リモート飲み会におすすめのツールを紹介!開催する際のコツや注意点も
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、リモート飲み会を開催する人が増えています。
それは企業でも同様です。リモートワークでなかなか気軽にコミュニケーション取れないことから、リモート飲み会で交流を深めようと考えているケースが多く見られます。
本記事では、リモート飲み会をするために必要なおすすめツールを紹介します。また、リモート飲み会を開催する際のコツや注意点もあわせて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
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目次
リモート飲み会とは
リモート飲み会とは、参加者が実際集まるのではなく、オンラインで開催する飲み会のことです。ビデオ会議ツールを使って、顔を見ながら会話ができるため、コロナ禍で集まりにくい状況のなか導入する企業が増えています。
実際集まる飲み会とは、準備するものや手順が異なりますので、違いを理解しておく必要があります。
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リモート飲み会をするメリット
リモート飲み会を開催すると、以下のようなメリットがあります。
- コミュニケーションが促進できる
- 移動時間や交通費を考えなくてよい
- 参加へのハードルが下がる
- 時間を気にしなくてよい
では、一つずつ紹介していきます。
コミュニケーションが活性化する
リモート飲み会を開催すると、社員同士のコミュニケーションが活性化し、仕事も円滑に進められるようになります。
リモートワーク中も会話をすることはありますが、ちょっとした雑談や相談はしにくいものです。オンラインでの会話になかなか慣れない人もいるでしょう。
そんな人にとってリモート飲み会は、オンラインの会話に慣れる良い機会になるといえます。
「リモート飲み会でコミュニケーションを活性化させたいけれど、いざ話すとなると何を話せばいいかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方には、あらかじめ話のネタを用意してリモート飲み会に参加するのがおすすめです。
移動時間や交通費を考えなくてよい
リモート飲み会は、お店までの移動時間や交通費を考えなくてよいのがメリットです。
通常、飲み会の幹事をするときは、なるべく会社から近いお店や駅チカのお店を選ぶことが多いのではないでしょうか。参加人数や予算もあるので、お店選びはなかなか大変です。
その点、リモート飲み会ならお店選びが不要になるので、幹事の負担が減ります。「家から遠くなるから参加するのが面倒」「通勤ルートでないと、交通費が余計にかかってしまう」といった不満も出にくくなります。
参加へのハードルが下がる
移動などの負担が減るので、リモート飲み会への参加のハードルが下がり、参加者が増えます。
子どもがいるといった理由で夜の飲み会になかなか参加できなかった社員も、参加可能になるのはメリットといえます。
ただし、「家から参加できるんだから」と参加を強制するようなことはしないほうがよいでしょう。
時間を気にしなくてよい
通常の飲み会で思いがけなく遅くなってしまったとき、気になるのが終電や最終バスの時間です。リモート飲み会は基本家からの参加になるので、帰る時間を気にしなくてよいのはメリットです。
また、飲み物や料理は基本的に各自で用意するので、飲み放題の時間を気にしなくてもよくなります。飲み会の幹事となると、あれこれ時間が気になって落ち着かないことがありますが、リモート飲み会であればその分の負担が減ります。
リモート飲み会をするときのコツと注意点
リモート飲み会は、通常の飲み会と異なる点に注意する必要があります。リモート飲み会のコツをおさえておくと、開催がよりスムーズになるので、ぜひチェックしておきましょう。
リモート飲み会をするときのコツと注意点は以下の3つです。
- 通信環境を確認しておく
- タイムテーブルを作成し共有しておく
- 同居家族や近隣住民に配慮する
一つずつ解説していきます。
通信環境を確認しておく
リモート飲み会で必ずおさえておきたいのが、通信環境の確認です。
すでにリモートワークが導入されている企業であれば、自宅にネット環境が整っていることが多いでしょう。しかし、リモートワークができない業種もあります。その場合はリモート飲み会を開催する前に通信環境を確認しておきましょう。
リモート飲み会は通信量が多くかかります。家にWi-Fi環境がなく、スマホで参加する人などがいないか事前に確認しておきましょう。接続が心配な場合は、事前にテストを行っておくと安心です。
タイムテーブルを作成し共有しておく
リモート飲み会を開催する際は、タイムテーブルを作成し参加者に共有しておきましょう。特に、ゲームや企画を計画している場合はきちんと時間配分を決めておくことをおすすめします。
特に、終わりの時間はしっかり決めておくとよいです。それ以降も飲みたい人がいる場合は、新たにツールを立ち上げて行ってもらいましょう。
リモート飲み会は離席が気軽にできるため、飲み物を取りに行ったり、家族の都合などがあったりして離席することがあるでしょう。リモート飲み会は、マイクやビデオをオフにしてしまうと、状況がまったくわからなくなります。
呼びに行くこともできないので、タイムテーブルに「この時間はいてほしい」と記載しておくとよりスムーズです。「この後、上司の話があるのに、なかなか全員そろわない」といったことが防げます。
同居家族や近隣住民に配慮する
「リモート飲み会はお店ではなく自宅だから、よりリラックスして参加できる」と思う人がいるかもしれません。しかし、同居している家族や近隣住民への配慮は必要です。そこで、イヤホンを用意しておくのがおすすめです。
また、飲み過ぎてつい声が大きくなったり、物音を立ててしまったりしないように気をつけましょう。もし、リモート飲み会中に大声を出す人や動作が大きくなっている人がいたら、注意を促すことも必要です。
ただ、他の人もいる前で直接注意すると場がしらけてしまうことも。ツールにある個別チャット機能を使うなどして、本人だけにそっと伝えましょう。
リモート飲み会に使うツールの選び方
リモート飲み会に使えるビデオ会議ツールは多くあります。そのなかからどのように選ぶのか、ポイントは以下の3つです。
- 誰でも操作しやすいか
- 音質や画質は良いか
- 人数や時間の制限はあるか
それぞれ解説していきます。
誰でも操作しやすいか
リモート飲み会に使うツールは、誰でもかんたんに操作ができるようなものを選びましょう。普段から仕事で使っているツールを使うのであれば問題ありませんが、リモート飲み会のために新たなツールを使う場合は、いかにかんたんに使えるかが大切です。
ツールによっては参加者もアカウントの登録が必要な場合があります。新しいツールを取り入れることが苦手に思う人もいるので、「ワンクリックで参加できる」「アプリのインストールが不要」など、参加の手間が少ないものだと喜ばれます。
音質や画質は良いか
リモート飲み会に使うツールは、音質や画質が良いことも重要なポイントです。ゲームや企画をするのであればスムーズに進行するためにも、画質や音質が良いビジネス用ツールを選ぶとよいでしょう。
音質や画質は通信環境にも影響を受けるため、使うのが初めてのツールの場合はテストを行っておくと安心です。
人数や時間の制限はあるか
ツールによっては、参加者の人数や時間に制限があります。まずは企画するリモート飲み会の参加人数を把握しましょう。
当日になって減る分には問題ありませんが、増えた場合に参加可能人数を超えてしまうと対応が難しくなります。そのようなときにも対応できるように、参加人数の上限に余裕を持ったツールを検討するのがおすすめです。
時間制限は、多くのツールで有料会員になると制限がなくなります。そのため、予算があるのであれば有料会員登録をすると、よりスムーズに開催できます。
リモート飲み会に使えるおすすめツール8選
では、ここからはリモート飲み会に使えるおすすめツールを紹介します。
すでに自社でオンライン会議ツールを使用していても、リモート飲み会では違うツールを使ったほうがスムーズに開催できる場合があります。
たとえば、ブレイクアウトルーム機能やホワイトボード機能など、あると便利な機能が備わっている場合があるからです。
やりたい企画やゲーム、参加人数などを、あらかじめ決めてからツールを選ぶとよいでしょう。
1.Zoom
知名度が高く、利用したことがある人が多いのがZoomです。ビジネス向けのツールなので、音質や画質が良いことが特長です。
また、便利な機能が豊富にそろっている点も魅力です。たとえば、背景をぼかしたり好きな写真や画像に変更できたりするバーチャル背景機能や、少人数のグループに分けて部屋を分けられるブレイクアウトルーム機能があります。
無料での利用の場合、3名以上は40分までの時間制限があります。しかし、再度入り直すことでまた40分使えるようになりますので、気心知れた少人数での開催の場合は無料でも問題ないでしょう。
ただ、大人数であったり上司が多く参加していたりすると、再度入り直すことをお願いするのは難しいかもしれません。その場合は有料会員になることをおすすめします。
2.reBako
reBakoは、オンラインの世界につくったバーチャルな会場でリモート飲み会が楽しめるツールです。オンライン上でテーブルを移動しながら交流できます。
大人数のリモート飲み会でも、テーブルを移動しながら多くの人とコミュニケーションが取れるところが魅力。会場は目的や好みに合わせてカスタマイズ可能なので、独自の世界観が作り出せます。
reBakoの参加者は、指定のURLをクリックするだけで会場に入れます。アプリのインストールやアカウントの作成が不要なので、導入しやすいといえるでしょう。
3.リモBako
このreBakoと株式会社IKUSAがコラボしてできたのが、新感覚謎解きゲーム「リモBako」です。
会場を自由に移動しながら謎解きのヒントを探していきます。チーム戦になっており、メンバーが集めた情報をもとに謎を解いていくのでチームビルディングにもつながります。
オンライン上でも交流しやすいツールreBakoとコミュニケーションを促進する謎解きゲームの組み合わせは、これまでにないリモート飲み会になるでしょう。
リモBakoの詳細はこちら4.Skype
Skypeは、リモート飲み会の主催者側もアカウント登録不要で利用できます。主催者側も参加者側もSkypeのインストールが不要なので、手軽に利用できます。
最大100人での開催が可能で、背景のぼかし機能など便利な機能もついています。
5.たくのむ
たくのむはオンライン飲み会用に開発されたサービスです。パソコンの場合のみ、フィルター機能が追加できます。
有料会員になったとしても利用できるのは最大12人なので、大人数のリモート飲み会では使えません。しかし、6人までなら無料で使えますし、会員登録やアプリのインストールが不要になるため、少人数でのリモート飲み会なら手軽に利用できるといえるでしょう。
6.Messenger
Messenger の「ルーム」というビデオチャット機能が、リモート飲み会に使えます。主催者はFacebookかMessengerのアカウントが必要になりますが、参加者のアカウント登録は不要です。アプリのインストールも必要なく、指定のURLをクリックするだけで手軽に参加できます。
最大50人の参加が可能で、時間制限がないところが特長です。
7.Google Meet
Google Meetは主催者側も参加者側もGoogleアカウントを持っていると参加できます。最大100人で使うことができ、無料です。
ただし、画面に表示されるのは最大16人なので、ゲームや企画を実施するときは要注意。17人以上だと映らない人が出てきてしまうため、それでも問題ないゲームや企画を選ぶ必要があります。
参加方法は主催者側から送られてきたURLを、Googleにログインした状態でクリックすると参加可能です。
8.Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、Microsoftが提供しているビジネス向けビデオチャットツールです。主催者側はMicrosoftアカウント登録が必要ですが、参加者側の登録は不要です。Zoomと同様にブレイクアウトルーム機能がついているのが特長です。
MicrosoftのWordやExcel、PowerPoint使っての共同作業が可能なので、ゲームや企画の際に使えます。
リモート飲み会を盛り上げるおすすめサービス
リモート飲み会を盛り上げるために、使えるツールを紹介してきましたが、他にも盛り上げられるものがあります。それは、共通のフードやドリンクを用意することです。
それぞれ好きなものを用意するという楽しみもありますが、会社で実施するリモート飲み会ならば共通のフードやドリンクを用意することで、一体感や繋がりが生まれるので特におすすめです。
一括請求が可能な場合も多いため、経理面の負担が減るのも魅力。申し込むとリモート飲み会の開催にあわせて各自宅にフードやドリンクが配送されるので、準備の手間が省けます。リモート飲み会時に便利なデリバリーサービスを紹介します。
オンラインフードデリバリー
オンラインフードデリバリーは、株式会社IKUSAが提供するデリバリーサービスです。リーズナブルなベーシックプランから贅沢な料理が味わえるスペシャルプランまでそろっています。
ソムリエが選んだワインも選べるおつまみプランもあるので、しっかり食事を楽しみたい場合やお酒をメインに楽しみたい場合など、ニーズに合わせて選ぶことが可能です。
また、定番のプラン以外にも季節イベントにあわせたプランが登場することがあるので、季節感を味わいながらリモート飲み会を楽しめます。
オンラインフードデリバリーはオプションが豊富な点も特長の一つ。会社のロゴ入りオリジナルグッズや「おみやげ謎」をフードと一緒にお届けできます。
おみやげ謎は中に謎解きが入っています。特に制限時間はありませんので、ゆっくり飲みながら謎解きをしてみてください。もちろん他の社員宅にも同様に届いているので、相談しながら謎を解いていくのも楽しいでしょう。
オンラインフードデリバリーの詳細を見るまた、グルメチキンレース ゴチバトルや格付けバトルといった企画をオプションをつけることが可能です。
グルメチキンレース ゴチバトルは、料理とゲームの両方を楽しめる企画です。参加者は、4種の超高級アラカルト料理の値段と合計金額を予想します。
司会進行は動画を使って行うため、MCの手配が必要ありません。料理の配送は参加者が専用フォームに必要事項を入力することで、イベントの2日前または前日にクール便で届くため、幹事さまの負担が軽減します。
ゴチバトルの資料を見る
格付けバトルも料理とゲームの両方が楽しめる企画。「紅茶」「牛肉」「俳句」「絵画」の4つのジャンルの一流品を予想するゲームです。
こちらも食事は参加者ごとに配送され、俳句と絵画は動画を使って進行するため、MCや事前準備がほとんど必要ありません。
「グルメチキンレース ゴチバトル」「格付けバトル」ともに、オンラインフードデリバリーのオプションとして申し込むと、一人4,500円(税別)で実施できます。
格付けバトルの資料を見るL’api webnomi
L’api webnomiは、食材にこだわっているフードボックスを提供しています。オーガニック食材や国産肉などを使用したフードは、身体に良いものを少しずつ食べたい人におすすめです。
お酒がセットになったメニューは、ワインや地ビール、スパークリングワインなどさまざまな種類がそろっています。
申し込みは一括でも、配送先となる自宅住所は受け取るご本人に入力してもらう形になっています。そのため、幹事側で参加者の住所をヒアリングして集めたり、入力したりする手間がありません。
参照:https://lapi.co.jp/web-nomi/
ごちクル deli BOX
有名シェフや有名店のお弁当を幅広く手がけるごちクルの、ごちクル deli BOXはリモート飲み会向けに提供しているサービスです。料理のおいしさにこだわり、見た目の彩りが良いので特別感があります。
多くのメニューがドリンクつきになっていますが、ルイボスティーなどのノンアルコールドリンクのみです。お酒が飲みたい場合は各自で用意する必要があるので、各自用意するよう事前に呼びかける必要があります。
参照:オンライン飲み会向け食事宅配サービス「ごちクルdeli BOX」- 【ごちクル】ケータリング・デリバリー・オードブル
家飲み便 produced by 塚田農場
居酒屋「塚田農場」の料理が自宅で楽しめる家飲み便は、自宅にいながらにして居酒屋気分が味わえます。塚田農場の名物メニューがセットになったものもあり、地鶏の味を存分に楽しめます。
サイドメニューも豊富にそろっているので、さまざまな人気メニューを楽しめるのが魅力です。
参照:家飲み便 – オンライン飲み会に本格居酒屋料理を|おうち塚田農場 家飲み便
CRUISE ONLINE
CRUISE ONLINEは、レストランの味を自宅でも楽しめるオンライン飲み会用のフードボックスを提供しています。料理に合わせたアルコールがセットになっておりペアリングが楽しめるプランは、料理も豪華なラインナップです。
他にも、格付けチェックBOXがついてくるユニークなプランがあります。これはテレビ番組の企画で人気が高い「格付けチェック」をリモート飲み会で開催できるというもの。幹事向けの進行用データの提供があるので、手軽に格付けチェックをして遊ぶことができます。
ただ飲んで話すだけではなく、ゲーム要素もあるとリモート飲み会は盛り上がります。
まとめ
リモート飲み会に使えるおすすめツールや盛り上がるサービスをご紹介しました。
リモート飲み会を開催することは、会社にとってもメリットが多くあります。リモート飲み会特有のコツや注意点がありますので、その点をしっかりおさえて準備していきましょう。
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この記事を書いた人
箱山康子
鹿児島県離島在住ライター。校正・校閲・編集・取材・撮影など幅広く対応。温泉旅館や割烹料理屋スタッフ、金融系OLなどの社会人経験を活かしつつ主にBtoBで執筆中。