忘年会の基本的な流れは?司会や進行、あいさつセリフ例やポイントも紹介
「忘年会で司会を任されたが何をすればいいのか」
「忘年会の基本的な流れを知りたい」
「あいさつの例やポイントを教えてほしい!」
このような疑問や不安を持っている方もいるのではないでしょうか。忘年会で司会を任された人はどのように進めていけばいいのか、不安ですよね。
司会は忘年会を円滑に進めるために重要な役割を担っています。しかし、司会の進行方法やあいさつなど参考となる情報がなければ、うまく進めるのは難しいでしょう。
本記事では、忘年会の基本的な流れを紹介します。また、司会・進行、あいさつセリフやポイントについても見ていきましょう。
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忘年会の基本的な流れ
忘年会には基本的な流れがあり、それをベースに進めていくことをおすすめします。基本的な流れでは開会宣言から閉会宣言まで一連の項目が行われるため、覚えておくとよいでしょう。
忘年会の基本的な流れは、以下のとおりです。
- 開会宣言
- 開会のあいさつ
- 乾杯のあいさつ
- 食事・歓談
- 余興
- 中締めのあいさつ
- 閉会宣言
開会のあいさつは、会社でもっとも上の役職の人にお願いしましょう。また、中締めのあいさつは会社で2番目に高い役職の人に頼んでください。このあいさつは、早めに帰宅する人のために行います。あいさつは余興が終わり落ち着いたときに行うことをおすすめします。
開会宣言
開会宣言は忘年会が始まる際に行います。あいさつが始まる前に、会場を落ち着かせるために司会者は参加者へ声をかけましょう。
あいさつセリフ例
「みなさま、大変お待たせいたしました。本日はお忙しいなかお集まりいただき、誠にありがとうございます。これより忘年会を始めます。」
司会者は、忘年会が始まることを参加者に伝えましょう。また、自己紹介を入れると参加者に顔を覚えてもらえます。たとえば、「本日、司会・進行を務めさせていただきます〇〇と申します。」とかんたんにあいさつします。
その後、開会のあいさつを担当する人と交代してください。
ポイント
開会宣言のポイントは3つあります。
- 大きな声で話す
- かんたんに自己紹介を行う
- 参加者全員に向け、話をする
司会者は、参加者全員に伝わるような大きな声で話しましょう。また、自己紹介を簡潔に行い、無駄な時間を省くことを意識してください。
開会のあいさつ
開会のあいさつは、社内でもっとも上の役職の人が行います。開会のあいさつは時間が長くなり過ぎてしまうと、参加者の気持ちが下がることがあります。そのため、約5分を目安にあいさつしてもらうようにしましょう。
あいさつセリフ例
「それでは、〇〇社長(場合によっては、他の人でも可能)より、一言お言葉を頂戴します。〇〇社長、よろしくお願いいたします」
仮に忘年会に社外の人が参加する場合は、以下のように紹介しましょう。
「それでは代表取締役社長〇〇より、一言お言葉を頂戴します。」
忘年会に参加するメンバーによっては、言い方を変える必要があります。
ポイント
開会のあいさつのポイントは、役職の言い方を間違えないこと、そして時間が長くならないようにすることの2つです。忘年会の参加者の中に社外の人がいる場合は、紹介する方法に気をつけましょう。
また、時間が長くなりすぎないように注意してください。
乾杯のあいさつ
乾杯のあいさつは、開会のあいさつ後に行います。このあいさつは上の役職の人にお願いしますが、開会のあいさつと同じ人にならないようにしましょう。
司会者は乾杯のあいさつをする前に開会のあいさつを行った人に向け、「ありがとうございました」とお礼を忘れずに伝えてください。
あいさつセリフ例
「〇〇部長(課長)、ありがとうございました。それでは乾杯を行います。乾杯の音頭は〇〇課長(主任)に取っていただききます。〇〇課長(主任)、よろしくお願いいたします」
乾杯を行う際は開会のあいさつが終わった後、スムーズに行いましょう。また、あいさつや乾杯を行う人の役職や名前を間違えないようにしてください。
ポイント
乾杯のあいさつのポイントは、時間をかけないことと名前を間違えないことの2つです。司会者は時間をかけ過ぎず、スムーズに行いましょう。参加者は待つ時間が長くなると、気持ちが下がってしまいます。
司会者は無駄な時間を省きながら、効率的に進めましょう。
食事・歓談
食事や歓談は忘年会の楽しみの一つです。参加者は食事を取りながら、他の人と会話を楽しみます。仮に食事までの時間が長くなると、場の雰囲気が悪くなります。そのため、司会者は食事が早く取れるようスムーズに進めましょう。
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忘年会の食事として、「オンラインフードデリバリーサービス」もおすすめです。オンラインフードデリバリーは洋食や中華、スペシャルコースなど複数の料理のなかから選ぶことが可能です。料理は有名店で修業したシェフが監修しているため、ハイクオリティ。
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オンラインフードデリバリーサービスのオプションとして、「格付けバトル」や「グルメチキンレース ゴチバトル」をつけるのもおすすめです。忘年会の余興としてご活用できるので、よい一層盛り上がること間違いなしです!
「格付けバトル」は、俳句、紅茶、絵画、牛肉の4つのジャンルで一流品を当てるゲームです。参加者同士がコミュニケーションをとりながら楽しめる企画となっています。
グルメチキンレース ゴチバトルは、有名番組の名コーナーのようなゲームが楽しめる企画です。高級アラカルト4品を食べて各料理の金額と合計金額を当てるゲームで、お料理は帝国ホテル出身のシェフが考案しています。
あいさつセリフ例
「それでは、食事の時間に移らせていただきます。みなさま、食事と歓談をお楽しみください」
あいさつは簡潔に行い、参加者が早く食事をできるようにしましょう。食事前のあいさつが長くならないように気をつけてください。あいさつの際、おすすめの料理をかんたんに紹介すると、参加者の楽しみが増えますよ。
ポイント
食事・歓談のポイントは簡潔なあいさつを行うことです。参加者は食事や歓談の時間を楽しみにしています。そのため、参加者が早く楽しめるように司会・進行を行いましょう。さらに、参加者の食事が十分に用意されているのか、確認してください。
余興
忘年会の余興にはゲームやダンス、カラオケなどが行われ、場が盛り上がります。参加者の中には余興をもっとも楽しみにしている人もいます。司会者は余興に入る前にかんたんにあいさつを行い、会場内の雰囲気を落ち着かせましょう。
あいさつセリフ例
「では、これから余興に移らせていただきます。最初の余興は〇〇さんです。お願いします。」
司会者は各余興が行われる前に、かんたんな紹介を入れるようにしましょう。また、出演者と打ち合わせを行い、おもしろい内容にしても構いません。
ポイント
余興のポイントは、あいさつを簡潔にすることです。あいさつが長すぎると、出演者と参加者の両方の気持ちが下がってしまいます。司会者は、余興がスムーズに行えるように心がけましょう。
おすすめの企画4選
余興には、定番のものから個性的なものまでさまざまな種類があります。また、会社をネタにしたオリジナルの余興もあるのです。会社ネタは社員も知っていることが多く、場が盛り上がりやすいです。
他にも余興を盛り上げるためにおすすめの企画があります。
- クイズビンゴ大会
- ロシアンルーレット
- くじ引き
- サプライズ
クイズビンゴ大会
株式会社IKUSAの提供する「クイズ・ビンゴ大会」は誰でも気軽にスマホで参加できるシステムを導入しています。
自身のスマートフォンからクイズシステムや会場のスクリーンで表示されるクイズにスマートフォンで回答します。
ビンゴ大会の場合はQRコードやURLにアクセスするだけで簡単にビンゴカードを配布されビンゴマシーンが出した数字を自動でビンゴカードに反映することができます!
気軽に大人数で盛り上がることができ、誰でもわかるシンプルなシステムを導入しているため全員参加型の絶対に盛り上がるイベントを探している方には、特におすすめです。
こちらの記事では忘年会のクイズ大会で盛り上がる鉄板の問題集を20選紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。
懇親会や忘年会で盛り上がる!おすすめのクイズ問題ネタ20選
ロシアンルーレット
5〜6人分の食べ物の中にわさびや辛子が入った食べ物を一つ以上入れ、それを食べた人を当てるゲームです。
わさびや辛子が入ったのを食べた人はポーカーフェイスをよそおって、自分が食べたのを隠す必要があります。
参加者には、わさびや辛子が入った食べ物を見抜く力が求められます。
ロシアンルーレットをする場合は、わさびが苦手な人が参加すると不快な想いを抱く可能性もあるので、参加は自主性にするのがおすすめです。
くじ引き
中身が見えない箱の中にお題が書かれた紙と、何も書かれていない紙を入れて、参加者に順番に手を入れて、紙を引いてもらいます。お題を引き当てた人には、みんなの前で、お題を披露してもらいます。
お題の内容は、参加者が嫌なことを強制しないためにも、事前に決めておくのがおすすめです。
紙に書く内容はお題だけでなく、景品でも良いでしょう。
サプライズ
忘年会の開催日がちょうど誕生日の方や、妊娠、ご結婚などをされた方にケーキやプレゼントを用意したりして、参加者に思いもよらない思い出を提供します。
プレゼントは、サプライズの主役の方と親しい方に事前に聞いて、主役の方が喜ぶものを用意しましょう。
また忘年会でゲームをする際に、勝った人には景品があるのを秘密にしておいて、当日に、景品があるのを明かすのも一つのサプライズです。景品は参加者のニーズにあった景品を選ぶのがおすすめです。
中締めのあいさつ
中締めのあいさつは余興が終わった後に行います。このあいさつを行うときは、忘年会の終わりが近づいているのです。あいさつは役職の上の人に行い、約5分の時間でまとめてもらいましょう。
中締めのあいさつは会社によって、方法が異なります。たとえば、万歳三唱や一歩締め、三本締めなどの方法があります。会社で決まりがある場合は、その方法に従いましょう。
あいさつセリフ例
「みなさま、盛り上がっているなか、恐れ入りますが、お開きの時間となりました。締めの音頭は〇〇常務(部長)にお願いいたします」
中締めのあいさつの前にかんたんなあいさつを行いましょう。このとき、名前を間違えないように気をつけてください。
ポイント
中締めのあいさつのポイントは、時間を確認しながら行うことです。司会者は忘年会の終わりの時間を考慮しながら、あいさつのタイミングを決めましょう。
タイミングが遅すぎると、お店の人に迷惑がかかるおそれがあります。また、早く帰宅したい人は不快に感じることもあり得るでしょう。参加者が不快な思いをしないよう、司会者は注意してください。
閉会宣言
閉会宣言は、開会宣言と同じように司会者があいさつを行います。あいさつの時間が長くならないように、言葉を考えておくとよいでしょう。
あいさつセリフ例
「以上で忘年会をお開きとさせていただきます。本日はご参加いただき、ありがとうございました。2次会は〇〇で予約しておりますので、参加できる方はぜひお越しください」
2次会がある場合は、あいさつの最後に伝えましょう。また、忘年会に参加した人への感謝の言葉を忘れないようしてください。
ポイント
閉会宣言のポイントは、要点をまとめたあいさつを行うことです。司会者は感謝の言葉と2次会の案内など、伝えておくべきことをまとめ発言しましょう。
また、会場を借りている場合、帰宅方法を説明していると、参加者が帰りやすくなります。
忘年会当日までに司会が準備すべきこと
忘年会で司会を担当する方は、事前に準備を行うことが大事です。司会者は当日の進行の流れや会場の手配・景品の用意が必要になります。
また、一人で準備を進めるのではなく、協力してもらえるメンバーを集めるようにしましょう。
経験者に話を聞く
忘年会の司会を任された人は、過去に経験した人に話を聞きましょう。なぜなら、忘年会の段取りやあいさつセリフ例やポイントを把握しているからです。たとえば、忘年会当日の注意点をあらかじめ聞いておくことことで、アクシデントが発生しても冷静な対応ができます。また、当日に忘れものや困ることがないように事前に準備ができるでしょう。
司会を初めて務める人は忘年会当日緊張するため、入念な用意をしなければ失敗するリスクが高くなります。司会者はリスクを抑え、参加者全員が楽しめるように進行していきましょう。
複数人に司会の経験者がいる場合は、できる限り多くの人から話を聞いて、オリジナルの進行手順を作成していきましょう。
場所・当日の流れ・準備物を用意する
忘年会の司会者は、場所・当日の流れ・準備物を早めから用意しましょう。なぜなら、忘年会で準備することが数多くあるからです。たとえば、忘年会で余興が行われる場合、小道具や景品などが必要になります。また、余興を大人数で行うときは、ある程度の広さを確保しなければいけません。
司会者は忘年会の当日に必須となるものを準備し、スムーズに出せるようにしましょう。さらに、当日の進行でアクシデントが起きたとしても、対応できるように余裕を持ってください。
初めて忘年会の司会をする人は準備の段階から時間や気持ちに余裕を持ち、落ち着きましょう。
準備するメンバーの確保と打ち合わせを行う
忘年会で司会を任された人は協力してくれるメンバーを確保しましょう。なぜなら、複数人で準備や進行をしていくことで焦らずにできるからです。
たとえば、忘年会当日の余興の準備やアクシデントが発生した場合に対応してくれるため、司会の役割に集中できます。さらに、忘年会の準備段階では場所や景品の手配などのサポートしてもらえるでしょう。
司会を任された人は、メンバーとさまざまな意見を出し合いましょう。また、複数のメンバーと何度も打ち合わせを行いながら、準備することをおすすめします。
打ち合わせの際、メンバー同士で新たな提案や修正することを話し合いましょう。
まとめ
忘年会の司会を任された人は早めに準備を行いながら、計画的に進めていきましょう。もし悩んだ場合は、過去に忘年会を担当した人にアドバイスをもらうことをおすすめします。忘年会では司会の進行次第で盛り上がりが大きく変わります。司会を任された人は入念な打ち合わせを行い、予想外の出来事にも対応しましょう。
いつもの忘年会がマンネリ化してきたら、BBQを開催するのはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
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在宅webライターとして、クラウドソーシングを中心にライティングの仕事に取り組んでいます。「コラム」・「金融」・「ドラマ」・「バレーボール」など幅広いジャンルを執筆しています。良い記事を作成するために、日々学び続けています。