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会社のバーベキューを成功させるには?実施方法から会場の選び方、企画のポイントを徹底解説

会社のイベントとして開催するバーベキューは、屋外イベントならではの開放感や非日常感で、社員同士の交流を深めてくれる良い機会になります。しかし、いざ企画しようとすると、場所や揃えるもの、実施する方法や余興の企画など、決めなくてはいけないことが多いものです。また安全面や運営の負担、参加者全員が楽しめる工夫など、押さえるべきポイントも多く存在するため、悩んでしまう幹事の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、会社でのバーベキューの実施方法、必要なもの、目的・効果、会場選びのコツ、企画のポイント、楽しめるレクリエーション例、注意点まで解説していきます。

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会社のバーベキューの実施方法

会社で開催するバーベキューの実施方法を、以下のステップに分けて解説します。

1. 目的と参加対象を明確にする

会社でバーベキューを企画する際は、まず「なぜ実施するのか」という目的を明確にすることが重要です。社員間の親睦を深めるのか、部署間の交流を促すのか、新入社員や異動者の歓迎をするのかなど、目的によって当日の内容や進行が変わってきます。また、社員の家族や取引先など、参加できる対象者も決めておく必要があります。

目的と参加対象者をはっきりさせることで、以降の計画や連絡がスムーズに進むでしょう。

2. 予算と費用負担の決定

次に、予算と費用の負担方法を決定します。全額会社負担とするのか、一部を社員から徴収するのかを明確にし、徴収方法や金額、経費処理の方法も確認しておきます。場合によっては「福利厚生費として計上できるかどうか」を経理部門へ確認する必要が出てくることもあります。領収書の管理や精算方法もあらかじめ決めておき、事後処理が滞りなくできるようにしておきましょう。

3. 日程と会場の選定

日程を決める際は、業務の繁忙期や他の社内行事と重ならないような配慮が必要です。参加しやすい週末や祝日、または定時後の時間帯を選ぶと、多くの社員が参加しやすくなるでしょう。

会場は、会社からのアクセスが良いか、収容人数、設備が充実しているかなどを確認しながら絞り込んでいきましょう。屋外の場合は雨天時に開催できないケースもあるため、屋根付きの会場や日程の予備日を設定しておくと安心です。

4. 食材・備品の手配

食材や備品の準備は、会社側で手配するのか、参加者の持ち寄り形式にするのかを決めておくとよいでしょう。コンロや炭、テーブル、イスなどの基本的なバーベキュー用品のほか、ゴミ袋、救急セットなども忘れずに用意しましょう。

5. 役割分担と当日の進行計画

当日は役割分担を明確にしておくことで進行がスムーズになります。幹事、買い出し係、火起こし係、後片付け係など、担当者を決めて、「何時に、何の係が、何をすべきか」を明らかにしておくことで混乱を防ぎやすくなるでしょう。

また開始と終了の挨拶、目的に応じて新入社員の紹介や表彰、レクリエーションなどの催しも組み込むと、盛り上がり、一体感あるイベントになるでしょう。

6. 安全管理とトラブル防止策

会社行事としてバーベキューを実施する場合、安全管理への配慮は欠かせません。火の扱いに関する注意喚起や、飲酒によるトラブル防止策を事前に周知し、万が一のケガや事故に備えて救急セットを用意しておきましょう。

7. 修了後のフォロー

バーベキュー終了後は、後片付けや忘れ物チェック、レンタル品の返却を行います。幹事や担当者が責任をもって最後まで管理しましょう。また、社内報やSNSなどで当日の写真や様子を共有すると、参加できなかった社員にも雰囲気が伝わり、社内コミュニケーションの活性化につながります。

また、参加者アンケートを実施し、良かった点・改善点を把握することで、次回以降の開催に活かすことができます。

会社のバーベキューに必要なもの

会社のバーベキューに必要なものを以下にまとめました。あくまで基本的なものであり、これ以外にも目的や必要に応じて準備するようにしましょう。

  • グリル・コンロ
  • 着火剤
  • トング
  • ヘラ
  • 菜箸
  • まな板
  • 包丁
  • キッチンばさみ
  • 食材
  • 調味料
  • 紙皿・紙コップ
  • 割り箸・カトラリー
  • クーラーボックス
  • テーブル
  • 椅子
  • タープ・テント
  • レジャーシート
  • 虫除けスプレー
  • 日焼け止め
  • アルコール消毒液
  • 軍手
  • エプロン
  • ゴミ袋
  • 救急セット

また、「名札」や「参加者リスト」などもあると、コミュニケーションをとりやすくなるでしょう。

会社のバーベキューを行う目的・効果

会社で行うバーベキューにはどのような目的や効果があるのか解説します。

社員同士の交流・親睦を深める

会社でバーベキューを行う大きな目的のひとつが、社員同士の交流や親睦を深めることでしょう。

通常の業務時間内では、必然的に業務の話題が中心となります。しかし、バーベキューの場のリラックスした雰囲気の中では自然な会話が生まれやすく、プライベートな一面や人柄に触れる機会が生まれることもあり、役職や部署の垣根を越えて交流するきっかけになります。

特に新入社員や中途入社のメンバーにとっては、普段話す機会の少ない先輩社員や他部署の人たちと接点を持てる場となり、会社全体の一体感にもつながります。

業務へのポジティブな影響

バーベキューを通じたカジュアルな交流は、コミュニケーションが活性化しやすいものです。バーベキューをきっかけに、気軽に声をかけやすい関係が築ければ、日常業務での連絡や相談も活発になり、情報共有や問題解決のスピードが向上する可能性があります。

また、バーベキューでは、準備や片付けを通じて協力する場面も多く、チームワークや役割分担への意識も育まれます。こうした経験は、実際の業務やチーム活動でも活かされ、結果として業務効率や生産性の向上につながることが期待されます。

リフレッシュ効果によるモチベーション向上

日頃の業務から離れ、解放感のある中でバーベキューを楽しむことは、社員にとってリフレッシュの機会になります。非日常的な環境で身体を動かし、美味しい食事を共にすることで気分転換となり、ストレス解消にもつながるでしょう。

こうしたリフレッシュの時間があることで、業務へのモチベーション維持につながることが期待できます。また、会社主催のバーベキューは、社員満足度の向上に寄与することもあるでしょう。

会社のバーベキューにおける会場の選び方

会社でバーベキューを実施する際の会場選びについて解説します。

アクセスの良さを重視する

参加者全員が無理なく集まれるアクセスの良さは重要なポイントです。会社のイベントとして行うバーベキューですので、社員の住まいや通勤経路がばらばらなケースも多く、全員の移動の負担を考慮する必要があります。もちろん、アクセスの良さだけで会場選びをするわけではありませんが、最寄り駅から徒歩圏内、もしくは会社からバスで移動しやすい場所などといったポイントは押さえておくようにしましょう。

また、「業務時間後に参加する社員がいる」「長時間拘束になると翌営業日に支障が出る」といった事情も考慮して会場を検討するとよいでしょう。

十分な広さがあるか

参加人数が多くなる会社のバーベキューでは、会場の広さも確認しておきましょう。座席数やテーブルの数、調理スペースの広さなど、全員が快適に過ごせる十分なスペースがあるかを確認しましょう。人数に対して設備が狭い・少ないと、交代制にする必要が出てくるため、スムーズな進行に支障をきたす恐れがあります。

また、飲食以外の時間も快適に過ごせるよう、屋根付きの休憩スペースや日陰が確保されているか確認しましょう。雑談スペースや簡単なゲームができる空間があると交流も深まります。

周囲への配慮ができる環境かを確認する

会社のバーベキューは参加人数が多く、会話や笑い声でどうしても賑やかになりがちです。そのため、住宅地の近くや静かな公園内など、周囲への注意が必要な場所は避けたほうが無難です。周囲の迷惑になりにくい立地か、また利用規約に騒音に関する制限がないかも事前に確認しましょう。

近隣とのトラブルが起こると会社のイメージ低下につながるリスクもあるため、慎重な配慮が求められます。

食材・器材の持ち込みやレンタルの可否を確認する

会場によっては、食材・飲み物の持ち込みが禁止されている場合や「器材はレンタル必須」という条件が付いている場合があるため、どのようなバーベキューにするかによって会場選びが変わることもあるでしょう。

なお、食材・機材・設営などすべて会場側が用意してくれる「手ぶらバーベキュー」のプランを用意している会場を選べば、幹事や参加者の負担を減らすことができます。

予算を考慮する

会社のバーベキューは、予算内で収まることも重要です。会場の利用料だけでなく、食材費、器材レンタル料、移動費、保険料など、発生する費用をすべて洗い出し、無理のない範囲で計画を立てることが重要です。会社主催の場合、参加者負担と会社負担の割合も明確にしておきましょう。

会社のバーベキューを楽しんでもらう企画のポイント

会社のバーベキューをさらに楽しんでもらう企画のポイントを紹介します。

アレルギー対応やヴィーガンやハラール対応メニューも検討する

会社には多くの社員がいるため、食物アレルギーや、宗教・文化的な食習慣への配慮ができるとよいでしょう。特に、外国籍の社員が多い場合は、ヴィーガン(完全菜食主義)やベジタリアン、イスラム教の食事規定に基づくハラール対応など、多様なニーズに注意を払うことで、全員が楽しめるバーベキューになります。

まずは、事前に参加者から「アレルギー」や「食の制限」に関するアンケートを実施しましょう。該当者がいる場合は、別メニューの用意や調理器具の使い分けなどの工夫をおこなうことで、安心して楽しんでもらうことができます。

ソフトドリンクも充実させる

バーベキューではアルコールの提供をメインに考えがちですが、運転手や体質的にお酒を飲めない人もいます。そうした人たちでもドリンクの選択肢の多さで楽しんでもらえるよう、ソフトドリンクの種類も充実させるのがおすすめです。

水やお茶、炭酸飲料だけでなく、ノンアルコールビールや果実ジュース、スポーツドリンクなど、選択肢を用意しておきましょう。

レクリエーションを取り入れる

バーベキューの醍醐味は、食事だけでなく、社員同士の交流を深めることにあります。そのため、レクリエーションを取り入れることでイベントとしての満足度にも影響を与えます。

実施する際は参加者全員が気軽に楽しめるアクティビティがおすすめです。年齢や立場に関係なく盛り上がれる内容にすることで、部署を越えた交流やコミュニケーションが生まれ、職場内の一体感を高める効果も生まれやすくなります。

この後紹介するレクリエーションを参考にしてみてください。

会社のバーベキューで楽しめるレクリエーション4

会社のバーベキューで楽しめるレクリエーションを4つ紹介します。

重さ当てゲーム

箱や袋に入った物を持ってもらい、「何グラムだと思う?」と予想してもらうシンプルなゲームです。身近な食材やペットボトルを使えば準備も簡単で、重さの予想がばらけることで盛り上がります。

価格当てゲーム

バーベキューの食材や備品の「価格を当てる」ゲームです。「この肉、いくらだったと思う?」など、バーベキューの食材や備品の価格を当ててもらいます。意外な金額に驚いたり、普段の買い物経験が光ったりと、会話が生まれるきっかけにもなりやすいでしょう。

利き飲み物・食べ物

目隠しをして複数の飲み物や食べ物を試し、銘柄や種類を当てる「利き〇〇」ゲーム。たとえば複数メーカーのコーラを用意して行う「利きコーラ」などがあり、自信がある人に参加してもらうと盛り上がります。

スイカ割り

目隠しをして声の誘導だけを頼りにスイカを割る、夏の定番レクリエーションです。見る側も応援や指示で一体感を味わえます。スイカを割った後はみんなで分け合って食べられるのも楽しめるポイントです。安全面に配慮して柔らかいバットやスペースの確保を忘れずに行いましょう。

会社のバーベキューを行う際の注意点

ここでは、会社のバーベキューの注意点について詳しく解説します。

安全面への配慮が最優先

バーベキューには火や刃物を使う工程があり、事故やケガのリスクがあります。特に会社のバーベキューの場合、参加者全員がアウトドア経験者とは限らず、こうした作業に不慣れな人もいるため、十分な注意が必要です。火の取り扱いや焼き場周辺の管理、刃物の使用ルールなどを事前に周知し、事故が起こらないよう配慮しましょう。

また、万が一に備え、消火器や水の準備、簡易救急セットの常備も忘れずに準備しましょう。これらの配慮は個人のバーベキューでも重要ですが、会社行事の場合、労災の問題や会社の責任が問われることもあるため、より徹底することがが求められます。

強制参加にならないようする

会社のバーベキューは、あくまで「親睦の機会」であり、業務命令ではありません。個人的な事情や体調といった理由で「参加したくない」と考える社員もいる可能性があります。強制的な参加ムードが生まれると、イベント自体の趣旨が損なわれてしまうため、事前に「参加は任意である」ことを伝え、欠席によって評価や人間関係に影響が出ないように配慮するのが前提です。

片付け・ゴミ処理の役割分担を明確にする

バーベキューの後片付けやゴミ処理は負担のかかる作業ですが、「誰が担当するのか」が曖昧だと不満や不公平感につながりやすくなります。事前に当番を決めておいたり、幹事が全体に呼びかけたりなどして、積極的に後処理が行えるようにしましょう。

公平さを意識した運営が、次回以降の行事への参加意欲にもつながります。

企画から運営までおまかせ!株式会社IKUSAの「チームビルディングBBQ

会社のバーベキューの準備は大変ですが、そんな幹事の悩みを解決してくれるのが、年間1,000件以上のイベント実績を誇る株式会社IKUSAが運営する「チームビルディングBBQ」です。

このサービスでは、企画・会場手配・食材準備・設営・当日の司会進行・アクティビティ運営・撤収まで、すべて任せることができ、会社の駐車場や公園など、希望の場所に対応してくれる柔軟さも魅力です。

またチームビルディングBBQでは、ただ食べるだけでなく、全員参加型のアクティビティを通してチームビルディングを図れるのが大きな特徴です。

  • オリジナルカレー作り
  • 肉の重さ当てゲーム
  • 赤エビのつかみ取り
  • ホタテのつかみ取り

どのゲームもチーム対抗戦で、自然とコミュニケーションが生まれるため、会社のバーベキューにぴったりです。

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まとめ

ここまで、会社のバーベキューの実施方法から、会場選び、企画のポイント、注意点まで紹介してきました。

大切なのは、参加者の立場に立って、「誰もが安心して楽しめる」と「交流が自然に生まれる」ことを意識することです。

バーベキューは、ただの食事イベントではなく、社員同士の信頼関係やチームワークを育む貴重な機会です。しっかりと準備を整えれば、参加者の満足度も高まり、今後の業務にも良い影響を与えるでしょう。

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ビジメシ編集部

この記事を書いた人

ビジメシ編集部

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