親睦会のくだけた案内文の書き方は?メリットや注意点、宛先別の例文を紹介
親睦会の案内文を考える際に、どのような文面で記載すればいいか悩んでしまう方もいるでしょう。親睦会の案内文は、送り相手に「楽しそう」「参加したい」と思ってもらえるように作成したいもの。もし、毎回同じような案内文を送っている、捻りのある案内文を作りたいという場合には、“くだけた”案内文を作成してみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、親睦会の案内文に記載する項目や、くだけた案内文を送ることのメリットと注意点、送り先別例文、親睦会におすすめのレクリエーションサービスについてそれぞれ解説します。
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親睦会の案内文に記載する事項
くだけた案内文を作成する前に、まずは、親睦会の案内文に必要な記載する事項について見ていきましょう。案内文の内容に迷ったら、ここで紹介する項目を参考にしてみてください。
親睦会のタイトル
誰が見ても案内文の要件がわかるように、「〇〇親睦会のお知らせ」のようなタイトルを最初に記載します。
部署名(送り先)
「営業部門各位様」のように、案内文を送る先の部署名や担当者名などを記載します。
親睦会の主催と目的
親睦会の主催と目的を記載します。目的の例としては、「〇〇年度の新入社員の方々との親睦を深めるための会を開催します」「サークルメンバーの交流を深めるために親睦会を開催します」などがあります。目的の部分に記載する内容を工夫することで、くだけた案内文を作成できるでしょう。
親睦会の日時
親睦会の日時を記載します(例:令和〇年△月□日(金)18:00〜21:00)。
会場案内
親睦会の会場案内を記載します。住所や建物名の他に、最寄り駅で会場から一番近い出口からのアクセス方法やマップを添付すると、参加者も道中で迷うことなく会場へ足を運べます。
親睦会の会費
一人あたりの親睦会の会費を記載します。できるだけお釣りの出ないよう持参いただくように、一言添えておくといいでしょう。
幹事の連絡先
質問や何かあった際の問い合わせ先として、幹事の氏名、所属、電話番号、メールアドレスを記載します。期間に余裕を持って親睦会を企画しても、「前日に熱が出てしまった」「当日に仕事のトラブルが発生して時間に遅れそう」などの事態は起こることを想定しておくといいでしょう。
くだけた案内文にするメリット
くだけた案内文にすることには、さまざまなメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。
親睦会に興味を持ってもらえる
ビジネスライクのような定番の案内文を送っても、案内を受け取った側からすると「あまり面白みを感じない」と思われてしまうこともあります。そこで、これまでとは違った「くだけた案内文」を送ることで、親睦会に興味を持ってもらえる可能性が上がります。
緊張を取り除ける
固い言葉で作られた案内文を受け取ると、せっかくの親睦会も「仕事の延長線上にある集まり」として捉えられ、ビジネスシーンでの集まりに対して緊張を強く感じる方もいます。なるべく親しみやすい言葉を使った「くだけた案内文」を送ることで、ビジネスシーンに特有の固いイメージや緊張を取り除けるので、参加のハードルを下げられるでしょう。
気軽に参加してもらえる
せっかく親睦会を開催するのであれば、参加者は多い方が交流も深まります。くだけた案内文を送ることで親睦会に興味を持ってもらったり、参加へのハードルを下げたりできるので、気軽に参加してもらえるようになります。
ゲームや余興に積極的に参加してくれる
くだけた案内文を送り、アットホームな雰囲気の親睦会であることを参加者に知ってもらえれば、ゲームや余興に参加したり、積極的に会場を盛り上げてくれたりする方も現れるでしょう。
くだけた案内文にする際の注意点
案内文は送り相手や開催目的に合わせて作成する必要があります。くだけた案内文は、どのような場面でも万能に活用できるとは限りません。ここでは、くだけた案内文を送る際の注意点を解説します。
送付先は慎重に選ぶ
くだけた案内文は、同僚や友人などの親しい間柄であれば送っても問題ないでしょう。しかし、会社の上司や取引先などの目上の人に対しては、今後の関係性の構築やトラブルを避けるためにも、基本的には普段のビジネスシーンで作成する案内文を送るのが望ましいといえます。
親睦会の目的は明確に記載する
くだけた案内文といえど、案内文を送る目的を忘れてはいけません。案内文には親睦会を開催する目的を明確に記載しましょう。目的を明確にすることで、案内文を受け取った側も親睦会に参加しやすくなります。
不快と感じられるような表現はNG
くだけた内容を記載する際には、ユーモアな表現を使用することもあるでしょう。それ自体は悪いことではありませんが、案内文を受け取った相手が不快と感じるような表現は避けるのが鉄則です。例えば、特定の誰かを中傷するような内容や、下品な内容、一部の人にしか伝わらないような身内ネタなどがあ上がります。
相手が返信しやすいように配慮する
案内文を送る目的は、親睦会の概要を伝えることと、参加の可否を確認することです。くだけた内容を考えるのに必死になって、一方的な内容の案内文になってしまっては本末転倒です。案内文の返信先や幹事の連絡先などの情報は見やすい場所に記載し、相手が返信しやすいように配慮しましょう。
くだけた案内文の例4選
各シーン別のくだけた案内文の例を紹介します。
社内宛て(ビジネス向け)
- 皆さま、いつもお世話になっております。営業部の〇〇です。○月×日(金)に、メンバー同士の親睦を広げるために親睦会を開催します。参加をご希望の方は、このメールにご返信をお願いします。
- なお、今回の親睦会では新しい取り組みとして、豪華賞品の当たるビンゴ大会や、チーム対抗の謎解きゲームなどを用意しています。短い時間ではありますが、日々の仕事を忘れて楽しいひとときを過ごしましょう。皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。
社外宛て(ビジネス向け)
- いつも大変お世話になっております。〇〇株式会社の□□と申します。この度、弊社では、日頃からお世話になっております方々をお招きしまして、親睦会の開催を予定しております。
- 本会では、豪華景品の当たるゲーム大会や、参加者の皆さまの親睦を深められるレクリエーションを企画しております。
- (案内文を相手ごとに作成する場合の例)また、△△さまのお好きなワインもご用意しておりますので、ぜひご参加いただけますと幸いです。
- お忙しいとは存じますが、○月○日までにご返信くださりますよう、よろしくお願いいたします。
友人宛て(一般向け)
- 皆さま、大変ご無沙汰しています。〇〇です。この度ですが、メンバー同士のさらなる親睦を深めるために、親睦会を開催することになりました。
- 親睦会では、あまり話をしたことのない人同士でも交流を深めて楽しめるように、謎解きゲームやビンゴ大会を予定しています。勝利したチームには豪華景品も用意していますので、ぜひお気軽に参加してくださいね。もちろん、美味しい料理やお酒のご用意もありますので、ご参加いただける方はこのメールにご返信をお願いします。皆さまのご参加をお待ちしています。
サークル、地域の集まり向け
- いつも大変お世話になっております。〇〇サークルの代表を務めております、△△と申します。さて、この度ですが、新たに3名の方がサークルメンバーとして仲間に加わりました。今後もますますメンバー同士が一丸となってサークル活動に取り組めるように親睦会を開催します。
- せっかくの機会ですので、メンバー同士での交流が深まるように、今回の親睦会ではユニークなゲームやレクリエーションを企画しています。優勝チームには豪華景品のプレゼントもありますので、皆さまぜひご参加ください。美味しい料理やお酒をご用意してお待ちしています。参加希望の方は、○月○日までにこのメールにご返信ください。よろしくお願いします。
親睦会におすすめのレクリエーションサービス10選
親睦会でレクリエーションやゲームを企画することで、参加者に興味を持ってもらえたり参加率が上がったりする効果が期待できます。ここでは、親睦会におすすめの10個のレクリエーションサービスを紹介します。
大人数の懇親会向けゲーム22選|レクリエーション企画のポイント・注意点
1.グルメチキンレースゴチバトル
「一風変わった、ユニークなレクリエーションを企画したい」という方におすすめなのが、株式会社IKUSAが提供するフードエンターテイメントサービス「グルメチキンレースゴチバトル」です。参加者は全部で4品の高級アラカルト料理を実際に食べて、一つひとつの料理の値段と合計金額を予想し当ててもらいます。
テレビのバラエティ番組のように、フードとゲームを一緒に体感できるリアリティさが魅力的であり、年齢や性別を問わずに楽しんでもらえるサービスです。ゲームの進行は専用の動画を使用するため、参加者側も気軽に楽しめます。美味しい料理と楽しいゲームを参加者同士で一体となって楽しめることで、参加満足度の高い親睦会となるでしょう。
2.格付けバトル
格付けバトルは、俳句・紅茶・絵画・牛肉の4つのジャンルの中から、各ジャンルにおける「一流の品」を参加者に当ててもらうフードエンターテイメントサービスです。ジャンルごとに複数の選択肢が出題され、選択肢の中で一番高額な品物を当ててもらいます。
俳句と絵画は専用の動画を見ながら、紅茶と牛肉は実際に実食しながらゲームに参加できるため、参加者同士のコミュニケーションも自然と活発になります。料理とゲームを一緒に楽しめるようなユニークな企画を探している方は、格付けバトルを活用してみてはいかがでしょうか。
3.チームビルディングBBQ
チームビルディングBBQは、株式会社IKUSAが企業イベント向けに開発したBBQサービスです。参加者同士で美味しいお肉やお酒を囲むことで、自然とコミュニケーションが広がるのがBBQの醍醐味といえますが、その一方で、準備や後片付けが煩わしいために、なかなかBBQの開催に踏み出せないこともあるでしょう。
チームビルディングBBQでは、会場の手配からBBQの準備、ゴミの始末までの一連の工程を、専属スタッフへ全て任せることができます。参加者や幹事さまは手ぶらで会場に来るだけで、本格的なBBQを気軽に楽しめます。
さらにオプションとして、謎解きや流しそうめんなどのチームビルディングを深められるアクティビティを追加できるため、食事と遊びをセットで楽しめるのがチームビルディングBBQの大きな特徴です。手ぶらで参加できる交流イベントをお考えの際には、チームビルディングBBQがおすすめです。
4.ビジメシオードブル
親睦会を開催する会場によっては、食事や飲み物の手配を自分たちで行わなければいけないこともあるでしょう。そのようなときにおすすめなのが、株式会社IKUSAが提供するビジメシオードブルです。企業イベント向けに開発されたオードブル手配サービスで、お一人さま2,900円(送料込み)から美味しい料理をお届けします。
ビジメシオードブルでは、使い捨て容器で料理を提供します。紙皿や割り箸などの備品や新しい生活様式に合わせた「一人前の小分け盛り」「大皿でのカップ個々盛り」にも対応可能です。料理はオードブルの専門家が監修しているため、味はもちろんのこと、見た目も華やかなでボリュームもたっぷりとあり、どのような場面でも満足いただけるオードブルとなっています。
5.謎解き脱出ゲーム
株式会社IKUSAが提供する謎解き脱出ゲームは、参加者自身が物語の主人公となり、制限時間内に与えられた謎を解いて危機的状況からの脱出を目指します。ゲームは複数名のチームに分かれて進行しますが、チームメイト同士で協力して謎を解くには、リーダーシップや役割分担が必要になります。ゲームを通して、チーム内で自然と会話やコミュニケーションが広がるので、交流を深めるための親睦会にもおすすめのレクリエーションとなっています。
謎解き脱出ゲームは、年齢や性別を問わずに誰でも気軽に参加でき、広い会場を必要とせず、会議室ほどの広さを確保できれば実施できます。また、実施する目的に応じてゲームの内容をカスタマイズすることも可能です。ユニークでオリジナリティ溢れるレクリエーションをお探しの方は、ぜひ謎解き脱出ゲームを活用してみてください。
6.謎パ
謎パとは、株式会社IKUSAが提供する、リアルとオンラインのどちらでも実施できる謎解きパズルゲームです。参加者全員が一つのチームとなって協力してゲームのクリアを目指します。共通の目標達成に向けて協力する中で、チーム内では自然とコミュニケーションも促進されます。リアルとオンラインで同時開催できるため、事情によってリアルの会場へ参加できないメンバーとも交流を深められるのが特徴です。
7.ハイブリッドイベント
ハイブリッドイベントは、株式会社IKUSAが提供する、リアルとオンラインのどちらからでも参加できるレクリエーションです。参加者はリアルとオンラインのどちらから参加をするか選び、両方の参加者比率も気にせずに開催できるイベントとなっています。イベントの司会やオンライン配信用の機材の準備などは全てIKUSAに任せられるため、リアルでもオンラインでもイベント会場に来てもらうだけで、参加者は気軽にイベントを楽しめます。大人数でリアルに集まることが難しい場合や、遠方からの参加者が多い場合には、ハイブリッドイベントを活用してみてはいかがでしょうか。
8.チーム対抗のクイズ大会
クイズ大会は、大人数でも実施できる定番の盛り上がるレクリエーションとして人気があります。チーム対抗戦にすることでチームメイトとの交流も活発になり、会場も盛り上がります。優勝チームには豪華な景品などを用意しておくと参加者の競争心もさらに高まり、ゲームも白熱するのでおすすめです。
9.ビンゴ大会
誰でも楽しめる定番のゲームといえばビンゴ大会です。人数分のビンゴカードとビンゴマシーンを用意すれば、参加人数や参加者の年代に関わらず楽しめます。ビンゴになった人へ景品を用意しておくと、参加者のテンションも高まり、会場も盛り上がります。
IKUSAの「クイズ・ビンゴ大会」
株式会社IKUSAの提供する「クイズ・ビンゴ大会」は誰でも気軽にスマホで参加できるシステムを導入しています。
自身のスマートフォンからクイズシステムや会場のスクリーンで表示されるクイズにスマートフォンで回答します。
ビンゴ大会の場合はQRコードやURLにアクセスするだけで簡単にビンゴカードを配布されビンゴマシーンが出した数字を自動でビンゴカードに反映することができます!
気軽に大人数で盛り上がることができ、誰でもわかるシンプルなシステムを導入しているため全員参加型の絶対に盛り上がるイベントを探している方にオススメです。
10.じゃんけん争奪戦
じゃんけん争奪戦とは、参加者全員でじゃんけんをして、一人の優勝者を決めるゲーム大会です。参加者は近くの人同士で2〜3人一組を作り、全組で一斉にじゃんけんをします。各組でじゃんけんに勝った人のみ、新たに近くの人同士で組を作り、じゃんけんをします。これを複数回繰り返し、最後に勝ち残った一人が優勝者となります。
簡単なルールで、大きな会場を必要とせず、誰でも気軽に参加できるのが特徴的です。じゃんけんの優勝者、準優勝者、3位入賞者には賞品を用意すると、参加者の気分も高まり、会場もさらに盛り上がるのでおすすめです。
懇親会が盛り上がる余興29選|大人数・少人数・簡単・オンライン
まとめ
親睦会の案内文をくだけた内容にすることで、親睦会に興味を持ってもらったり、気軽に参加してもらったりしやすくなります。ただし、くだけた案内文を送る際には、送り先や案内文の内容を慎重に考えて選ばないと、トラブルに繋がる可能性があります。今回紹介した内容を参考に、参加者に興味を持ってもらえるような親睦会の案内文を作成してみてください。
レクリエーションゲーム18選 大人数で盛り上がるゲームを紹介
この記事を書いた人
りょう
都内在住。美容系メディアのコンテンツ制作をきっかけにライター活動をスタート。現在までにSDGs、HR領域、SNSマーケティング、外遊び、オンラインイベントなどの幅広いジャンルを執筆。読者の皆さまに寄り添えるような、わかりやすい文章を心がけています。