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参加型イベントとは?成功させるコツ・イベントの事例を紹介

参加型イベントは、自社のサービスや商品、コンテンツなどを参加者に体験してもらうことで、自社に興味を持ってもらったり、購買意欲に繋げたりするために開催されます。参加者から主体的にイベントへ参加してもらえる、自社商品のPRに効果的な取り組みです。

しかし、イベントの開催に不慣れな場合は「何から準備をすればいいのかわからない」と困ってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、参加型イベントと通常のイベントとの違い、参加型イベントの事例、イベントを成功させるコツをそれぞれ紹介します

 

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参加型イベントとは?

 

参加型イベントとは、企業や団体が主に社外向けに開催される催し物のひとつ。その名の通り、参加者に実際に物事を体験(参加)してもらうことが趣旨のイベントです。たとえば、「自社の製品やサービスを実際に使ってもらうことで新規顧客の獲得を目指す」などの目的で開催されることが多くあります。

参加型イベントは、参加者が自社のサービスに興味がない場合でも、イベントそのものに集客効果があるのが特徴です。イベントを開催することで、自社サービス・製品のさらなる知名度と認知度の向上に期待できます。

通常のイベントとの違い

参加型イベントと通常のイベントとでは、どのような点に違いがあるのでしょうか。

セミナーや講演会のような通常のイベントの場合では、主催者側が意図的に集客を行ったり、参加者が自由に出入りできたりするような形態となっているのが特徴です。通常のイベントは、どちらかというと主催者側の伝えたい内容を一方的に参加者へ伝える形式が多く、自社のサービスや製品を体験できる機会がありません。

一方参加型イベントは、参加者自身が「〇〇をしたい」という主体的な意志を持って参加しているため、自社やサービス、製品の認知度が低くても集客効果を見込めます

また、参加者の「〇〇をしたい」という意志や興味を満たすために、そのサービスやコンテンツを存分に楽しめるように工夫されており、時間をかけて遊んでもらう、体験してもらうことが可能です。そのため、参加型イベントでは、提供するコンテンツに没入できるように、閉鎖的な空間を用意することが多くあります。

参加型イベントの事例

ここでは、参加型イベントの事例10選を紹介します。実際に自社のサービスやコンテンツを体験してもらったり、作ってもらったりするような事例は人気があります。

謎解きゲーム

謎解きゲームは、小さい子どもから大人まで、幅広い年齢層が気軽に楽しめる参加型イベントです。会場内にいくつかの謎解きブースを設置し参加者に回ってもらい、制限時間内に謎が解けたらゲームクリア。参加賞や景品などを用意すると、より全力で謎解きに取り組んでもらえるでしょう。

謎解きゲームは室内でも屋外でも実施でき、ターゲット層に合わせて出題する謎の難易度を調整したり、会場やそのエリアに関連する謎解きを出題したりといった工夫も可能です。親子でも楽しめる参加型イベントとして、地域活性化のイベントや商業施設内で開催するイベントとしても活用できるでしょう。

スタンプラリー

スタンプラリーは、会場内にいくつかのスタンプを設置し、参加者にスタンプを集めてもらうアクティビティです。その特性上、参加者は回遊しながら会場内に長く滞在することが見込めるため、商業施設や商店街、鉄道会社、観光地などのさまざまな機関が参加型イベントとして活用しています。

商業施設や商店街であれば、参加者の回遊ルート内にある各店舗への入店に繋げる、観光地であれば、各観光スポットを紹介しつつ近隣の店舗への入店を促す、などの販促効果が期待できるでしょう。

エリアを回ってスタンプを集めるというシンプルなアクティビティであり、親子で楽しめるイベントとしても人気があります。最近では、スマートフォンやQRコードなどを活用したデジタル化したスタンプラリーも普及しています。

宝探し

宝探しは、会場内にお宝を隠して参加者に探し集めてもらうアクティビティです。謎解きゲームやスタンプラリーと同様に、参加者は会場内を回遊しながら楽しんでもらうため、ある程度の滞在時間が生まれます。会場内にある店舗への入店に繋げたり、より多くの観光地へと誘導したりと、宝探しにはさまざまな活用方法があります

年齢や運動神経などに関係なく、子どもから大人まで気軽に楽しめるのが宝探しの大きな特徴です。参加賞として会場やそのイベントに関連したグッズなどを提供すれば、より効果的なイベントを開催できるでしょう

クイズ大会

クイズ大会は、自社製品やサービス、あるいは会場に関連したクイズを出題し、参加者に回答を当ててもらうアクティビティです。クイズの内容や難易度は自由に調整できるため、参加者のターゲット層やイベントの目的に合わせて設定できます。

参加者のなかで正答した数が多い人へ賞品を渡すなどの工夫もできるので、参加者も主体的にアクティビティを楽しんでもらえるようになります。クイズ大会は、親子で一緒に楽しめて、オリジナルな要素を加えられるアクティビティとして、さまざまな参加型イベントとして活用できるでしょう。

AR・VR体験

参加型イベントのなかでも特に最近勢いのあるイベントとして、IT技術を活用したAR・VR体験があります。

AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、現実世界に仮想の世界を付加する技術であり、スマートフォンやサングラスを介して現実世界を見ることで、デジタル情報が付加された世界を楽しむコンテンツのことを指します。

一方でVR(Virtual Reality:仮想現実)とは、仮想空間で疑似体験を楽しむ技術であり、主にゴーグルなどを装着して、仮想の現実であるデジタル世界を楽しむコンテンツです。ARとは違い、仮想現実のみで構成・完結するコンテンツをVRといいます。

どちらも近年注目を集めているIT技術であり、参加型イベントのコンテンツとしても高い人気があります。「AR・VR技術を気にはなっていたけれど、なかなか体験できる機会がなかった」といった方も多くいるので、高い集客効果が期待できるでしょう。

またAR・VRを通して自社サービスを体験してもらうことで、自社サービスや知名度の認知・向上に大きく繋がります。

ものつくり体験

ものつくり体験とは、その名の通り、イベントの参加者に実際に“もの”を作ってもらうアクティビティです。たとえば、アクセサリーやインテリアの小物、お菓子、手芸・工芸などは、短時間で簡単に作りやすく、ものつくりイベントとして人気があります。

また、自社製品を作る体験も人気があり、自社オリジナルなイベントとしても開催できます。イベントで作ったものは記念品として渡すことで、参加者の思い出に残るようなイベントとしても魅力的です。

記念撮影・フォトブース

若い世代を中心に、SNSに写真や動画の投稿が流行っていることから、記念撮影・フォトブースを設置した参加型イベントも高い人気があります。写真映え、動画映えするようなブースを会場内に設置して、参加者には自由に撮影してもらいます。

もちろん、撮影した写真や動画は参加者が自由に保存できるため、イベント参加の思い出として楽しんでもらうことができます。また、それらをSNSなどに投稿してもらうことで、間接的に企業のPRや知名度の向上にも効果が期待できるでしょう。

スポーツ・アクティビティ系

スポーツや運動系のアクティビティは、参加型イベントの王道コンテンツといえます。誰でも気軽に楽しめて、なおかつ大勢でも参加できるようなコンテンツは、参加型イベントとしても多く活用されています。

自社サービスとして運動系のアクティビティを提供している場合には、参加型イベントとして活用することで、知名度や認知度の向上にも効果が期待できるでしょう。

また、商業施設やテーマパーク、観光地などで開催する場合には、その会場に関連するようなアクティビティを選ぶと、参加者のイベント体験を通してさらなる理解促進に繋がります。

プログラミング体験

近年では小学校でもプログラミング学習が取り入れられており、世間的にも注目を集めています。そのため、プログラミングをイベントのコンテンツとして企画することは、自然と集客効果を見込めるといえるでしょう。

親子で一緒に参加できるイベントとして開催すれば、家族内のコミュニケーション促進やプログラミングの学習機会の創出にも繋がり、満足度の高いイベントが実施できます。

ワークショップ

ワークショップとひとことにいっても、いくつか種類があります。本項で紹介しているような、もの作りや学習系のコンテンツはもちろんのこと、参加者同士で交流したり、協力して何かを作り上げたりするようなコンテンツなど、さまざまです。

たとえば、ビジネスマンを対象として、交流促進やビジネスゲーム体験などを提供する参加型イベントがあります。講師が一方的に講演するのではなく、参加者一人ひとりが主体性を持って参加できる場を提供することで、ビジネススキルの醸成が期待できるでしょう。

参加型イベントを成功させるコツ

参加者が主体的に体験してもらえるのが参加型イベントの特徴ですが、単にイベントを開催しても思うような集客効果や新規顧客の獲得などは得られません。ここでは、参加型イベントを成功させるためのコツを解説します。

目的とターゲットを明確にする

参加型イベントを開催する目的と、そのターゲットは必ず明確にしましょう。目的とターゲットがしっかりと定まっていないままイベントを開催しても、期待するほどの集客や新規顧客の獲得、売り上げアップなどの効果は得られません。

期待するイベント効果を得るための最適な企画内容を考えるためにも、まずはイベントを開催する目的とそのターゲットをしっかりと決めましょう。

参加しやすい場所・日時にする

参加型イベントを開催する目的とターゲットが決まったら、イベントを開催する場所と日時を決めます。場所と日時はそれぞれ、ターゲット層の人たちが気軽に参加しやすいようなスケジュールで決めると、参加率を高められるでしょう。

ターゲットがビジネスマンであれば、そのエリアにある主要駅からアクセスのしやすい会場を選んだり、開催日を平日の夜にしたりすることで、仕事帰りでも参加しやすくなります。

またファミリー層をターゲットにするのであれば、週末の昼間の時間帯に開催したり、駐車場やショッピングモールなどが併設されている会場を選定したりすると、子どもを連れてでも気軽に参加できるため、多くの参加が見込めます。

魅力的な企画を取り入れる

せっかく参加型イベントを開催するのであれば、他社にはない魅力的な企画を取り入れることで、より多くの参加が見込めます。自社のサービスや商品、コンテンツなどをイベントに参加することで体験でき、そのままPRできるような工夫があると、自社オリジナルなイベントの開催へと繋がるでしょう。

参加することのベネフィットを伝える

参加型イベントを開催する際には、“イベントに参加することで、参加者はどのようなメリットを得られるのか”、いわゆる参加者のベネフィットを必ず訴求しましょう。たとえば、「最新のVRコンテンツを楽しめる」「今、若い世代に流行りの〇〇を体験できる」などが、ベネフィットにあたります。

ベネフィットは、イベントの目的やターゲット層の特性などから導き出すことができます。自社が開催したい目的と合わせて、参加者のベネフィットを的確に捉えて訴求できれば、より効果的なイベントの開催が可能です。

参加特典を用意する

イベントの参加者に参加特典を提供することで、参加満足度の向上に繋がります。イベントの参加特典としては、自社製品やその試供品、サービス券などがあげられるほか、記念写真を撮影して提供するなどの方法もあります。

イベントに参加してもらい、なおかつ参加特典としても自社の製品などを提供することで、さらなる新規顧客の獲得や売上アップに効果が期待できるでしょう。

最適な集客方法を選ぶ

参加型イベントを盛り上げるには集客は欠かせません。集客方法にはさまざまな方法がありますが、イベントのターゲットに合った集客方法を選びましょう。若い人向けのイベントであれば、SNSやインターネットを活用した集客方法が効果的です。

また親子向けのイベントであれば、SNSやインターネットの他に、ターゲット層が好む雑誌での広告掲載や、地区センターなどといった地域にある施設にポスターやパンフレットを置くなどの方法もあります。ターゲット層が、日々どのような生活を送っているのかを考えることで、最適な集客方法の立案へと繋がるでしょう。

イベント企画会社に任せる方法もある

参加型イベントは、開催することによる集客や販促効果は大きいですが、その分企画や準備に時間がかかってしまいます。加えて、参加型イベントの開催に不慣れな場合だと、より多くの時間や人員コストが発生してしまうこともあるでしょう。

そのようなときには、イベント企画会社に外注するのもひとつの方法です。自社のみの開催よりはコストがかかりますが、その分豊富なイベント実績を持つ会社に一から企画・運営などを任せられ、クオリティの高いイベントの開催ができます。

もし、イベントの企画がなかなか思うように進まなくてお困りの場合には、一度、イベント企画会社に相談してみてはいかがでしょうか。

イベントの企画・運営ならIKUSAにお任せ!

年間1,000軒以上のイベント開催実績を持つ株式会社IKUSAでは、イベントの企画から運営までを一貫してお任せできるサービス「懇親会・社内パーティープロデュース」を提供しています。

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「自社の経験や知識不足でイベントの企画立案ができない」「日々の業務が忙しくてイベントの準備にまで着手できない」「何から始めたらいいのかわからない」とお困りの方は、まずは無料で詳しい資料をお受け取りください。

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まとめ

参加型イベントとは、主に社外向けに開催される催し物のひとつであり、参加者に自社の製品やサービスを直接体験してもらえるイベントです。実際に製品やサービスを体験してもらうことで、自社の認知度向上が期待できます。

株式会社IKUSAでは、参加型イベントの企画から運営までを一貫して任せられるサービスを提供しており、他社にはない、ユニークで参加者全員が楽しめる企画を数多く用意しています。参加型イベントの企画や運営などでお困りの場合には、一度、お気軽にIKUSAまでお問い合わせください。

 

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