キックオフイベントとは?目的やメリット、おすすめの企画を紹介
キックオフイベントは、年度始めや新規プロジェクトのスタート時に開催されるイベントです。従業員に向けて自社の目標やゴールを共有できる機会として活用できるので、さまざまな企業で開催されています。
今回は、キックオフイベントの目的やメリット、イベントの流れ、開催する際の注意点、おすすめの企画をそれぞれ紹介します。
目次
キックオフイベントとは
キックオフイベントとは、年度の初めや新規プロジェクトのスタート時といった節目のタイミングで開催される社内イベントのことです。キックオフイベントは、企業単位や部署・部門単位で開催されることが多く、イベント内で企業やチームの目標、ビジョン・ミッションなどを共有し、結束力を高めることを主な目的としています。
他にも、新入社員や人事異動などで追加された新たなメンバーを歓迎するイベントとしても活用されています。
キックオフイベントの目的
キックオフイベントの主な目的を詳しく解説します。
ビジョン・ミッション・ゴールの共有
キックオフイベントでは、企業や部署・部門単位で開催されることがほとんどです。今後、同じプロジェクトに関わる仲間たちが一堂に集まるため、企業やチームのビジョン・ミッション、ゴールを共有する機会として有効に活用できます。
チームメンバーの全員が共通認識を持って仕事に取り組むことは、モチベーションの維持・向上にもつながり、プロジェクトの成功へと近づけるでしょう。
チームの結束力の向上
チームで同じ目標を掲げ、各々がプロジェクトに対する決意表明を行うキックオフイベントは、メンバー同士の結束力の向上につながります。高い結束力を醸成し、強固なチームワークや人間関係を築き上げることで、プロジェクトを円滑に進めることが可能です。
メリハリをつける
キックオフイベントの多くは、新年度の開始や新規プロジェクトのスタート時といった節目に開催されます。キックオフイベントの開催をひとつの節目としてメンバーに認識してもらうことで、仕事のメリハリをつけることにつながるでしょう。
加えて、チーム内で目標を共有し、期限までにプロジェクトの達成を目指すという意識を持ってもらうことで、業務のパフォーマンスの向上にも役立ちます。
新メンバーの歓迎
キックオフイベントには、新たに参加するメンバーを歓迎する目的もあります。メンバー同士の交流やチームワークの向上は、プロジェクトの成功には欠かせない要素です。
またキックオフイベントを開催することで、チームビルディングの醸成にも効果があります。
キックオフイベントを開催するメリット
キックオフイベントを開催することで、企業が得られるメリットを解説します。
交流促進の機会になる
キックオフイベントを、メンバー同士の交流促進の機会として活用できます。新年度の開始時には、新入社員の入社や人事異動によって新たなメンバーもチームに加わります。
参加者全員が楽しめるような企画をキックオフイベントで取り入れ、メンバー同士の交流を促進させることで、チームワークの向上やチームビルディングの醸成につながるでしょう。
メンバー同士の相互理解につながる
キックオフイベントは、メンバー同士がお互いのことを知るきっかけとしても活用できます。チームで協力してプロジェクトを進めるには、メンバー同士のチームワークや連携が必要不可欠です。
キックオフイベントを通してメンバー同士の相互理解を促すことで、チームワークの向上に効果が期待できるでしょう。
現状の課題や問題点を共有できる
メンバー全員が集まるキックオフイベントでは、現状における自社の課題やプロジェクトの問題点などの共有がスムーズに行えます。
自社の経営状況や各事業の進捗度合いから、自分たちの置かれた現状を把握でき、プロジェクトの目標を期限内に達成するための算段を改めて検討することが可能です。
合意形成を得られる
これから取り組むプロジェクトの概要や目標、ゴール、進め方、メンバーの役割などを全員で共有することで、メンバー全員からの合意形成を得ることができます。
プロジェクトを進めていくと、ミスやトラブルなどは生じるもの。ミスを犯したときの責任の所在やトラブルへの対応方法などは、プロジェクトを開始する前に必ずメンバー全員で共有し、全員の合意を得ることが大切です。合意形成を行うことで、後から「話と違う」などといったトラブルの防止にも役立ちます。
キックオフイベントの流れ
ここでは、キックオフイベントの一般的な流れを解説します。
1.イベントの趣旨・目的を説明
キックオフイベントの定刻になったら、司会進行から、開会の挨拶とともに今回のキックオフイベントを開催する趣旨や目的を説明します。
たとえば、「新規プロジェクトのスタートと成功祈願」「新メンバーの歓迎」などが、キックオフイベントの主な目的となるでしょう。
2.プロジェクトの概要を説明
キックオフイベントを開催する趣旨や目的を伝えたら、今回から取り組むプロジェクトの概要を説明します。
必要に応じて、パワーポイントや紙媒体の説明資料を準備しておきましょう。プロジェクトの概要を説明する際に、自社の経営課題や事業の進捗状況なども合わせて説明すると、プロジェクトを成功させることの重要性をより強く伝えられます。
3.プロジェクトのゴールを共有
プロジェクトの概要と同時に、プロジェクトのゴールもメンバーで共有しましょう。「何をどうやっていつまでに進めるのか」を具体的に共有しておくことが、プロジェクトの成功につながります。
あわせて、各プロジェクトの進捗度合いを確認する方法やそのタイミングなども共有しておくと、プロジェクト全体をよりスムーズに進められるでしょう。
4.プロジェクトの責任・役割分担の共有
チームの人数が多ければ多いほど、プロジェクトにおける各々の役割は細分化されます。そのため、プロジェクト内の各部署・部門における責任の所在や役割分担は、プロジェクトがスタートする前に明確にしておきましょう。
責任の所在や役割分担を共有することで、ミスやトラブルが生じたときでも、スムーズなリカバリーが可能です。
5.メンバー紹介
プロジェクトに参画するメンバーの自己紹介を行います。メンバー同士の相互理解は、プロジェクトをスムーズに進めるためには不可欠です。
自己紹介の時間を確保することで、お互いのことを知ってもらいましょう。1人あたりの持ち時間を決めて、簡潔に済ませるのがおすすめです。
6.質疑応答
プロジェクトの概要やゴール、役割分担などを一通り説明したら、質疑応答の時間を設けます。先述したように、プロジェクトがスタートすると、さまざまな疑問やミス、トラブルなどが生じることが予想されます。
プロジェクトがスタートする前に全員の疑問を払拭し、合意形成を得るためにも、質疑応答の時間は必ず確保しましょう。
7.企画・レクリエーションの実施
プロジェクトの説明が一通り終わったら、一旦はキックオフイベントを区切り、その後はメンバー同士が交流できるような企画・レクリエーションを実施すると、より一層のチームビルディング効果が得られます。
懇親会や食事会、メンバー全員で楽しめるアクティビティなど、キックオフイベントの目的や参加人数に応じて最適な企画を選ぶと、イベントもさらに盛り上がるでしょう。
キックオフイベントを開催する注意点
キックオフイベントを開催する際には、いくつかの注意点があります。
目的を明確にする
キックオフイベントを開催する目的は必ず明確にしましょう。貴重な時間を割いてキックオフイベントを企画しても、「ただ集まって資料説明だけで終わってしまった」などといった事態は避けたいところ。
イベントの目的を明確にして、目的に沿って企画や内容を検討していくことが、効果的なイベントの開催につながります。
タイムスケジュールを決める
キックオフイベントのタイムスケジュールは事前に作成し、参加メンバーへも告知しておきましょう。イベントの終わりが見えないとメンバーの集中力も途切れてしまったり、ダラダラと続けてしまったりしてしまいます。
タイムスケジュールを明確に決めて、メリハリをつけたイベントの進行を心がけることが大切です。
参加者の交流が深められる企画を取り入れる
キックオフイベントでは、メンバー同士の交流が深められる企画・レクリエーションを取り入れると、新しく入ったメンバーでも自然と輪に打ち解けられるようになります。
メンバー同士の相互理解の促進は、チームビルディングの醸成にも効果的です。イベントの参加人数や年代を考慮し、全員が楽しめる企画を取り入れましょう。
資料はシンプルに作成する
プロジェクトの概要やゴールを説明するための資料は、見やすく、シンプルに作成しましょう。限られた時間の中で、必要な部分がしっかりとメンバーへ伝わるように工夫して作ることが大切です。
資料がわかりやすいことで、よりスムーズなイベントの進行や合意形成が可能になります。
不安や疑問を取り除く
メンバー各々が、今後のプロジェクトや業務内容に対して不安、疑問を抱えたままだと、プロジェクトの進捗も滞ってしまいます。キックオフイベントの開催を通して、メンバーの抱える不安や疑問を取り除きましょう。
説明の仕方の工夫や、質疑応答での丁寧な対応を心がけることで、メンバーが自信を持ってプロジェクトに取り組めるような環境を整えられます。
キックオフイベントにおすすめの企画10選
最後に、キックオフイベントにおすすめの企画10選を紹介します。
1.チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、株式会社IKUSAが提供する合戦型チームビルディングアクティビティです。参加者は、スポンジ製の刀と、「命」と呼ばれるボールを使って相手の肩に付いたボールを刀で落とし合い、最後まで残ったチームが勝利となります。
シンプルなルールながら、深い戦略性やチームワークが求められるのが特徴的。参加者の年代に問わず全員が楽しめる、チームビルディング企画です。
2.役員プレゼンテーション
役員からチームメンバーに向けて、自社の事業戦略や今後の方向性についてプレゼンテーションをしてもらいます。役員から直接話を聞けることで、現場で活躍するメンバーはより明確なゴールをイメージでき、モチベーションの向上にもつながるでしょう。
キックオフイベントを、役員と現場メンバーとの交流の場として活用するのもおすすめです。
3.成功事例・失敗事例の共有
これから新たなプロジェクトを始める前に、これまでのプロジェクトでの成功事例や失敗事例を共有します。
成功事例から何が成功の要因だったのかを学び、失敗事例から失敗の原因を知ることで、新しいプロジェクトはより成功に近づけるでしょう。
4.社内表彰式
前プロジェクトで成果を上げたメンバーを表彰します。メンバー全員の前で会社がきちんと評価を与えることは、チーム全体のモチベーションの向上に効果的です。
また、営業成績や成果物だけではなく、「失敗した回数」「チャレンジする姿勢」「感謝された回数」などのユニークな項目で表彰することで、部署・部門の隔たりなく公平な評価を与えられます。
5.格付けバトル
格付けバトルは、俳句、紅茶、絵画、牛肉の4つのジャンルから、それぞれ1番価値の高い品を当てる体感型クイズゲームです。紅茶と牛肉は実食できるので、参加者同士で会話や食事を楽しみながらゲームに参加できます。
回答はリアルタイムで集計し、プロのMCが会場を盛り上げます。まるでテレビ番組に出演したような非日常感を楽しめるため、コミュニケーションの促進やチームビルディングにおすすめです。
6.ゴチバトル
ゴチバトルは、高級アラカルト料理4品をそれぞれ実食し、1品ずつの値段とその合計金額を当てるクイズゲームです。参加者同士で同じ料理を食べながら和気あいあいと交流ができ、自然と会話も広がります。
プロのMCがゲームの進行を担うので、参加者はゲームに集中して楽しめます。美味しい料理とユニークな企画の両方をお探しの方は、ぜひゴチバトルをご活用ください。
7.懇親会・パーティー
美味しい食事や催し物を楽しめる懇親会・パーティーは、メンバー同士の交流促進ができる企画としておすすめです。食事を囲むことで自然と会話や交流も広がり、チーム全体のコミュニケーションが活性化されます。
社内イベント用のケータリングサービスやデリバリーフードを利用すれば、どこでも本格的な食事が楽しめます。
8.チームビルディングBBQ
チームビルディングBBQは、株式会社IKUSAが提供する社内イベント向けの出張BBQサービスです。BBQの準備・設営から、イベントの運営、後片付けまでを一貫してプロに任せられるため、参加者や幹事さまは手ぶらで本格的なBBQを楽しめます。
チームビルディングに効果的なアクティビティも一緒に実施できるので、コミュニケーションの促進を目的としたキックオフイベントとしてもおすすめです。
9.謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、株式会社IKUSAが提供する謎解きアクティビティです。出題された謎を解き、制限時間内に閉鎖された空間からの脱出を目指します。
謎はチームで協力しなければ解けないように工夫されており、自然とチーム内でのコミュニケーションが広がります。会議室程度の大きさで、椅子や机を用意できれば、どこでも謎解きが楽しめるアクティビティです。
10.クイズ大会
クイズ大会は、参加者全員が気軽に楽しめる企画としておすすめです。自社や製品などに関連するクイズや、メンバーのこれまでのエピソードに関するクイズを出題すると、相互理解の促進にもつながり、会場もさらに盛り上がるでしょう。
クイズの内容はイベントの目的に応じて工夫できるので、自由度が高い点もおすすめポイントです。
IKUSAの「クイズ・ビンゴ大会」
株式会社IKUSAの提供する「クイズ・ビンゴ大会」は誰でも気軽にスマホで参加できるシステムを導入しています。
自身のスマートフォンからクイズシステムや会場のスクリーンで表示されるクイズにスマートフォンで回答します。
ビンゴ大会の場合はQRコードやURLにアクセスするだけで簡単にビンゴカードを配布されビンゴマシーンが出した数字を自動でビンゴカードに反映することができます!
気軽に大人数で盛り上がることができ、誰でもわかるシンプルなシステムを導入しているため全員参加型の絶対に盛り上がるイベントを探している方にオススメです。
イベントの企画・運営にお悩みならIKUSAへご相談ください
これまでキックオフイベントの流れやおすすめの企画を紹介しましたが、いざ自分たちでイベントを企画しようと思っても、なかなかスムーズに進まないこともあるでしょう。イベントの開催に不慣れな場合、イベントの企画が思いつかない場合などは、イベント企画会社へ外注する方法もおすすめです。
自社開催のイベントに比べると費用はかかるものの、豊富なノウハウや経験を持つイベント企画会社に外注すれば、高クオリティのイベントも実現できます。
年間1,000件以上のイベントを開催するIKUSAなら、イベントの企画から運営までを一貫して任せることが可能です。イベント開催のプロがヒアリングを行い、90種類を超えるレクリエーションの中から、イベントの目的に最適な企画を提案いたします。
もし、キックオフイベントの企画や運営でお困りの場合には、ぜひ一度、お気軽にIKUSAまでお問い合わせください。
まとめ
キックオフイベントは、チームの目標やゴールの共有、結束力を高めることを主な目的として、年度初めや新規プロジェクトのスタート時といった節目で開催されるイベントです。プロジェクトの成功を目標に、メンバー同士の交流を促進させたりモチベーションを高めたりすることで、より強固なチームを築き上げることを目指します。
キックオフイベントの企画や運営でお困りの場合には、イベント企画会社のIKUSAに任せてみるのもひとつの方法です。実績豊富なIKUSAから、自社のイベントの目的に最適な企画を提案いたします。
この記事を書いた人
ビジメシ編集部
ビジメシでは、お食事の手配に悩む幹事様に向けた、お役立ち情報をご紹介しています。オンラインイベントでのフード宅配からケータリング、BBQまで、お食事手配はビジメシにお任せください!懇親会やレクリエーション、研修、ランチミーティングなど、あらゆるビジネスシーンでのお食事手配をサポートいたします。