも実情です。
オンライン飲み会が敬遠される大きな要因となっているのが、会からの抜けづらさです。基本的に1人しか話せないオンライン飲み会では、常に誰かが話している状況に陥りやすく、間を遮りづらい特徴があります、途中退出可ルールを明示しておけば、「用事があるので抜けたい」と切り出しやすくなります。
幹事が途中退出は問題ないと考えていても、伝えなければ参加者からは分かりません。開催案内に盛り込んだり、口頭で冒頭に伝えたりするなどきちんと明示してください。
途中退出して良いと言われても、気が弱い人だとなかなか言い出せない場合があります。しかし話す人が限定されるオンライン飲み会では、話していなければ特に気にする方も少ないので、思い切って言い出しましょう。
ミュート機能をうまく活用する
ミュート機能を活用して、自分の生活音や周囲の雑音が漏れてしまわぬよう心がけることも大切です。例えばありがちなのが、トイレに行くときにミュートを設定していなかったので、はなをかむ音を聞かれてしまったケースです。
会話に参加していないから大丈夫だろうと高をくくっていると、思いがけず恥ずかしい思いをしてしまう場合があります。特に幹事や上位役職者が乾杯や締めの挨拶をするときに、他の参加者にはミュートをお願いしておくと良いでしょう。
ミュートはボタン1つで可能なので、参加者側の負担も大きくありません。ミュートした状態でも、スタンプやチャット機能を活用すれば、コミュニケーションが図れます。幹事が宴会で挨拶をする際のヤジやガヤを楽しみにしている方は、少々物足りないかもしれないですが、スタンプやチャットを利用しましょう。
場回しに自信がある人を司会に据える
大勢での会話が生まれにくく盛り上がりづらいオンライン飲み会では、場回しができる人を司会に据える必要があります。場回しのうまさの基準となるのが、参加者に質問を振る能力です。
タイミングを見計らって「○○さんはどうですか?」と質問を投げかけたり、後の会話を盛り上げるために深掘りしたりするスキルが重要になります。オンライン飲み会が盛り上がるかどうかは、場回しがうまい人がいるかで左右されます。
また場回しというのは会話だけでなく、ツールを使いこなす力も必要です。例えばZoomを使用する場合、URLが外部に漏れていると、そこから招待していない知らない人が入り込む危険があります。この問題を解決できるのが「待合室を有効化」する設定です。
待合室の機能を有効にしておけば、ホストの許可がない限りは飲み会に参加できなくなります。この人は知らない人だと判断すれば、入室を拒否できるので安心です。
チャットを活用してコミュニケーションを図る
オンライン飲み会でスムーズな進行を可能にしたければ、チャット機能をフル活用できると良いでしょう。テキストでやり取りができるようになれば、音声をうまく拾えないときでも会話を続けられます。
スタンプは、感情を思いっきり表現したいときにもおすすめです。例えば表情が分かりづらい画面越しのコミュニケーションにおいて、とても役に立ちます。
またチャット機能はURLを共有したいときにも適しています。ネットで見つけた「面白い」「役に立つ」と感じたURLを共有すれば、話のネタになり、参加者の満足度を高められるかもしれません。
オンライン飲み会を少人数で行う際の注意点
少人数でオンライン飲み会を行う際も、盛り上げたければ注意点を意識して企画を練る必要があります。少人数の場合、単純に参加者が少ないのでこぢんまりした会になってしまいがちです。
会話のテーマによっては辛気臭く、どんよりとした空気が流れることにもなりかねません。上記のような事態に陥るリスクを避けるために、オンライン飲み会を少人数で行う際の注意点を解説します。
事前に話題やネタ話を考えておく
少人数のオンライン飲み会を盛り上げたければ、事前に話題やネタを考えておくのが有効な策です。オンライン飲み会ではフリートークの体裁を取ってしまうと、なかなか盛り上がりを期待できません。少人数での開催とあれば、なおさらです。
面白ネタが思いつかないにしても、会話のテーマがあった方が参加者は話しやすくなるはずです。例えば、古い写真を持ち寄ってみんなで見せ合ったり、マンガ好き同士で集まって好きなマンガを紹介したりというように。
画面に題材を大きく表示させ、それについてみんなで話し合う形式を取るのも可能です。何か1つのテーマを話し合うなら、むしろオンライン飲み会の方がやりやすいといえるかもしれません。
好きなものが共通する間柄であれば、親睦を深めやすくもあります。自由が利きづらい会社の宴会でやるなら、定例の飲み会やランチミーティング時に実践してみると良いでしょう。
少人数で実施できるゲームを導入する
少人数でのオンライン飲み会を盛り上げたいときは、ゲームの導入も効果的です。みんなで同じゲームに取り組んでいれば、会話がつまらなくても、場を沸かせることが可能です。
少人数でも爆笑を期待できる面白ゲームにはいくつもの種類があります。例えば、次のようなゲームが考えられます。
- 絵しりとり
- ジェスチャーゲーム
- NGワード
「絵しりとり」は、その名の通り、絵を使ってしりとりを続けていくゲームです。途中でしりとりを間違えるとどんどんあらぬ方向に逸れていくので、見当違いさが笑いを誘います。
「ジェスチャーゲーム」はお題を示す動作をし、回答者がテーマを当てるという、もはやルール説明不要の誰もがやったことある遊びです。会社の上司や社長をお題にすると、オリジナリティーあふれる面白いジェスチャーゲームになるでしょう。
「NGワード」は使ってはいけない言葉を設定した上で、会話を進めていく遊びです。各自のNGワードは頭に貼り付けて、他の参加者が分かる状態にします。会話の相手はNGワードを言わせようとトラップを仕掛けてくるので、かいくぐりながら、自らもワナを構築します。
NGワードを言ってしまった人には、罰ゲームを設定するとゲームの盛り上がり度が増すでしょう。
オンライン飲み会を円滑に進行するコツ
オンライン飲み会では、盛り上がる会に仕上げられるかという点が重要です。しかし、楽しさ以外にも飲み会をつつがなく進行するには気を付けなくてはいけません。
ここでは参加者がより満足できるようになるためのコツを3つ紹介します。
誰でも手軽に導入できるツールを選ぶ
オンライン飲み会で使用するWeb会議ツールは誰でも簡単に導入できるものを選ぶと、手軽に始められます。誰でも利用できるツールとは、一般的に広く使用されているアプリや登録不要のものです。
例えば、月間アクティブユーザー数が8,600万人(2020年9月末時点)を超える無料通話アプリLINEでも、オンライン飲み会を開催できます。LINEは顔エフェクト機能も充実しているので、手間をかけずに盛り上がりが期待できる点も強みです。
Zoom飲みという言葉が広く浸透した昨今、一度はZoomを使用した経験がある方は増えてきました。オンライン飲み会のツールにZoomを指定しても、参加者は抵抗ないケースが多いでしょう。Zoomは少人数に分けられるブレイクアウトルーム機能が付いているので、大人数でのオンライン飲み会にも推奨できます。
アプリを登録せずとも、オンライン飲み会を開催可能なWebサービスが、2020年に提供を開始した「たくのむ」です。たくのむではHPの「飲み会ルームを作成する」をクリックするとURLが発行されるので、それを参加者に共有すれば準備は完了!
時間が来たらURLにアクセスしてもらえば、飲み会を開催できます。Web会議ツールの使いやすさは飲み会のクオリティーに影響を与えるので、ツールの選定には気を使いましょう。
飲みすぎないよう十分注意する
オンライン飲み会では、対面での宴会よりも飲みすぎないよう配慮する必要があります。オンライン飲み会の参加者は、そばに飲みすぎを指摘してくれる同僚がいません。自分のペースでぐびぐびとお酒を飲んでいると、いつの間にへべれけになってしまうことも。
またオンライン飲み会ではお店の閉店を意識しなくても良いため、ズルズルと長引きやすいです。お酒を飲むペースが遅くても量が増えてくれば悪酔いにつながります。
オンライン飲み会での飲みすぎを避けるためには、手元に準備するお酒を少量に抑えることが有効です。わざわざ立ち上がって冷蔵庫まで取りに行く必要があるなら、飲まずに我慢できる可能性が高まります。
また飲み会の終了時刻を事前に設定しておくのもおすすめ。時間が到来したらきっぱりやめると決めておけば、泥酔状態に陥るリスクを下げられますよ。
オンライン飲み会での飲みすぎを防ぐためには、おつまみを用意することがおすすめです。おつまみでお腹をいっぱいにすることで、お酒を飲みすぎないでオンライン飲み会を楽しめます。
周辺環境に配慮し騒ぎすぎない
部屋に人がいないからと爆笑したり大声を出していたりすると、家族や近所の人に迷惑がかかる場合があります。対面の飲み会でもほかのテーブルに迷惑をかけないよう、大騒ぎを控えるものですが、オンライン飲み会でも同じです。
飲みすぎると精神のタガが外れて大声を出す人もいるので、飲酒量にも気を付けてください。また飲み会の開催時間にも注意が必要です。
特に夜遅くに開催時間を設定したり、飲み会が長引き深夜まで及んだりしてしまうと、周囲からクレームが入る可能性も。小さい子がいる家庭は子どもの夜泣きを引き起こす原因にもなるので、はめを外しすぎず節度をもって飲み会を楽しみましょう。
参加者の通信環境を事前に確認しておく
オンライン飲み会の幹事は、参加者の通信環境に問題がないか事前に確認しておくと良いでしょう。ビデオ通話はかなりの通信量を必要とします。通信環境次第では途中で通信制限にかかってしまい、画面が強制シャットダウンとなるリスクもゼロではありません。
家にWi-Fiがあるなら問題ありませんが、そうでなければ速度制限や追加料金が発生する可能性もあります。ちなみにZoomの場合、ビデオありのデータ通信では約かかるので注意が必要です。
幹事は参加者の自宅にWi-Fiがあるか確認し、ツールの使用によって消費するデータ量の目安を教えてあげると良いでしょう。
料理やドリンクの手配
オンライン飲み会では、料理やドリンクを手配すると参加者に喜ばれます。近年は、オンライン飲み会に特化したデリバリーサービスが増えているため、自社に合うサービスを探してみるといいでしょう。ちなみに、株式会社IKUSAでは「オンラインフードデリバリー」として、プロのシェフ監修の本格的な料理を参加者の各自宅へとお届けしています。
気軽に楽しめるリーズナブルなプランから、特別感のあるスペシャルなプランまで幅広く提供しているので、参加者の傾向やオンライン飲み会の目的と照らし合わせて選んでみてください。
オンラインフードデリバリーの詳細を見るグルメチキンレース ゴチバトルONLINE
ゴチバトルは、「食」と「エンターテイメント」が融合した、食べながら楽しむ高級料理金額当てゲームです。
高級出身のシェフが考えたアラカルト料理を参加者のご自宅にお届け。
各品を「レストランで出すといくらになるか」の金額を予想してもらいます。目指せピタリ賞!
ゲームは動画を共有して進行ができるので、MCを手配する必要もなくオンライン上で実施できます。
また、ゲーム動画は各アプリで参加者に共有できますので幹事様のセッティングも非常に簡単。
ひとつの注文でゴチバトル用の料理・お食事セットと一緒に飲み物セットも付いてくるので、これひとつでオンライン懇親会の準備ができてしまいます。
オンライン飲み会慣れした参加者を楽しませたい、そんな幹事様におすすめのサービスです。
オンラインクイズ バラエティ 格付けバトル ONLINE
格付けバトルは、オンラインフードデリバリーとセットで全員が楽しめるイベント・余興型のフードエンターテインメントサービス第二弾です。
参加者の皆様には、俳句、紅茶、絵画、牛肉の4つのジャンルで「一流の品」を見極めていただきます。
格付けバトルでも動画を使って進行するので気軽に幹事様の手を煩わせることなく、オンラインで実施が可能です。
特にこのゲームの特徴はチームで相談しあいながら回答を導ける点です。飲み会参加者どおし初対面でコミュニケーションを一気に活性化させたい、そんな幹事様のニーズに応えるべくできたこのゲーム。参加者のスキルに依存しない五感をフルに使うので、公平に参加者全員が主役になれるバランスのとれたオンラインゲームが誕生しています。
格付けバトルの資料を見るまとめ
オンライン飲み会は、4~6人程度での開催が適しています。大人数だとコミュニケーションが取りづらくなってしまうので、なるべく少人数に抑えるのがポイントです。
しかし大人数でもグループ分けやスタンプ、チャット機能などを駆使すれば、円滑な進行ができる可能性を高められます。逆に少人数だと盛り上がりに欠けるリスクもあるので、テーマ設定やゲームの導入など企画を練る必要があります。
ほかにもオンライン飲み会を開催する際は、次のような事項に注意した方が良いでしょう。
- 飲みすぎない
- 騒ぎすぎない
- 参加者の通信環境を確認しておく
飲みすぎず騒ぎすぎないなど当たり前かもしれませんが、1人で参加するオンライン飲み会では忘れがちなことです。幹事の方は盛り上げと周囲への配慮の2つを意識して、参加者に満足してもらえるような会を企画してみてください。
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この記事を書いた人
しゅんぺい@ライター