飲み会の幹事におすすめのツール15選!利用するメリットや主な機能
飲み会の幹事になると、日程調整から会場選び、参加者の出欠確認、余興や出し物の準備、当日の進行などやるべきことが目白押しです。
そんな幹事の負担を軽減してくれるのが、日程調整やオンライン飲み会に使うツールです。
この記事では、飲み会の幹事におすすめのツールを15選紹介します。これらのツールを利用するメリットや主な機能、それぞれの特徴についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
飲み会のツールとは?
もともとツールとは「道具」「手段」「方法」などを意味する英単語です。わかりやすくいうと、飲み会の準備・運営を手助けしてくれる存在と考えるといいでしょう。
飲み会に使えるものとして、日程調整ツール、ビデオ通話ツール、オンライン・コミュニケーションツールなどが挙げられます。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
日程調整ツールとは
日程調整ツールとは、スケジュール調整を効率化するツールのことです。大きく「予約受付型」と「候補提案型」の2種類に分けられます。
予約受付型は、カレンダーツールと連携して、日程調整ツールが空いている日時を自動抽出するタイプです。そこから相手は好きな日程を選ぶことができます。たとえば、ヘアサロンの予約サイトなどが該当します。
候補提案型は、候補にしたい日程を自分でピックアップして、相手に選んでもらうタイプです。候補提案型であれば、各自に参加可能日時をチェックしてもらい、参加者が一番多い日を選ぶといった使い方ができます。飲み会の日程調整に活用するのであれば、候補提案型のツールを選ぶといいでしょう。
ビデオ通話ツールとは
オンライン飲み会をする場合は、ビデオ通話ツールが必要です。
そもそもオンライン飲み会とは、パソコンやスマホ、タブレットなどのデバイスを利用して開催する飲み会を指します。ビデオ通話ツールを使うことで、デバイス同士をオンラインでつなぎ、離れていても顔を見ながら会話できるようになります。まるでリアルに一緒に飲んでいるかのような、臨場感たっぷりの飲み会を楽しめます。
オンライン・コミュニケーションツールとは
オンライン飲み会をするにあたり、ビデオ通話ツール以外にもオンラインでのコミュニケーションを助けてくれるツールがあります。会場型やテーブル型のアプリを活用することで、リモートであってもリアルと遜色のないコミュニケーションを図れます。
オンライン・コミュニケーションツールを使い、社内コミュニケーションを活性化させれば、チーム意識の向上や社員のモチベーションアップなどが期待できるでしょう。
日程調整ツールを利用するメリット
飲み会で日程調整ツールを利用することには、以下のようなメリットがあります。
メリット1.複数の参加メンバーとの予定調整が楽になる
メールや電話での日程調整業務は、参加人数や各人の予定の空き具合によっては何度もやりとりが発生してしまいがちです。また、メールで出欠確認をすると、幹事の集計業務が煩雑になる可能性があります。
日程調整ツールを活用すると、参加者の都合や希望などを時短かつ効率的に管理できるため、スケジュール調整が楽になります。
メリット2. 個別に詳細を連絡する必要がない
多くの日程調整ツールでは、参加者の都合確認や日程調整だけでなく、イベントの作成も可能です。参加者にイベントのURLを送りさえすれば、それぞれが内容をWeb上で確認できるので、飲み会の詳細について参加者それぞれに説明する手間が必要ありません。
幹事・参加者双方にとって負担が少ないことは、大きなメリットといえるでしょう。
メリット3. 予定忘れやダブルブッキングを防げる
日程調整ツールのなかには、自動でGoogleカレンダーなどに日程が登録されるサービスも多くあります。それらをうまく活用することで、予定忘れやダブルブッキングを未然に防げます。
ビデオ通話、オンライン・コミュニケーションツールを利用するメリット
オンライン飲み会に欠かせないのが、ビデオ通話、オンライン・コミュニケーションなどのオンライン飲み会ツールです。オンライン飲み会に特化したツールを利用するメリットを紹介します。
メリット1.どこからでも参加できる
通信環境さえあれば、どこからでも気軽に飲み会に参加できるのが、オンライン飲み会ツールを利用する大きなメリットの一つです。海外在住者や小さな子どもがいる方など、普段はなかなか飲み会に参加できない人でも楽しめます。全国に支店がある会社の飲み会にもおすすめです。
メリット2.飲食店の予約や人数制限が不要
幹事にとって、飲み会の参加人数を調整して飲食店を予約するのは大きな負担になります。オンライン飲み会ツールを使えば、飲食店の予約や人数制限は不要です。直前のキャンセルがあっても、お店に人数変更の連絡をしたり、キャンセル料を払ったりする労力や費用もかかりません。
オンライン飲み会で幹事の頭を悩ませるのがフードやドリンクの手配ですが、各自に用意してもらうか、宅配サービスを利用すればOKです。飲み会中にオーダーを仕切るなどの手間も発生しないので、よりリラックスして飲み会を楽しめるでしょう。
メリット3.経済的な負担が軽減される
オンライン飲み会ツールには、無料で使用できるものも多くあります。酒代は居酒屋などに比べて安く、おつまみも工夫次第で費用を抑えられます。電車代やタクシー代などの交通費もかからないため経済的です。
オンライン飲み会ではどんなツールが使いやすい?
自宅にいながら気軽に飲み会に参加できるのがオンライン飲み会のメリットです。しかし、まだまだオンラインでのコミュニケーションに不慣れな方も多いでしょう。参加者のなかから「使い勝手が悪い」「臨場感を得られにくい」といった声もちらほら聞かれます。
オンライン飲み会を成功させるには、こうしたデメリットを解消できるツールを選ぶことが大切です。ここでは、ツール選びのポイントを紹介します。
ポイント1.誰もが手軽に使いやすい
ビデオ通話サービス選びの最も重要なポイントは、誰もが手軽に使いやすいことです。オンライン会議などですでに参加者全員が活用しているものがあれば、それを使用することでスムーズに飲み会を進められます。できるだけ利用率が高いものを選びましょう。
ポイント2. 画質や音質が安定している
オンライン飲み会に使うビデオ通話ツールのなかには、画質や音質が安定していないものもあります。ネットワーク環境が悪ければ、飲み会ならではの一体感や臨場感を演出できません。ワンランク上の音質・画質を求めるのなら、ビジネス向けのツールを活用するのがおすすめです。
ポイント3. 大人数が同時に接続できる
オンライン飲み会系ツールによって、参加人数に制限があることがあります。10人以上の飲み会を計画している場合は注意が必要です。大人数にも対応しているツールを選びましょう。
ポイント4. 時間制限の有無
参加人数に併せて、時間制限の有無も要チェックポイントです。飲み会がちょうど盛り上がった頃に終了となってしまうと、物足りなさを感じてしまうことに。参加者の不満につながってしまいます。時間を気にすることなくオンライン飲み会を楽しみたい場合は、時間制限のないツールから選びましょう。
日程調整系の無料ツールおすすめ7選
ここからは、無料で使える日程調整系のおすすめツールを7選紹介します。
1.調整さん
累計利用者2500万人超えの人気日程調整ツールです。使い方はとても簡単で、参加予定者にイベントのお知らせURLを送信するだけ。メンバーの回答をリアルタイムで反映して、候補日程を自動的にリストアップしてくれます。ログインや会員登録なしで手軽に利用できるうえ、スマホからパソコン、ガラケーまで使えて便利です。
飲み会はもちろん、会議、同窓会、送別会などいろんなイベントに活用できます。
参照:調整さん 公式サイト
2.伝助
すべての機能を無料で使える日程調整ツールです。会員登録やアプリのインストールは必要ありません。幹事が指定した候補日に対して、参加予定者が自分の予定を○、×、△で書き込むだけで日程調整は完了。入力結果は自動で集計され、そのなかから最も出席者の多い候補日がハイライト表示されます。暗号化通信に対応するなど、プライバシーの保護にも配慮されているので安心です。ガラケーでも利用できます。
参照:伝助 公式サイト
3.LINEスケジュール
コミュニケーションアプリ「LINE」が提供する日程調整ツールです。LINEアプリを持っていれば誰でも使用でき、他のアプリをインストールする必要はありません。作成したイベントはLINEの友だちやグループのトークルームで簡単に共有できます。日程の変更や招待者の追加ができるのも魅力です。回答も○×△の3種類から選ぶだけだから手間いらず。
普段LINEでやりとりしているメンバーとのイベント調整におすすめです。
参照:LINE 公式サイト
4.トントン
「トントン」は、ブタのアイコンがかわいいスケジュール調整ツールです。主催者(ホスト)は「日程をえらブ」で候補日を選んでURLを送るだけでOK。回答する側もアプリのインストールなどの作業は不要です。無駄なやりとりを省いて、簡単に日程調整ができます。必要最低限の機能がシンプルにまとめられており、初めてでも使い勝手がいいでしょう。
手軽に参加者のスケジュールを確認したい方におすすめです。
参照:トントン 公式サイト
5.アイテマス
Googleカレンダーと連携できるビジネス用の日程調整アプリです。常に最新のカレンダーが反映されるため、ダブルブッキングを防げます。多忙な方におすすめです。時差にも対応しており、海外にいる相手ともスムーズにスケジュール調整ができます。すべての情報を共有したくない場合は、自分の予定を隠してURLを送ることも可能です。
URLは普段使っているLINEやメッセンジャーで送れます。
参照:アイテマス 公式サイト
6.時限調整
日程調整のアンケートの返信がなかなかこない……。そんな悩みを持つ方におすすめなのが、制限時間付きの日程調整ツール「時限調整」です。36時間以内に予定登録しないと招待リンクにアクセスできなくなるため、参加予定者に早めの回答を促すことができます。プライバシーに配慮したシステムが採用されており、自分の予定を相手に知られる心配はありません。
アプリの使用は一切不要。最大20名まで使用可能です。
参照:時限調整 公式サイト
7.スケコン
1対1から複数人までの日程調整を自動で行うAIサービスです。GoogleやOutlookカレンダーとスケジュールを連携させれば、空き時間を自動で割り出せます。ダブルブッキングの心配もいりません。カレンダー連携やログインなしでも使用できます。データは暗号化されており、セキュリティ対策も万全です。さらに、オンライン名刺交換にも対応しています。
まさに今の時代に合ったサービスといえるでしょう。
参照:スケコン 公式サイト
ビデオ通話系ツールおすすめ5選
オンライン飲み会に欠かせない、ビデオ通話系のおすすめツールを5選紹介します。
8.Zoom
オンライン会議といえばZoomといわれるほど、知名度の高いツールです。
本来ビジネス用ですが、もちろん飲み会にも使えます。人気を集めている理由として、高品質かつ安定した画質・音声、初心者でも使いやすいシンプルな操作性が挙げられます。
すでに導入している企業が多いことから、利用のハードルが低いのが強みです。アカウントは主催者のみが取得していればOKです。招待URLをクリックするだけでミーティングに参加できます。
最大1000人と接続できるため、大規模なオンラインイベントにもおすすめです。
参照:Zoom 公式サイト
9.たくのむ
オンライン飲み会に特化したツールです。
ログイン不要・アプリ不要で、オンラインイベントに不慣れな方でも簡単に使えます。使い方はシンプルで、主催者が飲み会ルームを作成し、一緒に飲みたいメンバーに招待用URLを送信するだけです。
時間制限がなく、最大6人まで無料で楽しめます。有料版なら最大12名まで使用可能です。パソコンでもスマホ(一部を除く)でも利用できます。
参照:たくのむ 公式サイト
10.LINE
LINEは世代を問わず、幅広いユーザーが利用しているため、わざわざアプリをインストールする必要がないのがメリットです。
グループ通話を利用すれば、最大500人まで時間制限なし、無料でビデオ通話が可能です。YouTube動画やスマホ画面を一緒に見る「みんなで見る」機能、パソコン版LINEを使用した画面共有機能を活用すれば、オンライン飲み会の楽しみ方が広がります。
エフェクトが豊富で、背景も自由に設定できるから「顔を出したくない」「部屋が散らかっている」という場合も安心です。
11.Google Meet
Google Meet (旧称Hangout Meet)はGoogleが提供しているビデオ通話サービスです。
Googleアカウントを持っている方なら誰でも無料で使えます。最大100人まで同時通話が可能です。パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも利用できます。セキュリティレベルが高く、Googleカレンダーとの連携もスムーズです。
ただし、ミーティングに参加するにはGoogleアカウントが必要なので、事前に準備しておきましょう。
12.Microsoft Teams
Microsoft社が開発したビデオチャットツールです。Microsoft社が提供しているだけあって、チャットやオンライン会議機能に加えて、Word、Excel、PowerPointといったOfficeアプリとの連携機能があります。
オンライン飲み会は大人数になるほど会話が難しくなりがちですが、そんな場合は参加者を少人数のグループに分けられる「ブレイクアウトルーム」という機能を使うと便利です。少人数で歓談できるため、全員が話をしやすくなります。
オンライン・コミュニケーション系ツールおすすめ3選
ここからは、オンライン・コミュニケーション系のおすすめツールを3選紹介します。
13.reBako
reBakoは、オンライン上にバーチャルの会議場を用意して、大規模イベントを開催できるツールです。
会場内には椅子やテーブルなどを配置して思いのままにカスタマイズでき、自由に歩き回れます。テーブルに着席したら、着席者同士でビデオチャットや短いテキストでコミュニケーションをとることも可能です。
アプリのダウンロードは不要で、URLにアクセスだけで気軽にイベントに参加できます。
参照:rebako 公式サイト
14.Remo
Remoはテーブル型のオンライン交流ツールです。
バーチャルのイベント会場には、最大8人まで着席できるテーブルが並んでおり、同じテーブルに着席した者同士で会話を楽しめます。会場内を自由に歩き回って、好きな席に移ったり、好きな人と歓談したりできるのもRemoの特徴です。
よりリアルな感覚で飲み会を楽しめるでしょう。オリジナルのデザインにカスタマイズも可能です。
参照:remo 公式サイト
15.SpatialChat
参加者間に「距離」の概念を取り入れた新感覚のオンラインツールです。
バーチャル空間で自身のアイコンを操作して他者とコミュニケーションをとりますが、相手に近づくとその人の声が大きく聞こえ、離れると小さく聞こえます。他のコミュニケーションツールにはない、ユニークな特徴といえるでしょう。
よりリアルに近い感覚でオンライン飲み会を楽しめます。画面共有、画像・動画の共有などの機能もあります。
オンライン飲み会を盛り上げたい幹事さんにおすすめの企画
せっかくオンライン飲み会を開催するのなら、オンラインならではの企画を取り入れてみませんか。
ここでは、オンライン飲み会を盛り上げたい幹事さんにおすすめの企画を紹介します。
グルメチキンレース ゴチバトルONLINE
ゴチバトルは、「食」と「エンターテイメント」が融合した、食べながら楽しむ高級料理金額当てゲームです。
高級出身のシェフが考えたアラカルト料理を参加者のご自宅にお届け。
各品を「レストランで出すといくらになるか」の金額を予想してもらいます。目指せピタリ賞!
ゲームは動画を共有して進行ができるので、MCを手配する必要もなくオンライン上で実施できます。
また、ゲーム動画は各アプリで参加者に共有できますので幹事様のセッティングも非常に簡単。
ひとつの注文でゴチバトル用の料理・お食事セットと一緒に飲み物セットも付いてくるので、これひとつでオンライン懇親会の準備ができてしまいます。
オンライン飲み会慣れした参加者を楽しませたい、そんな幹事様におすすめのサービスです。
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オンラインクイズ バラエティ 格付けバトル ONLINE
格付けバトルは、オンラインフードデリバリーとセットで全員が楽しめるイベント・余興型のフードエンターテインメントサービス第二弾です。
参加者の皆様には、俳句、紅茶、絵画、牛肉の4つのジャンルで「一流の品」を見極めていただきます。
格付けバトルでも動画を使って進行するので気軽に幹事様の手を煩わせることなく、オンラインで実施が可能です。
特にこのゲームの特徴はチームで相談しあいながら回答を導ける点です。飲み会参加者どおし初対面でコミュニケーションを一気に活性化させたい、そんな幹事様のニーズに応えるべくできたこのゲーム。参加者のスキルに依存しない五感をフルに使うので、公平に参加者全員が主役になれるバランスのとれたオンラインゲームが誕生しています。
リモBako
リモートワーク環境下でもできる謎解き脱出ゲームの「リモ謎」とreBakoがコラボした新感覚のオンライン謎解き脱出ゲームです。
reBakoの会場の中を探索して、集めてきた情報をもとに謎を解いていきます。参加者は会場内を自由に歩き回ることができ、リアルな謎解きゲームさながらの体験ができるでしょう。
チーム一丸となって協力し合わないとクリアできないため、楽しいだけでなく、チームビルディングにも役立ちます。
オンラインクイズ大会
動画や画像を織り交ぜて、まるでテレビのバラエティ番組のような本格的なクイズ大会を開催できます。
2択、4択、並べ替えなどさまざまなクイズ形式が可能。オリジナルクイズ問題を作成することもできます。
気になる進行もプロのMCに任せられるので安心です。
オンラインビンゴ大会
パーティーの定番ビンゴ大会をオンラインでも楽しめます。
ビンゴカードは、URLにアクセスするだけで簡単に入手できます。数字が当たると自動でビンゴやリーチを知らせてくれるので、聞き逃しなどの心配もありません。豪華な賞品を用意すればさらに盛り上がるでしょう。
まとめ
飲み会の幹事はやるべきことがたくさんあります。幹事に任命されて、負担に感じている方も多いでしょう。不慣れなオンラインでの飲み会であればなおさらです。
そんな時は、日程調整ツールやオンライン通話ツール、オンライン・コミュニケーションツールなどを活用すれば作業を効率化できるため、幹事・参加者ともに負担が軽減されます。
ツールをうまく使いこなして、飲み会の成功をめざしましょう。
この記事を書いた人
正木友実子
福岡在住。大学を卒業後、大手食品メーカー勤務を経て、異業種のライターへ転身。求められている情報をわかりやすく伝えることがモットー