更新日：2024.04.02

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【乾杯の挨拶】完全マニュアル│シチュエーション別に使える例文集

飲み会の場での「乾杯の挨拶」を任されたものの、「何を話せばいいのか」「面白いことをいわなければならないのか」と考えてしまう人もいるでしょう。飲み会を盛り上げるためにも、挨拶の一連の流れと、挨拶で気を付けるべきことを理解するのは大切です。

本記事では、乾杯の挨拶についての一般的な流れや気を付けたいこと、シチュエーション別に使える例文集を紹介します。

「乾杯の挨拶」の一般的な流れ

そもそも「乾杯の挨拶」では、どのような内容を話せばいいのでしょうか。ここでは、「乾杯の挨拶」の一般的な流れを解説します。

簡単な自己紹介

乾杯の挨拶でまず伝えなければいけないことは、「あなた自身がどのような人」なのかについてです。自身の名前や所属する部署・部門、飲み会の主役との関係性などを含めて、簡単に自己紹介をしましょう。ただし、長々と自身について話すのではなく、長くても30秒以内に収めるのが望ましいです。

主役に関連するエピソード・はなむけの言葉など

自己紹介の次に話すべき内容は、飲み会の目的や、主役に関連するエピソード、主役へ向けたはなむけの言葉などです。自己紹介と同様に、こちらも話す時間は長くても1分程度を目安にしましょう。

「乾杯」の発声

自己紹介、エピソードと続き、最後に「乾杯」の発声をして挨拶を締めます。このタイミングで参加者へ起立を促し、飲み物の入ったグラスを手に持つようにいいましょう。挨拶をする人の「乾杯」の発声に合わせて、参加者からも「乾杯」と発声してもらうことで、飲み会のスタートを勢いよく切ることができます。

乾杯の挨拶で気を付けたいこと

乾杯の挨拶を任されたら、なるべく手短に済ますよう意識することが大切です。ここでは、乾杯の挨拶で気を付けたいポイントについて見ていきましょうことをしっかりと抑えることが大切です。

自己紹介は簡潔に話す

乾杯の挨拶には“挨拶”とありますが、これは長々と自己紹介をする時間ではなく、飲み会を盛り上げるために必要な時間です。貴重な飲み会の時間を無駄にせず、参加者が気持ちよく飲み会を始められるためにも、自己紹介は簡潔に話すことが望ましいです。

挨拶の一連の流れは長過ぎないようにする

挨拶の一連の流れが終わらないと、参加者は食事に手を付けられず、飲み会を始められません。目の前に料理や飲み物があるのに長々と待たされてしまうと、せっかくの気分も下がってしまいます。自己紹介→エピソード→「乾杯」の発声の流れは、スムーズに行うようにしましょう。

乾杯の前には一拍を入れる

乾杯の発声時に、いきなり「乾杯」というのは避けましょう。乾杯の前に「皆さま、お手元のグラスをお持ちください。それでは、乾杯」というような一拍を挟むことで、参加者も準備ができ、皆で気持ちのよい「乾杯」を発声できます。

大きな声で発声する

飲み会を盛り上げるためにも、「乾杯」の発声は大きな声でハキハキといいましょう。緊張して中々大きな声が出そうにない場合には、事前に簡単な発声練習をしておくのがおすすめです。

棒読みしないように気を付ける

声量と同様に、緊張して挨拶が棒読みになると、飲み会の盛り上がりに欠けてしまうかもしれません。棒読みを避けるためにも、緊張しないようにリラックスをする、事前に何度か練習を重ねて準備をしておくことが大切です。

【懇親会】乾杯の挨拶の例文

懇親会における乾杯の挨拶の例文を紹介します。

フォーマルな場面

ただいまご紹介に預かりました、〇〇と申します。本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。先ほど無事に〇〇（総会、研修など）を終えることができましたこと、重ねてお礼申し上げます。
皆さまお忙しいところ、このように集まれる機会も中々ございませんので、ぜひ本日は懇親を深めていただければと思います。
それでは乾杯に移りたいと思います。皆さま、お手元にグラスをご用意ください。それでは皆さま、ご唱和ください。乾杯。

親しい仲間内での挨拶

皆さまお疲れ様です。〇〇でございます。本日はお集まりいただきありがとうございました。本日お集まりいただいた方の中には、まだ話されたことのない方もいらっしゃると思います。ぜひこの機会に懇親を深めて、楽しんでいただけたらと思います。
それでは皆さま、グラスを手に持ってください。それでは、乾杯。

【忘年会】乾杯の挨拶の例文

忘年会における乾杯の挨拶の例文を紹介します。

職場の忘年会

ご紹介に預かりました〇〇と申します。皆さま、一年間お疲れ様でございました。本年は何かと厳しい状況が続きましたが、目標である売上〇〇円を無事に達成できたことを嬉しく思います。来年も皆で力を合わせることで、どんな逆境でも乗り切れると信じています。
それでは乾杯の音頭に移りたいと思います。今年一年間の疲れを癒やし、来年へ向けて英気を養っていただければ幸いです。ぜひ時間の許す限りお楽しみください。それでは皆さま、乾杯。

社外の取引先との忘年会

〇〇会社の△△と申します。いつも大変お世話になっております。本日はお忙しい中でお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。本年は大変お世話になり、重ねてお礼申し上げます。
それでは乾杯の音頭を取らせていただきますので、皆さま、お手元にグラスのご用意をお願いいたします。□□会社様のますますのご活躍を祈念して、乾杯。

【新年会】乾杯の挨拶の例文

新年会における乾杯の挨拶の例文を紹介します。

職場の新年会

皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。今年は新規に〇〇事業に取り掛かるため、非常に大切な一年となると思います。皆さまのお力添えとともに、決意新たにして参りたいと思います。
それでは乾杯の音頭を取らせていただきます。皆さまご唱和ください。本年が我が社にとって良い年となるように祈念しまして、乾杯。

社外の取引先との新年会

皆さま、新年明けましておめでとうございます。〇〇会社の△△と申します。いつも大変お世話になっております。本日はこのような素晴らしい会にお招きいただき、誠にありがとうございます。
新年のスタートといたしまして、皆さまと共に杯を交わし、これまで以上に親睦を深めて参りたいと思います。それでは皆さま、お手元にグラスのご用意をお願いいたします。□□会社様のますますのご盛栄活躍を祈念して、乾杯。

【歓迎会】乾杯の挨拶の例文

歓迎会における乾杯の挨拶の例文を紹介します。

職場の歓迎会

皆さまお疲れ様です。只今紹介に預かりました、〇〇部署の△△と申します。まずは新入社員の皆さま、入社おめでとうございます。皆さまが弊社へ入社されるのを楽しみにしていました。
初めての仕事で慣れるのは大変だとは思いますが、1日でも早く職場に馴染んでいただき、皆さまの持つ力を存分に発揮していただければと思います。もし、分からないことがありましたら、遠慮なくいつでも声を掛けてください。
それでは、お手元のグラスをお持ちください。新入社員の皆さまの今後の活躍を祈念して、乾杯。

【送別会】乾杯の挨拶の例文

送別会における乾杯の挨拶の例文を紹介します。

職場の送別会（異動・転職）

只今ご紹介に預かりました、〇〇部の□□です。△△さん、これまで大変お世話になりました。日々の業務でお忙しい中でも熱心にご指導をくださり、本当にありがとうございました。
そんな△△さんが事業所を離れることは非常に残念ではありますが、きっと新天地でも大きなご活躍をされることと思います。それでは皆さま、△△さんのこれからのご活躍とご健勝を祈念いたしまして、乾杯。

職場の送別会（寿退職）

〇〇部の□□です。△△さん、この度はご結婚おめでとうございます。△△さんが職場を抜けるのはとても寂しいですが、末長いお幸せをお祈りいたします。素敵なご家庭を築いてください。
それでは皆さま、お手元のグラスをお持ちください。△△さんのお幸せを祈念いたしまして、乾杯。

職場の送別会（定年退職）

△△さん、ご定年おめでとうございます。△△さんの仕事に対する姿勢や数々の実績は、まさに憧れでした。今後はお身体に気をつけて、楽しい第2の人生を送られることをお祈りいたします。
それでは、僭越ながら、△△さんのこれまでのご活躍とご功績に敬意を表しまして、乾杯。

【結婚式・披露宴】乾杯の挨拶の例文

結婚式や披露宴における乾杯の挨拶の例文を紹介します。

職場関係の結婚式

ご紹介に預かりました、〇〇会社●●部の□□と申します。僭越ながら、乾杯の音頭をとらせていただきます。新郎の△△君とは、△△君が入社したときから同じ部署で働いておりますが、多くの苦難を乗り越え、今となっては会社に欠かせない存在となっております。
今後も末長く、▲▲さんと2人で力を合わせて素敵な家庭を築いてください。ご結婚おめでとうございます。それでは、お二人の末永い幸せとご両家、ご親族の繁栄をお祈りしまして、乾杯。

友人関係の結婚式

△△君、▲▲さん、この度はご結婚おめでとうございます。また、ご両家、ご親族の皆さまにおかれましても、心からお祝いを申し上げます。ご紹介に預かりました、新郎△△君の友人の□□と申します。
△△君とは高校時代からの付き合いであり、これまでたくさんの苦楽を共にしてきた△△君が、▲▲さんという素敵な女性と結ばれたことに、とても嬉しく思います。△△君、▲▲さんと幸せな家庭を築いてください。ご結婚おめでとうございます。
それでは、お二人の末永い幸せとご両家、ご親族の繁栄をお祈りしまして、乾杯。

【同窓会】乾杯の挨拶の例文

同窓会における乾杯の挨拶の例文を紹介します。

学校の同窓会

皆さんこんにちは。お久しぶりです、元〇〇高校3年1組の△△です。本日はお忙しいところ、〇〇高校同窓会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。こうして皆さまと久しぶりに再会できたことを、心から嬉しく思います。
本日は短い時間ではありますが、学生時代に戻ったように楽しみましょう。それでは、お手元にグラスをご用意いただき、皆さまとの再会を祝しまして、乾杯。

【オンライン飲み会】乾杯の挨拶の例文

オンライン飲み会における乾杯の挨拶の例文を紹介します。

社内のオンライン飲み会

皆さま、本日はお疲れ様です。〇〇部の△△です。今回は、部署内で初めてオンラインイベントを開催しましたが、楽しめているでしょうか。リモートワークの中ではありますが、こうして皆さまと顔を合わせてコミュニケーションできたことで、よりチームワークも深まったと感じています。
皆さま、お手元にお食事、お飲み物のご準備はできましたでしょうか。オンラインではありますが、ぜひこの機会に更なる親睦を深めていただけたらと思います。それではグラスをお持ちいただき、乾杯。

司会進行に不慣れな場合は外注する方法もある

ここまで、さまざまなシチュエーションにおける乾杯の挨拶の例文を紹介しましたが、そもそもイベントの開催や運営に不慣れな場合は、司会進行に高いハードルを感じてしまうこともあるでしょう。そのような場合には、イベントの企画から運営までを一貫して「イベント会社」へ外注する方法がおすすめです。

国内には、会社の規模から得意とするイベントの領域まで、さまざまなイベント会社がイベント企画・運営のサービスを提供しており、得意とするイベントの領域や対応可能な会社の規模などが会社によって異なります。

株式会社IKUSAでは食を基軸にした社内イベントの開催をサポートしており、当日の司会進行をはじめ、ゲームや企画などもおまかせできます。

例えば「格付けバトル」は、有名テレビ番組でおなじみの体験型クイズゲーム。俳句、絵画、紅茶、牛肉を題材として、見たり嗅いだり食べたりして「一流の品」を見極めて競います。必要な食材や当日の進行は全てまかせられるので、幹事の手間はありません。全員が楽しく参加できる上、凝った演出で飲み会ができるので会話が弾み、盛り上がります。

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まとめ

乾杯の挨拶には、その後の飲み会を盛り上げるための役目があります。乾杯の挨拶は簡潔に、ハキハキと話すようにしましょう。飲み会のスタートに勢いをつけることができ、満足度がの高い飲み会の実施に繋がります。乾杯の挨拶を任された際には、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてください。

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参考サイト

この記事を書いた人

りょう

都内在住。美容系メディアのコンテンツ制作をきっかけにライター活動をスタート。現在までにSDGs、HR領域、SNSマーケティング、外遊び、オンラインイベントなどの幅広いジャンルを執筆。読者の皆さまに寄り添えるような、わかりやすい文章を心がけています。

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