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乾杯の音頭とは?一連の流れやポイント、シーン別の例文集を紹介

「乾杯の音頭をお願いします」といわれても、どのようなことを話せばいいのか悩んでしまうものです。乾杯の音頭では、無理に面白いことをいう必要はありません。一連の流れやポイントをしっかりと理解しておけば、失敗することはないでしょう。
本記事では、乾杯の音頭を行う目的、一連の流れ、抑えるべきポイント、シーン別の乾杯の音頭の例文、飲み会におすすめのレクリエーションサービスについてそれぞれ紹介します。

 

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乾杯の音頭とは

「音頭をとる」という言葉には“物事を行う際に率先して先頭に立つこと”という意味があります。つまり「乾杯の音頭」とは、誰かが率先して飲み会のスタート合図を発声するということです。

音頭をとる人が「乾杯」と発声し、その後に続いて、飲み会の参加者全員が「乾杯」と応答することで、飲み会の会場に一体感や勢いが生まれ、飲み会をさらに盛り上げることに繋がります。そのため、多くの飲み会の場では乾杯の音頭が取り入れられています。

乾杯の音頭の流れ

一般的に、乾杯の音頭には一連の流れがあります。まずは乾杯の音頭の流れについて見ていきましょう。

司会者から紹介を受ける

乾杯の挨拶は、司会者から「〇〇さんに乾杯の音頭をお願いします」と紹介を受けるところから、一連の流れが始まります。

その場で立ち上がって一礼をする

乾杯の挨拶をする人は、司会者からの紹介を受けたら参加者全員へ向けてその場で一礼をします。

簡単な自己紹介をする

一礼を終えたら、「ただいまご紹介に預かりました、〇〇と申します」と、簡単な自己紹介をします。

短いスピーチをする

飲み会の目的や趣旨に沿って、30秒ほどの短いスピーチを話します。無理に話を長くしたり、面白いことを話そうとしたりする必要はありません。

参加者へグラスを持つように促す

スピーチを終えたら、「それでは皆さま、お手元のグラスをお持ちください」といい、参加者へ飲み物の入ったグラスを手に持つように促し、乾杯の準備をしてもらいます。

一言添えてから「乾杯!」と発生する

大きな声で「乾杯!」と発声し、続いて参加者からも「乾杯!」と発声してもらいます。このとき、参加者も発声の準備ができるよう、一言添えてから「乾杯」と発声するようにしましょう。

一礼をする

発声を終えたら、最後に参加者へ一礼をして乾杯の挨拶の一連の流れは終了です。

乾杯の音頭のポイント

乾杯の音頭を上手くやり過ごすには、いくつかのポイントを把握しておくことが大切です。

自己紹介やスピーチは短く話す

乾杯の音頭は、飲み会をスタートする合図として行います。参加者の目の前に料理や飲み物がある中で、自己紹介やスピーチを長々と話してしまうと参加者も待ちきれず、飲み会全体のテンションを下げてしまいます。乾杯の音頭として自己紹介やスピーチを話す際には、手短に済ませましょう

大きな声でハキハキと話す

人前で話すのには勇気がいるものです。緊張して声が小さくなってしまうこともあるでしょう。だからといって、小さな声で乾杯の音頭を発声しても、会場の雰囲気は盛り上がりに欠けてしまいます。乾杯の音頭は大きな声でハキハキと話し、飲み会を勢い付けましょう。

不快な表現や忌み言葉は避ける

乾杯の音頭に限ったことではありませんが、人前で特定の人物を中傷するような表現、発言は避けましょう。他にも、結婚式や披露宴などのシーンでは、「別れる」「終わる」「冷める」などのような忌み言葉の使用は避けることが望ましいです。

身内ネタは避ける

一部の人にしか伝わらないような「身内ネタ」は、乾杯の音頭では避けるのが無難です。どうしても、面白い話や盛り上がるようなエピソードを話したい場合には、誰でも知っているような流行りのネタや、お笑い芸人のマネなどを取り入れることをおすすめします。

無理に面白いことを話そうとしない

乾杯の音頭はあくまでも飲み会をスタートする合図であり、無理に笑いを取ろうとする必要はありません。話はコンパクトにまとめて、スムーズに飲み会のスタートへと繋ぎましょう。

時間に余裕があれば発生練習をしておく

話の始めから大きな声を出すには慣れが必要です。乾杯の音頭までに時間が確保できる場合には、発生練習をしておくことで、大きな声でハキハキと話せるようになります。

シーン別の乾杯の音頭7選

新年会や忘年会、歓迎会などを始めとした、各シーン別における乾杯の音頭の例文を紹介します。「乾杯の音頭のセリフが思い付かない」「考える余裕がない」というときは、ぜひ参考にしてみてください。

新年会

  • 皆さま、新年明けましておめでとうございます。ご紹介に預かりました〇〇と申します。新年のスタートとともに、皆さんと杯を交わしつつ、決意新たに本年も頑張りたいと思います。
  • それでは、乾杯の音頭をとらせていただきます。お手元にグラスのご準備はできましたでしょうか。新しい年が、皆さまにとって飛躍と発展の年となりますよう祈願しまして、乾杯。

忘年会

  • 年末のお忙しい中にお集まりいただきありがとうございます。今年も大変お世話になりました。本日は短い時間ではありますが、今年一年の疲れを癒し、来年に向けて英気を養っていただければと思います。
  • それでは乾杯の音頭をとらせていただきますので、グラスをお持ちになりましたら、皆さまご唱和をお願いします。1年間お疲れ様でした。乾杯。

歓迎会

  • 新入社員の皆さま、入社おめでとうございます。皆さまが入社されることを、社員一同楽しみにしていました。職場や仕事に慣れるまでは大変だとは思いますが、分からないことは気軽に質問してください。一緒に頑張っていきましょう。
  • それでは、乾杯の音頭に移りたいと思います。お飲み物のご準備はお済みでしょうか。皆さまの入社と、今後の活躍を祈念しまして、乾杯。

送迎会

  • 僭越ながら、ご指名をいただきまして、乾杯の音頭をとらせていただきます〇〇です。△△部長、●●年間、大変お世話になりました。入社当初、右も左もわからない新人の私に対して1から仕事をご丁寧に教えてくださり、本当にありがとうございました。
  • △△部長とご一緒に仕事ができた時間は、私たちにとっての大きな財産です。それでは皆さま、乾杯の音頭に移りたいと思います。△△部長の長年の功績に敬意と感謝を表すとともに、今後ますますのご活躍、ご健勝を祈念しまして、乾杯。

懇親会

  • ただいまご紹介に預かりました、〇〇と申します。僭越ながら、乾杯の音頭をとらせていただきます。皆さま、本日はお忙しい中このような場所にお集まりいただき、誠にありがとうございます。皆さま方が一堂に会して集まる機会はなかなかありませんので、ぜひこの機会に、懇親を深めていただければ幸いです。
  • それではさっそく、乾杯の音頭に移りたいと思います。皆さま、お手元のグラスをお持ちください。皆さまの今後のご活躍、ご健勝を祈念しまして、乾杯。

同窓会

  • 皆さま、本日はお忙しい中にも関わらずこのような場にお集まりいただき、本当にありがとうございます。また、今回は恩師の先生方もご参加くださり、心よりお礼申し上げます。大変ご無沙汰しております、元●年▲組の〇〇と申します。先ほどから皆さまのお顔を見渡すと、当時の出来事が、まるで昨日のことのように思い出されます。
  • 本日は短い時間ではありますが、当時の思い出話に花を咲かせながら、楽しんでいただけたらと思います。では、乾杯の音頭をとらせていただきます。グラスをご準備はいいですか。それではご唱和ください、皆さまとの再会を祝して、乾杯。

結婚式

  • 〇〇君、□□さん、ご結婚おめでとうございます。ならびに両家の皆さま、本日は誠におめでとうございます。先ほどご紹介に預かりました、新郎〇〇君の友人の△△と申します。僭越ながら、乾杯の音頭をとらせていただきます。
  • 〇〇君とは小学校時代からの付き合いですが、こうして、このような素敵な日を迎えることができましたこと、とても嬉しく思っています。末長くお幸せに、素敵なご家庭を築いてください。それでは皆さま、グラスをお持ちください。改めまして、お二人のご結婚を祝しまして、乾杯。

飲み会におすすめのレクリエーションサービス10選

飲み会は料理や歓談だけでも十分に楽しめますが、せっかくならば、参加者同士の交流をさらに深められるレクリエーションを取り入れてみると、飲み会もより盛り上がるでしょう。ここでは、飲み会におすすめのレクリエーションサービスを紹介します。

忘年会が盛り上がるゲーム30選!50人以上でできるゲームや全員参加型ゲームをご紹介


1.グルメチキンレース ゴチバトル

株式会社IKUSAが提供するグルメチキンレースゴチバトルは、高級アラカルト料理とゲームがセットになった体験型クイズ企画です。参加者は、全部で4品の高級アラカルト料理を一つずつ食べて、各料理の値段と合計金額を予想します。運営も司会進行も全部おまかせでき、テーブル対抗戦でチームビルディング効果が高まります。

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2.格付けバトル

株式会社IKUSAが提供する格付けバトルは、お馴染みの一流品当てが楽しめるクイズゲームです。参加者は視覚・嗅覚・味覚など五感を駆使して「一流の品」を当て、一流のゲストを目指します。運営・司会進行・そして盛り上げまで全部おまかせ。ケータリングなどと一緒に食べたり飲んだりしながらテーブル対抗でカジュアルに楽しめるチームビルディングです。

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3.チームビルディングBBQ

チームビルディングBBQとは、企業イベント向けに開発された出張BBQです。上質さにこだわったお肉と2時間飲み放題が付属した贅沢なBBQに、お肉の重さ当てゲームや理想のカレー作りバトルなど、チームビルディングコンテンツがプランに標準で含まれ、夏の交流イベントや内定者懇親会におすすめです。100名規模でも利用できる提携会場もあります。

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4.ビンゴ大会

飲み会で誰でも楽しめるゲームとして定番なのがビンゴ大会です。ビンゴカードとビンゴマシーンを用意できれば、飲み会の参加者の年齢や性別に関係なく気軽に開催できるのが魅力的です。景品として、ちょっと豪華な品物を用意することで、参加者の気分もさらに高まるでしょう。

5.クイズ大会

ビンゴ大会と同様に、誰でも楽しめるゲームとして人気の高いクイズ大会。出題するクイズの内容は、一般的な教養問題や時事問題などでも十分に楽しめますが、企画の準備に余裕がある場合には、参加者や自社に関連するクイズを作ってみてはいかがでしょうか。「〇〇部長の趣味」「△△さんの出身地」「自社製品の名前の由来」など、自分たちに関連するクイズを出題すると会場も盛り上がり、参加者同士の相互理解にも効果が期待できます。ビンゴ大会と同じく、正解数が多い人へは豪華な景品を用意すると、参加者の気分も高まります。

6.謎解きゲーム

謎解きゲームは、その名の通り、出題される謎を解いていくゲームです。年齢や性別を問わずに楽しめるのが特徴的であり、個人戦とチーム戦のどちらでも盛り上がります。特にチーム戦では、チームメイトで協力しないと解けないような謎を出題することで、コミュニケーションの促進やチームワークの向上にも効果が期待できます。

株式会社IKUSAでは、リアルで楽しめる「謎解き脱出ゲーム」や、オンラインで楽しめる「リモ謎」「おみやげ謎」といった謎解きゲームを提供しています。飲み会やイベントの目的に合わせて出題する謎を工夫することができ、自社オリジナルの謎解きゲームの実施が可能です。

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7.ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームは、チームに分かれてそのうちの一人が身振り手振りでお題を表現して、他の参加者にお題を当ててもらうゲームです。ジェスチャーをする人は話すことができず、体一つでチームメイトに伝わるようにお題を表現しなければなりません。ジェスチャーを当てる側も、相手がどんなお題を表現しているかをしっかりと考えるため、相互理解やコミュニケーションの促進にも繋がります。チーム対抗戦で行うことで競争意識が芽生え、ゲームを楽しみながらもチームの団結力がより一層強固なものになるでしょう。

8.体内時計ゲーム

体内時計ゲームは、時計を見ずに秒数を当てるゲームです。ストップウォッチを使って遊ぶゲームですが、スマートフォンに入っているストップウォッチアプリで代用が可能です。参加者のうちの一人がストップウォッチを持ち、スタートの合図と同時に起動します。その他の参加者は目を閉じ、あらかじめ設定した秒数になったと思ったら挙手をします。ストップウォッチを持っている人は、あらかじめ設定した秒数になったら声をかけ、その秒数に一番近いタイミングで挙手をした人が勝利となります。ストップウォッチがあれば気軽に楽しむことができ、飲み会も盛り上がります。

9.宝探しゲーム

宝探しゲームは、事前に会場内に複数の宝を隠しておき、参加者がヒントを元に宝を見つけるゲームです。ヒントは暗号形式で渡したり、クイズに正解したら教えたりする方法があります。一番多くの宝を見つけた人には景品を用意すると、参加者もさらに主体的に参加するため会場も盛り上がります。会場が広い場合や参加者数が多い場合には、いくつかのチームに分けた対抗戦として実施するのもおすすめです。

10.以心伝心ゲーム

以心伝心ゲームは、チームで分かれて、お題に対する回答を参加者全員で一致させることを目指すゲームです。司会者の出題に対して紙に回答を記入し、一斉に回答を発表します。参加者全員の回答の中から、一番多い回答を書いた人は得点を獲得し、最終的な獲得点数を競います。お題は、「赤色の果物」「5文字のお菓子」などのように、なるべく答えやすいような内容に絞って出題すると、ゲームもスムーズに進行できます。

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まとめ

飲み会のスタート合図である乾杯の音頭には、会場の一体感や勢いを生み出すことで、飲み会をさらに盛り上げる効果が期待できます。乾杯の音頭には一連の流れがあり、今回紹介した6つのポイントを抑えることで上手な音頭をとれるでしょう。

IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなチームビルディング・レクリエーション・懇親イベントを企画・運営しています。ご相談は無料です。内容が固まっていなくてもお気軽に「やりたいこと」をお聞かせください。

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乾杯の音頭は、無理やり面白い話をする必要はありません。「乾杯の音頭で何を話せばいいか」と悩んでいる場合には、シーン別の乾杯の音頭の台詞を参考にしてみてください。

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りょう

この記事を書いた人

りょう

都内在住。美容系メディアのコンテンツ制作をきっかけにライター活動をスタート。現在までにSDGs、HR領域、SNSマーケティング、外遊び、オンラインイベントなどの幅広いジャンルを執筆。読者の皆さまに寄り添えるような、わかりやすい文章を心がけています。