ファミリーデーを開催するメリットは？成功させるポイントやおすすめの企画を紹介

社員のモチベーション向上や交流促進に向けた取り組みのひとつとして、社員の家族を招いて開催するファミリーデーが注目を集めています。

今回は、ファミリーデーを開催するメリット、成功させるポイント、ファミリーデーにおすすめの企画10選をそれぞれ紹介します。

 

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ファミリーデーとは

ファミリーデーとは、企業や団体が実施する、社員の家族を招いて社内交流を図ることでワークライフバランスを推進する取り組みのことです。

かつては、東京都が平成22年からの3年間で集中的に取り組んだ「『少子化打破』緊急対策事業」における雇用分野の取り組みとして、ファミリーデーが推進されていました。

ファミリーデーを開催することで、家族単位での交流促進や関係性の向上につながるほか、社員にとっても家族に職場や仕事のことを知ってもらう機会として活用できます。

ファミリーデーを開催するメリット

企業がファミリーデーを開催することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ファミリーデーを開催するメリットを解説します。

社員のモチベーションアップ

ファミリーデーを開催することで、社員の家族に仕事や職場環境について知ってもらうきっかけになります。

仕事の楽しさや大変さ、やりがい、社会に対する貢献など、社員の生活を支える家族に自社のことを知ってもらうことは、仕事に対する社員のモチベーションアップにつながるでしょう。

企業価値の向上

ファミリーデーの開催は、自社の企業価値の向上につながります。社員だけではなく家族も一緒になって交流することで、家族に対して、社員のワークライフバランスに取り組んでいることをアピールできるでしょう。

さらに「自身の家族が素晴らしい企業で働いていること」を社員の家族に伝えられることで、自社製品に興味を持ってもらったり、さらなる企業価値の向上につながったりすることが期待できます。

社員と家族のコミュニケーション促進

社員とその家族とのコミュニケーション促進が図れる点も、ファミリーデーのメリットのひとつです。社員の家族に「どのような職場で働いているのか」「どのような仕事をしているのか」などと知ってもらうことは、家庭内での会話のきっかけにもなります。

ときに仕事が忙しくて帰宅が遅くなってしまい、家族との交流時間がとれないことも考えられますが、ファミリーデーとして家族内の交流機会を作ることで、さらなるコミュニケーションの促進が見込めるでしょう。

社員同士のコミュニケーション促進

ファミリーデーを開催することで、社員同士のコミュニケーションの促進にも効果が期待できます。家族間で、家庭や子どものことなどを相談するきっかけにもなるでしょう。

また、社員同士が「お互いに大切な家族がいる」ことを再認識することは、社員に対する見方が変わったり、仕事や生活について気にかけたりすることにもつながります。

職場内の働きやすさの改善

ファミリーデーを通じてお互いの家庭事情を知ってもらうことは、職場内の働きやすさの改善にも効果が期待できます。

たとえば、小さな子どもや高齢の家族と同居している場合、家族の急病で仕事を休まなければならないこともあるでしょう。そのようなときに、各々の社員の家族状況を理解してもらうことで、他のメンバーや職場からの理解を得られやすくなったり、より協力し合ったりするような職場環境への改善が期待できます。

ファミリーデーを成功させるポイント

ファミリーデーには、子どもや子育て中の家族も参加します。満足度の高いファミリーデーを開催するには、社内だけで開催する交流イベントとは異なるポイントを理解して企画することが大切です。

ここでは、ファミリーデーを成功させるポイントを解説します。

家族を持たない社員を巻き込む

社員のなかには、家族を持たない方もいるでしょう。ファミリーデーでは、家族を持つ社員だけを対象にするのではなく、家族を持たない社員も巻き込んで開催することが望ましいです。

たとえば、当日の運営スタッフや事務局として、家族を持たない社員に協力してもらうことで、「どのような企画や取り組みであれば、参加者や子ども達が喜んでもらえるのか」などと考えることは、自社についてのさらなる理解促進や考案力・創造力の向上につながります。

自社に対する理解を深めることは、日々の業務や営業・商談・プレゼンなどのシチュエーションでも役立ちます。家族を持たない社員も巻き込むことで、より魅力的なファミリーデーが開催できるでしょう。

子どもの安全に配慮する

社内だけで開催するイベントと大きく異なる点として、「子どもが参加する」ことがあげられます。親の付き添いで参加することにはなりますが、それでも子どもの安全には十分に配慮しましょう。

たとえば、自社オフィスでファミリーデーを開催する場合には、普段から使用している刃物や裁断機、シュレッダーなどの危険なものは、事前にオフィス裏へ避けておくと良いでしょう。危険なもの・場所を可能な限り避けておくことが、事故やトラブル防止につながります。

親が安心して参加できる環境を整える

子どもの安全はもちろんのこと、子育て中の家族も安心して参加できる環境を整えましょう。おむつ室、授乳室、多目的トイレなど、小さい子どもを連れている家族でも満足に参加できる環境を整えることで、親子そろって楽しくイベントに参加してもらえます。

事前に家族に対して「どのような設備があれば安心して参加できるか」と尋ねておくと、よりニーズに沿った会場設営ができるでしょう。

会場のセキュリティ対策を万全にする

特に、自社オフィスでファミリーデーを開催する場合には、会場のセキュリティ対策は万全にしましょう。オフィス内には、普段の業務で使用している顧客の情報、個人情報、機密情報などが保管されていることもあります。情報漏洩などのトラブル防止のためにも、イベントに関係のないものや資料は表には出さず、オフィス裏や机の中などに鍵をかけて保管しましょう。

また、万が一での不審者の侵入を防ぐためにも、オフィス出入口では厳重な警備や参加者の念入りな参加確認を行うことが望ましいです。

参加者全員が楽しめる企画を実施する

上述したように、ファミリーデーには、家族で参加する社員、家族を持たない社員、年齢層も大人から子どもまでと、さまざまな方が参加します。そのため、一部の人だけが楽しめるような企画ではなく、参加者全員が楽しめるような企画の実施が、参加満足度の高いファミリーデーの開催へとつながります。

もちろん、年齢層によって楽しめる企画内容は異なるため、ファミリーデーの会場内で年齢や人数、目的に合わせた複数の企画を実施するなどの工夫もおすすめです。

ファミリーデーのおすすめ企画10選

ここでは、ファミリーデーにおすすめ企画10選を紹介します。

1．BBQイベント

交流イベントとして定番のBBQは、ファミリーデーの企画としても盛り上がります。参加者で一緒にお肉を焼いたり、役割分担をして準備を進めたりと、子どもと一緒に楽しめるうえに、自然と会話や交流のきっかけにつながります。屋外の開放的な空間のなかで、美味しいお肉や会話を楽しめば、社員もその家族も素敵なひとときを過ごせるでしょう。

株式会社IKUSAでは、企業イベント向けに開発した出張BBQサービス「チームビルディングBBQ」を提供しています。美味しいお肉と一緒に、「お肉の重さ当てゲーム」や「カレー作りバトル」など参加者全員で楽しめる体験型アクティビティを実施できるのが特徴です。公園や施設などのBBQ会場や、自社の屋上・駐車場でもイベントを開催できます。

ただお肉を食べるだけではなく一味ちがった余興も楽しみたい場合には、ぜひチームビルディングBBQをご活用ください。

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2．テレビ番組風クイズ大会

参加者全員で楽しめるゲームは、ファミリーデーでも人気があります。なかでも、お茶の間でおなじみのクイズ番組風に仕立てた企画は、大人から子どもまで存分に楽しめるため、会場もさらに盛り上がるでしょう。

IKUSAでは、2種類のテレビ番組風クイズ大会企画を提供しています。どちらも、テレビ番組に出演しているような非日常な気分を味わえるのが魅力的です。イベントのニーズに応じてぜひご利用ください。

格付けバトル

お肉や絵画などいくつかのジャンルで出題される品物から、「一流」を選び当てるゲームです。テレビ番組のようなオリジナルのフリップで「A」「B」「C」を回答する瞬間は会場もひときわ盛り上がります。

食べたり飲んだり参加者が実際に体験して当てる要素が普通のクイズとは違うポイント。ケータリングなどお食事を食べながら気軽に楽しめるチーム対抗ゲームとして人気です。

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ゴチバトル

高級アラカルト料理を食べ、4品の合計金額を当てるゲームです。

プロのMCがゲームを盛り上げてくれるため、参加者や幹事さまは、美味しい料理を食べながら気軽にゲームを楽しんでもらえます。「おいしいね」と大人も子どもも笑顔で楽しめるゲームとしておすすめです。

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3．お祭りイベント

お祭りイベントは、ファミリーデーの企画としてもおすすめです。食べ物の屋台やヨーヨーすくい、輪投げ、的当てなど、子どもでもお祭り感覚で気軽に参加してもらえます。

景品にお菓子やおもちゃなどを用意しておくことで、子どももさらに喜んでくれるでしょう。

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4．企業・製品紹介

自社の事業や、取り扱っている製品についての紹介を行います。家族に対して自社について知ってもらうことは、仕事への理解にもつながることです。

また、社員の家族が自社製品やサービスのファンになってもらうことは、社員の仕事に対するモチベーションの向上にも役立ちます。自社で食品や日用品を取り扱っている場合には、実際にその場で食べたり、試してもらったりするのもおすすめです。

5．オフィスツアー・施設見学

自社オフィスでファミリーデーを開催する場合には、オフィスツアーを企画に取り入れてみてはいかがでしょうか。社員の家族に、社員の職場環境を知ってもらうことは、日々の会話のきっかけにもなります。

自社工場などを有している場合には、工場見学・施設見学などを実施すれば、職場理解や製品理解の促進にもつながるでしょう。

6．職場体験

主に社員の子どもに向けて、ファミリーデーで職場体験をしてもらいます。たとえば、製造業であればもの作りを、IT系の企業であればパソコン教室など、実務とつながりのある体験を子どもにしてもらうことで、職場や仕事のことを知ってもらうきっかけになります。

普段、親がどのような仕事をしているのかを知ることで、家庭内の会話のきっかけにもつながり、交流促進に効果が期待できるでしょう。

7．名刺交換・社員証交付（子ども）

子ども向けにオリジナル名刺を作り、社員と子どもとで名刺交換をしてもらいます。子どもへオリジナルの社員証を交付し、1日社員としてファミリーデーに参加してもらうことで、子どもにも仕事のことを知ってもらうきっかけになるでしょう。

また、社員の子ども同士の交流も促進できることで、今後の家族同士の交流にも効果が期待できます。

8．旅行・観光ツアー

ファミリーデーの開催時間に余裕がある場合には、旅行や観光ツアーの実施もおすすめです。参加者で一緒に楽しい時間を過ごすことで、交流やコミュニケーション、相互理解の促進につながります。

自社の施設見学に、ゲーム・アクティビティなどの企画を組み合わせるなど、イベントの目的に応じてスケジュールを組んでみるのもおすすめです。

9．ランチパーティー・食事会

参加者全員で食事を囲むことで、自然と会話や交流が広がります。宅配オードブルを利用すれば、自社オフィス内でも気軽に食事会を開催できます。イベントの開催時間に余裕があれば、食事と合わせて本項目で紹介した企画を実施することで、より充実したファミリーデーを開催できるでしょう。

IKUSAでは、企業イベント向けのオードブル手配サービス「ビジメシオードブル」を提供しています。イベント会場を彩る華やかなオードブル料理を、紙皿や割り箸などの消耗品とセットでお届けできるので、わざわざ幹事さまが準備に買い出しに行く必要はありません。

イベントのニーズに応じて、「1人前の小分け盛り」「大皿でのカップ個々盛り」に対応可能。ランチパーティーや食事会をご検討の場合には、ぜひビジメシオードブルをご利用ください。

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10．ゲーム・アクティビティ

企業紹介やランチパーティー、交流会などを合わせて、参加者全員が楽しめるゲーム・アクティビティを取り入れると、イベントもさらに盛り上がります。参加者が一緒になって体を動かしたり、頭を使ったりしてゲームを楽しむことで、自然とコミュニケーションも広がるでしょう。

IKUSAでは、交流イベントに活用できるさまざまなゲーム・アクティビティを提供していますが、今回は特に人気の高い2つの企画を紹介します。どちらも老若男女を問わず、大人数でも実施できるのが特徴的。イベントの企画でお困りの方は、ぜひ以下の企画もご検討ください。

チャンバラ合戦-戦IKUSA-

スポンジ製の刀と、「命」と呼ばれるボールを使った合戦型アクティビティです。刀を使って、相手の肩についたボールを切り落とし、先に相手チームを全滅させたチームが勝利となります。

刀は体に当たっても痛くなく、シンプルなルールで、大人も子どもも気軽に楽しめるのが特徴です。子ども同士で対決したり、親チーム対子どもチームで合戦をしたりすると、会場もさらに盛り上がります。

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謎解き脱出ゲーム

参加者自身が物語の主人公となり、与えられた謎を解いて、密閉された空間からの脱出を目指す謎解きゲームです。出題する謎はカスタマイズ可能であり、企業に関連した謎を出題したり、参加者に合わせて難易度を調整したりできます。

チームや家族で一緒になって謎解きに挑戦することで、自然と会話やコミュニケーションも広がります。頭を使いながら、大人から子どもまで楽しめる企画を探している場合には、謎解き脱出ゲームがおすすめです。

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まとめ

ファミリーデーを開催し、社員の家族に仕事や職場環境を知ってもらうことは、社員のモチベーションや企業価値の向上、社員同士、社員と家族との交流促進などにつながります。家族を持たない社員にも運営の協力をお願いし、参加者全員が楽しめる企画を実施することで、より参加満足度の高いイベントが開催できるでしょう。

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